ズグロシロハラインコの特徴とは？必要なものや飼育方法も紹介

ズグロシロハラインコの適温は約18～28℃です。
もともと暖かい気候の地域にいた鳥なので暑さに強く寒さには弱いです。
寒いままにしておくとすぐに体調を崩すこともあるので注意しましょう。

日本の夏の暑さはエアコンなしでは耐えることができません。
夏はエアコンで28℃以下を保つようにしてください。冬はエアコンで部屋自体を暖めながらケージ内にペット用ヒーターを設置して温度管理が自分でできるようにしてあげましょう。

また、まだ幼い個体や調子を崩している個体はその都度様子を見ながら温度調節をしてあげてください。

一般的な中型インコ用のペレットや野菜を与えます。
ペレットは栄養バランスがいいので主食にぴったりです。

野菜や果物は副食として与えても大丈夫ですが、食べすぎると調子を崩すことがあるので様子を見ながら量を調節してください。
またネギやアボカドなど、与えると危険なものがあるので事前に調べておきましょう。

餌を与える頻度は基本的に1日1回です。体重などによって与える量が変わるので、パッケージの記載を確認して適切な量を与えます。
餌をしっかり食べているかよくチェックするようにしましょう。

水浴びと爪切りをしてあげましょう。
ズグロシロハラインコは水浴びを好む個体が多いです。

水浴びをする理由は羽の汚れを落とすためや体温調節、単に楽しいからだといわれています。
個体によってどのくらい水浴びが好きか変わるので、様子を見て頻度を決めましょう。
基本的には週に1回ですが、毎日やっても問題ありません。

また爪切りも重要なお世話の1つです。人間と同じように爪はどんどん伸びるので、定期的に爪を切らないとケージ内でひっかかったり自身を傷つける原因になってしまいます。
飼い始めで自信がない場合は、鳥を診てくれる動物病院で切ってもらうようにしましょう。

ここからはズグロシロハラインコの飼育に必要なものを紹介します。
色んなものをたくさん揃えなければいけないという訳ではありません。
おすすめの商品を選定しているので、グッズ選びの参考にしてみてください。

ズグロシロハラインコが中で動き回れるゆとりのあるサイズのものが必要です。
また平行移動をよくするので高さだけでなく底面積もあるケージが好ましいです。

一般的な鳥用ケージもいいですが、ここではうさぎに使われるケージをおすすめします。
高さもある程度あり横幅が広いので、ズグロシロハラインコが遊びやすいからです。
また天井におもちゃを吊り下げやすいところもポイントです。

広くてゆとりのあるケージであれば、仕事で留守にしている日中や、万一長時間留守にする場合に運動不足を解消できストレスなく過ごしてもらうことが可能です。

寒くなってから準備するのは遅いので早めに購入しておきましょう。
こちらの「暖突」という商品はケージの上部に設置するものです。
特にズグロシロハラインコのような大きなケージで飼育する場合にはぴったりの商品です。

暖突のメリットは火傷の心配がないことです。保温ランプなどは直接触れてしまうと危険ですが、暖突は表面の部分が不織布で赤外線を使って暖めるためその心配がありません。

もし暖突だけでも寒そうにしている場合は、ケージの下部にパネルヒーターを敷いてあげたり、ケージ自体を専用のカバーで覆ったりするなどの方法をとりましょう。