猫が冬に丸くなる・膝の上で丸くなる理由|寒い/温度/寝る
更新日:2024年09月18日
猫が冬に丸くなるのはなぜ?
寒がりだから丸くなる
猫が丸くなるというと、童謡(雪やこんこ)にある「猫はこたつで丸くなる」を連想する方もいらっしゃることでしょう。ここからもわかるように、猫は暖かいところが好み。犬のように、喜んで庭駆け回りとはいきません。
元々ペットとして飼われている猫の先祖は「リビアネコ」と言い、アフリカの砂漠に住んでいました。そのため、猫は寒さには強くありません。また、ペット化により、自然に対する適応力が薄くなったといわれています。
しかし、なかには厳寒の土地で育った猫の品種もあり、すべての猫が寒がりというわけではなく、庭駆け回る猫も存在します。
また、年齢や体質によっても多少寒さの違いがあります。若くて、筋肉のある猫は比較的寒さの中でも活発です。反対に、筋肉量が少ない高齢の猫は注意が必要です。
猫が寒がって丸くなるようなら、外出は控えたり室温を猫の好みに合わせながら対処してあげてください。
元々ペットとして飼われている猫の先祖は「リビアネコ」と言い、アフリカの砂漠に住んでいました。そのため、猫は寒さには強くありません。また、ペット化により、自然に対する適応力が薄くなったといわれています。
しかし、なかには厳寒の土地で育った猫の品種もあり、すべての猫が寒がりというわけではなく、庭駆け回る猫も存在します。
また、年齢や体質によっても多少寒さの違いがあります。若くて、筋肉のある猫は比較的寒さの中でも活発です。反対に、筋肉量が少ない高齢の猫は注意が必要です。
猫が寒がって丸くなるようなら、外出は控えたり室温を猫の好みに合わせながら対処してあげてください。
温度変化に敏感だから丸くなる
猫の体は非常に温度に敏感です。体全体が、快適か不快かを判断するセンサーになっています。また、皮膚で温度を測るだけでなく、鼻でも感じ取ることができ、猫にとって快適な温度の22度前後の場所を選び取ることができます。湿度は大体50~60%くらいです。
そして、寒くなると暖かい場所を求めます。さらにお腹の毛が薄いので、お腹を温めるために丸くなるそうです。このように、冬に猫が丸くなるのは、外気に触れる体の面積を減らし体温を溜め込もうとしているからです。
体調を崩さないように、暖房や毛布をかけてあげるなどして注意してあげてください。ちなみに、今はパソコンの普及により、パソコンの上に乗って動かない猫が多いのだそうです。確かに適度に熱を持ったパソコンは、猫にとってお腹も温められるお手軽な床暖房になります。飼い主にとっては少し迷惑のような気もしますが、愛らしい一面として受け入れてあげてください。
そして、寒くなると暖かい場所を求めます。さらにお腹の毛が薄いので、お腹を温めるために丸くなるそうです。このように、冬に猫が丸くなるのは、外気に触れる体の面積を減らし体温を溜め込もうとしているからです。
体調を崩さないように、暖房や毛布をかけてあげるなどして注意してあげてください。ちなみに、今はパソコンの普及により、パソコンの上に乗って動かない猫が多いのだそうです。確かに適度に熱を持ったパソコンは、猫にとってお腹も温められるお手軽な床暖房になります。飼い主にとっては少し迷惑のような気もしますが、愛らしい一面として受け入れてあげてください。
体が柔軟で丸くなれる
狩猟動物の猫は筋肉と関節が柔軟です。「猫背」は背中が丸くなることを言いますが、猫の背骨はとても柔らかく、丸くなるのも伸びたりするのも簡単にできます。また、グーンと猫が伸びをするポーズがよく見られることからわかるように、関節と関節はとても伸縮性に富んでいます。
寒いときに丸くなるのも、このような柔軟さが役立つのでしょう。
寒いときに丸くなるのも、このような柔軟さが役立つのでしょう。
丸くなって寝る
猫は「寝子(ねこ)」とも言われるほど、1日の大半を寝て過ごします。睡眠時間平均14時間くらい、子猫の場合は20時間ほどです。他の動物と比べても、長いのが特徴です。これは、獲物が来た時に集中してエネルギーを使うために体力を温存しているという説があります。
猫が昔、野生だったころ、岩の隙間や木の洞を安全な場所として寝ていました。また、狩猟動物なので獲物や外敵を見つけるために、見晴らしの良い木や崖の上にもいました。寝心地がよいことも重要で、いつも砂漠の乾燥した場所を寝床にしていたとされています。そのため、現在もこのような場所を寝床に選んでいます。
猫が快適と感じる寝場所は主に3つです。
①冬は暖かく夏に涼しい場所
②見晴らしがよく静かで安全な場所
③大好きな飼い主のそば
そのため、猫の寝姿には温度や警戒心が影響してきます。
猫が昔、野生だったころ、岩の隙間や木の洞を安全な場所として寝ていました。また、狩猟動物なので獲物や外敵を見つけるために、見晴らしの良い木や崖の上にもいました。寝心地がよいことも重要で、いつも砂漠の乾燥した場所を寝床にしていたとされています。そのため、現在もこのような場所を寝床に選んでいます。
猫が快適と感じる寝場所は主に3つです。
①冬は暖かく夏に涼しい場所
②見晴らしがよく静かで安全な場所
③大好きな飼い主のそば
そのため、猫の寝姿には温度や警戒心が影響してきます。
丸くなって寝る
気温が15度以下で低く、体温の熱を守るようにして寝ると丸くなります。また、警戒心が強いと丸くなるそうです。警戒心は、外敵から身を守るためのもので、とっさに体勢を構えられるようにしています。
寒そうで丸くなるのであれば、気をつけてあげてください。寝床は窓際や外気に接する壁の近くは避けた方が良さそうです。また、床も冷気があるので、床を寝床とするときは少し高くしてあげるだけでも暖かく眠れることでしょう。猫のベットもです。
部屋の寒暖差にも注意して、快適に過ごせるようにしてあげましょう。温度差で血圧の変化が起こるヒートショックの恐れがあります。特に高齢であったり健康に問題がなく夜に暖房を消す場合は、毛布などを用意してあげるとそこそこ暖をとれるとされています。
また、ファンヒーターなどの暖房器具を使う場合は、排気口に近づきすぎて火傷をしないようにフェンスを置くようにしてください。
寒そうで丸くなるのであれば、気をつけてあげてください。寝床は窓際や外気に接する壁の近くは避けた方が良さそうです。また、床も冷気があるので、床を寝床とするときは少し高くしてあげるだけでも暖かく眠れることでしょう。猫のベットもです。
部屋の寒暖差にも注意して、快適に過ごせるようにしてあげましょう。温度差で血圧の変化が起こるヒートショックの恐れがあります。特に高齢であったり健康に問題がなく夜に暖房を消す場合は、毛布などを用意してあげるとそこそこ暖をとれるとされています。
また、ファンヒーターなどの暖房器具を使う場合は、排気口に近づきすぎて火傷をしないようにフェンスを置くようにしてください。
横になって寝る
気温20度前後で快適、大体はリラックスできていますが、少しだけ警戒しています。危険があった時には体勢を構えられるように横に向いています。
仰向けで寝る
22度以上、お腹を出して放熱しています。警戒心なしでリラックス状態です。すぐに起き上がることができない状態なので、飼い主に完全に信頼をおいています。無防備でとても可愛らしい寝姿です。
なんだか人が寝ているようにも見えませんか。
なんだか人が寝ているようにも見えませんか。
猫が膝の上で丸くなるのはなぜ?
初回公開日:2017年12月10日
記載されている内容は2017年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。