挨拶？猫が鼻キスをしてくる4つの理由と鼻キスの仕方｜注意点も知ろう

いつもは頬ずりをしてきたり、ねこあしで揉むようにしてタッチしてくるのに、猫が鼻キスをしてくるとどうして顔にちゅっとしてくるのかなと感じることはありませんか。

猫が鼻キスをしてきた時、「可愛いな」と感じて抱きしめたくなる人は多いでしょう。そんな胸キュンする猫が鼻キスをしてくる4つの理由について取り上げてそれぞれ詳しくご紹介します。

猫が鼻キスをしてくる理由は、猫同士の挨拶だからです。他の猫に出会うと「初めまして」とまずは挨拶して、相手の反応を確かめます。

反応が良ければ鼻にキスして「今日はいい天気。一緒に遊ばない」と誘うために鼻キスをすることが多いです。

また、再会した猫に対して「やあ、久しぶり。元気だった」と近況を聞くために鼻キスをすることもあります。

情報収集するために猫が鼻キスをしてくる理由です。野良猫の場合、どこに行けば餌があるかと情報を得るために鼻キスをします。

家猫の場合は何じ頃に餌が貰えるのか飼い主に聞き出したい、今日は散歩に行くのかなと感じれば鼻キスをして聞き出すことが多いです。

この情報収集をする場合の鼻キスは、自分にとって楽しい、幸せを感じる情報を得たい時に可愛らしく寄って来て鼻キスをしてきます。

人とコミュニケーションをするために猫が鼻キスをしてくる理由です。「この人と楽しみたいな」と感じた猫は、「ねえ、何してるの。僕も仲間に入れて」と鼻キスをしてきます。

また、楽しい人の話を聞いて楽しみたいという時にも鼻ちゅーをして、「楽しい話をして」とお願いをすることも多いです。

楽しませてくれた人に対して、「僕もね、こんな楽しいことがあったの」と教えてあげたい時、はなつんして「聞いてよ」と鼻キスをしてくることもあります。

人へマーキングをするから猫が鼻キスをしてくる理由です。興味のある人に自分の匂いを付けることが人へマーキングをする理由です。

匂いを付けた猫は、「あなたは僕だけのものだよ」と伝えるためにマーキングをします。他の猫よりも独占したいほど自分のお気に入りの人には匂いを付けて、他の猫に匂いを付けられてとられないようにしたいと考えます。

猫が鼻キスをするときに鼻先が濡れている理由は、猫が人の匂いを嗅ぎ取るためです。鼻鏡という溝が猫の鼻の表面にあり、ここに器官から流れてきた分泌で鼻先が濡れます。

また、鼻中央から口にかけては上唇溝という溝があり、水分を蓄えるため濡れていて、匂いの分子を吸着する役目があります。

そのため、濡れている鼻により匂いの分子をしっかり嗅ぎ取る役割を発揮するために猫の鼻は常に濡れているのが理由です。

かわいい猫の鼻キスの仕方にはどのようなものがあるか知りたい人も多いのではないでしょうか。

では、クンクンやツンツン、ツンツンしてホッペにちゅ、こすりつけなど3つのかわいい猫の鼻キスの仕方をご紹介します。

クンクンやツンツンをしてくる鼻キスがあります。

自分の鼻で人間の鼻を軽くクンクンしてきて、相手の今の様子を感じ取ります。

そして、気持ちが落ち込んでいるなと感じれば鼻先でツンツンしてきて「元気を出して」との気持ちを伝えることが多いです。

鼻の匂いをクンクン嗅いだ猫は、鼻先でツンツンしてくるのは「ねえ、こっちを向いてよ」と好きな人に振り向いてくれるように促す気持ちがある時にもやってくることがあります。