どうして猫は走り回るの？猫の走り回る理由とその対処法をご紹介！

いきなりドタバタと走り回る猫に「どうしたの？」とびっくりしてしまったことのある飼い主さんも多いことでしょう。

なぜ、猫は急に走り回るのでしょうか？ここからは、猫が走り回る主な理由についてご紹介していきます。

猫が走り回る理由としてまず知っておきたいのが、猫はそもそも夜行性の生き物だからということです。

猫は夜中に最も活発になる夜行性であることから、夜が近づくと急に目がらんらんと輝いてハッスルしはじめます。

人間にとっては夜は寝る時間帯ですが、猫からすると元気がでる時間帯ですので、「さぁ遊ぶぞ」という気持ちか走り回るのでしょう。

ただ、賃貸にお住まいの場合は猫が夜中に走り回ると下の階の住民に迷惑をかけてしまうので、防音効果の優れたマットを床に敷くなどの騒音対策が必要です。

好奇心を刺激されたからというのも、猫が走り回る理由のひとつとして考えられるでしょう。

猫は素早く動くものや興味をひかれる匂いがするもの・人を目の前にすると、好奇心が刺激されて興奮状態になって走り回ることがよくあります。

たとえば、ねずみや虫などを見かけると「この生き物は何だ？」と興味をそそられると同時に狩猟本能を刺激され、走り回るだけでなくその生き物を捕まえようとさえするでしょう。

猫が走り回る理由のひとつとして、運動をしたいからということも挙げられるでしょう。

飼い主さんに十分に遊んでもらえず運動不足の状態に陥っている猫は、室内を走り回ることで自分なりに運動をしようとします。

このような場合は、飼い主さんがおもちゃなどを使って十分に遊んであげることが必要でしょう。

なお、たくさん遊んであげても、元気いっぱいで体力が有り余っている子猫の場合には走り回ることもよくあります。

ストレスを発散させたいからというのも、猫が走り回る理由のひとつとして考えられるでしょう。

飼い主さんにあまり構ってもらえなかったり、逆に構われすぎるなどしてストレスが溜まると、猫は走り回ることでストレスを発散させようとします。

私たち人間がストレス解消のために軽く散歩をするのと似ていると言えるでしょう。また、ペットホテルや動物病院から帰宅した直後に、このような理由から部屋中を走り回る猫も珍しくありません。

猫があまりにも走り回ると飼い主さんとしても落ち着かず心配になりますし、ご近所さんに迷惑になってしまうこともあります。

ここからは猫が走り回る時にしたい対処法についてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。

猫が走り回る際の対処法としてまず実践してもらいたいのが、時間を作って猫と遊ぶ習慣をつけるということです。

飼い主さんに構ってもらえない不満や遊んでもらえないことで生じる運動不足・ストレスなどが原因で走り回ることも多いので、これらの原因を解消するためには猫とちゃんと遊んであげることが必要になります。

忙しい時でも、意識して遊ぶ時間を作りましょう。

運動できる環境作りを行うというのも、猫が走り回る際にしたい対処法のひとつに数えられるでしょう。

運動がしにくい環境だと猫は運動不足を解消しようとして、特に活発になりやすい夜中に走り回ることがあるので、キャットタワーを設置するなどして、猫が運動しやすい環境を整えてあげてみてください。

ひとりで室内にいる時でも運動ができる環境さえ整えれば、猫が走り回ることも少なくなるはずです。