野良猫は普段は何を食べているのか？場所や食べ物を上げる際の注意点

野良猫が生ゴミを漁る姿を見る方も多いのではないでしょうか。ゴミ置き場にゴミが散乱する光景に迷惑と感じる方は様々な対策をしていることでしょう。

野良猫にとって生ゴミは1番の食料を確保する方法です。ゴミ出しの日は決まっているため、猫からすればその日時に合わせてその場所にくれば食料が手に入ると認識します。

人間にとってはゴミでも野良猫にとっては食べられる部分が多いため喜んで食べてしまいます。

ネズミや小鳥などの小動物、虫、生ゴミなどの人間の食べカス以外にも野良猫にとっては様々なものが食料になります。

魚が好きな猫は多いですが、野良猫は川で魚を捕まえて食べることがあります。体が濡れることは猫にとっては毛が張り付き不快感がありますが、食べ物を得るためには気にせず川に入ることがあります。

その他にも食べ物をくれる人間がいれば、時間と場所を覚えて毎日通うことでしょう。

野良猫を可愛そうに思い、食べ物をあげてしまう方も多いです。野良猫に食べ物を与えるのは自由ですが、それは他人に迷惑がかからないことが前提になります。

野良猫に食べ物を与える前に、他人に迷惑のかからない場所かを確認してから食べ物を与えるようにしましょう。

他人に迷惑がかかった場合、保健所に通報され、結局被害にあうのは野良猫です。

公共の場所は個人の場所ではなく、様々な方が使う場所です。人間は動物が好きな人ばかりではなく、動物が嫌いな人間にとっては見ることも嫌なものです。

また、猫をいじめる人間もいますので、猫にとっても公共の場所は安心できない危険な場所であるといえます。

迷惑がかかると、多くの目に触れる分、保健所にも通報されやすいので野良猫のためにも、公共の場で食べ物を与えるのは避けましょう。

野良猫に与えた食べ物の残りや食べかすを狙うのはカラスです。カラスは人間にも攻撃することもある危険な動物です。

その場に多く生息することで糞が多く落ち不潔になるなどの問題もあります。

また、古いごはんを食べて野良猫がおなかを壊してしまうこともありますので、残った食べ物はもちろんのこと、器も野良猫が食べ終わったら片付けましょう。

野良猫は食べ物が確保できると分かれば、毎日食べ物をもらうためにその場所へやって来ます。寝床もその場所の近くに探すことが多く、寝床が落ち着く安心な場所であれば繁殖もおこないます。

子供が産まれた場合、子供もつれて食べ物をもらいに来るのでその場所の猫の数がだんだんと増えていきます。

猫に食べ物を与えてその場所周辺で生活させるのであれば、子供が産まれないように、避妊手術や去勢手術をおこなう必要があります。

野良猫に餌を与えるのであれば、そこまで考えておこなう必要があります。

野良猫の生活は大変でつい手を差し伸べたくなりますが、野良猫は自分たちで食料や寝床を確保して生きることが出来ます。

食べ物を確保するため人間がくれることが分かれば喜んで食べますが、その後の面倒がみれるのか考えてから手を出すようにしましょう。

もし、野良猫に関わるのであればその猫の面倒をすべてみるくらいの覚悟でおこなうことが大切です。