猫の歯が抜ける理由とは？子猫・成猫の歯が抜けた時の対処法もご紹介！

急に飼い猫の歯が抜けてびっくりされた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は猫の歯の構造は人間と同じような構造になっています。歯の生え変わりも人間と同じで一度生え変わると終わりです。

そして、歯が抜ける原因も人と同じで歯の生え変わりまたは、病気で抜けるかどちらかです。どんな理由で歯が抜けたのかをしっかり理解する必要があるでしょう。今回は猫の歯が抜ける原因について紹介していきます。　

猫の歯が抜ける原因の一つ目として、「生え変わり時期」であるということが挙げられます。猫は生まれてから2週間くらいで歯が生えてきます。生後1か月くらいでだいたい生えそろってきます。

この時の歯が乳歯とよばれるものです。そしてこの歯は、生後3か月から7か月の間に生え変わってしまいます。生え変わりからだいたい一か月ほどですべての歯が永久歯へ変わります。人と比べると永久歯になる時期がすごく早いのが特徴です。

猫の歯が抜ける原因の二つ目として、「歯の病気」であることが挙げられます。生え変わりの時期はとっくに過ぎていてもう成猫なのに抜けることがあります。この場合は病気を疑ったほうがよろしいでしょう。

歯が抜ける原因として一番多く考えられる病気は「歯周病」です。3歳以上の猫の8割は歯周病になっていると考えられており思った以上に歯周病のリスクが潜んでいます。食べ物など小さいころから気を付ける必要があるでしょう。

初めて猫を飼われて初めての歯の生え変わりの時期、猫の歯が抜けた時どういう対応すればいいのか初めてだと戸惑ってしまう方がほとんどでしょう。猫の歯が抜けた時にすべき対処法を紹介していきます。

猫の歯が抜けた時にする方法・対処法の一つ目として、口臭対策をする必要があります。歯が抜け始めた時にまず対策する必要があるのが口臭対策です。

歯が抜け始め永久歯が生えてくると隣り合った乳歯との間に食べ物のカスがたまり歯垢ができてしまいます。この歯垢は口臭の原因となってしまいます。生え変わりの時期が終わると自然に口臭が消えることが多いですが注意していないと成猫になった時に歯周病にかかるリスクがあります。

猫の歯が抜けた時にする方法・対処法の二つ目として、よだれ対策が挙げられます。人間の赤ちゃんも歯の生え始めに「歯固め」というものを行いますがこれは猫も同じで歯の生え変わりには抜けそうな歯茎がむずかゆいために飼い主さんの手をぺろぺろ噛んだりすることが増えます。またよだれも増えるので下でぺろぺろとなめる姿をよく見かけるようになるでしょう。

猫を初めて飼う方、今から猫を飼いたいなと考えている方だと猫の歯の生え変わりの時期に少々戸惑ってしまうこともあるでしょう。そんなときのために猫の歯が抜けた時の応急処置を紹介いたします。

猫の歯が抜けた時の応急処置の一つ目として、幹部の歯茎を強めに圧迫するという方法があります。この時綿棒を使って圧迫すると良いでしょう。血が出なくなるまでしっかり圧迫するようにしてください。