ふわふわな猫の種類7つと飼う時の注意点｜種類ごとの特徴もご紹介

例えばくりくりとした大きな目であったり、可愛らしい鳴き声、マイペースな性格など、猫は魅力的な動物です。また、ふわふわとした毛並みの猫に憧れる方も少なくありません。

猫は、毛の長さも品種や個体によって異なりますが、ふわふわの猫にはどんな特徴があるのでしょうか。これからふわふわの猫を迎えたいという方のために、その魅力と注意点について紹介しましょう。

人の髪の毛でも柔らかい髪の毛のことを「猫っ毛」と呼びます。猫の毛に触るとふわふわとして手触りが良く気持ちがいいのは、猫の毛が細く軽いためです。

猫の毛は3種類に分かれており、下毛のオーンヘアの太さが0.025mm～0.04mm、最も奥にあるダウンヘアの太さが0.01mm～0.02mmしかなく、人の髪の毛に比べても半分程度の太さしかありません。

猫の毛は1つの毛穴から3種類の毛が生えています。2種類の毛が生えているダブルコートの猫もいますが、寒い地方出身の猫は、毛質の異なる3種類の被毛に守られおり、この3種類の被毛を持つ猫のことをトリプルコートと呼びます。

トリプルコートの猫は、寒さから身を守る必要があり、被毛の中に空気を多く含んでいるため、柔らかく手触りの良いふわふわの毛並みを楽しむことができます。

品種改良した猫にも長い毛の猫がいますが、特に寒冷地に住む猫には、毛が長いふわふわの猫が多くいます。これは、3種類の毛が密集して生えているためです。

シャム猫などの短毛種も柔らかな被毛を持っていますが、毛が短いため、ふわふわしているというよりは、光沢があるしっとりとした毛質です。

毛足の長いふわふわの猫は、見ているだけでも可愛らしく癒されます。「ふわふわの猫を飼ってみたい」という方は多いですが、短毛種の猫に比べてお手入れに手間がかかるということを覚えておきましょう。

特にトリプルコートの被毛は抜けやすく、衣類やカーペットにつきやすいうえ、一度付くとなかなか取り除けません。そこで次に、ふわふわの猫を飼育するにあたっての注意点を紹介します。