Search

検索したいワードを入力してください

キムリックの生態とは?キムリックの特徴や性格を徹底解説!

更新日:2024年01月06日

キムリックはモフモフな見た目の猫で、猫好きであれば気になるのは当然です。しかしキムリックの名前は聞いたことがあっても、ほとんど見かけないので、どんな猫かハッキリしません。そこでキムリックの生態や、特徴と性格について取り上げます。

キムリックの生態とは?キムリックの特徴や性格を徹底解説!

キムリックとは?

キムリックはカナダ原産の猫種で、マンクスを品種改良して誕生しました。長毛になっていることから、「ロングヘアーマンクス」とも呼ばれています。

先祖は諸説あるものの、マン島にて世界の船乗りが持ち寄った猫が住み着いたものと言われています。

キムリックが世間で認められるようになったのは、1960年代に入ってからのことです。最近になって認められた理由は、希少種だからでしょう。

長毛種が生まれる確率は、わずか25%です。親同士が長毛種でも、必ず長毛種の子供が生まれる保証はありません。

キムリックの特徴

キムリックの特徴は、他の猫種と比べると極端に尻尾が短くなっていることです。

尻尾が短い仔が「スタンピー」で、長くなっている仔は「ロンギー」と呼ばれています。ちなみに完全に尻尾がない「ランピー」もおり、1番です。

被毛はセミロングで、全体的にモフモフ感は強めとなっています。

なお体格は体重3.2kg~6.0kgと、他の猫と大差はありません。寿命は10歳~13歳と短くはなっていますが、大切に育てれば長生きしてくれるでしょう。

犬のような猫で有名?キムリックの性格とは

キムリックの性格は他の猫と同じく、警戒心はかなり強いです。一方で、飼い主に対して忠実という、犬みたいな性格も持ち合わせています。

警戒心がかなり強いため、飼い始め当初は苦労することもあるでしょう。人間の様子を観察することもありますが、観察するのは警戒心の現れです。

でも信頼を得ると、飼い主に従ってくれます。猫の信頼を得るにはじっくりと時間をかけて、優しく接してあげて下さい。

犬のような猫で有名?キムリックの性格とは

  • 用心深く引っ込み思案
  • 賢い
  • 忠誠心に厚く愛情深い
  • 自立心がある

用心深く引っ込み思案

キムリックの性格は引っ込み思案で、飼い主以外の人に懐くことはほとんどありません。超がつくほどの人見知りです。

猫は基本的に、人に甘えることはないと言われています。キムリックの元になったとされているマンクスに至っては、神経質で懐かない性格で有名です。

しかしキムリックは、心を許した相手に懐くことがあります。性格もとても穏やかで、前に前に出ることもしません。

日本ではあまり見かけない品種ではあるものの、猫を始めて飼うというのなら、品種と言えるでしょう。

賢い

キムリックはとても賢い猫で、飼い主の動作を見て学習する能力があります。

飼い主がキムリックの目の前でドアを開け閉めすると、自然に覚えるようになるでしょう。人間のようにドアを自由自在にコントロールして、自分の行きたい場所へと行きます。

しかしドアの開け閉めを覚えてしまうと、来て欲しくない場所に来る場合もあるので要注意です。

でもロックをかけるなどの対策をすれば、問題ありません。また来て欲しくない場所に足を踏み入れた場合、きっちりと叱れば大丈夫です。

忠誠心に厚く愛情深い

キムリックは自分が認めた人に対しては、忠誠心に厚く愛情深く接してくれます。

例えば飼い主に危険が及んでいた場合、真っ先に飛び込んで助けてくれるでしょう。正に、ヒーローを絵に描いたような猫です。

ただしヒーロー猫になるのは、あくまでも自分が認めた人のみです。認めた人以外が目の前で危険な目に遭っていたとしても、素知らぬ振りをされてしまいます。

キムリックに認めてもらうには、愛情を持って優しく接することでしょう。しっかりとお世話をすれば、いつかは認めてもらえるはずです。

自立心がある

キムリックは頭の回転がとても早く、今自分が何をすべきかを熟知しています。そして誰の手を借りることもなく実行するので、自立心が高い猫と言えるでしょう。

基本的には犬に似た性格をしているものの、犬に似ているからとは言え、甘えん坊という訳ではありません。

見方を換えれば、飼い主に対して頼っていいかどうかのタイミングを見定めているとも言えます。だから認めた飼い主であっても、無駄に甘えることはしません。

キムリックは大人な性格をした猫です。

キムリックの飼い方

次のページ:キムリックの特徴と性格を知って仲良くなろう

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related