茶色の猫の種類とは？オスとメスの性格の比較や飼い方を紹介！

茶トラとは明るめのブラウンの被毛にオレンジ色の縞模様が入った猫の柄のことです。

茶トラとはあくまでも猫の模様のことで、茶トラという種類の猫がいるわけではありません。上の写真の猫のような模様を持つ猫を総称して茶トラと呼びます。

茶トラは濃いオレンジ色の縞模様が特徴の猫です。

茶トラと似た呼ばれ方をする猫としてキジトラ、サバトラなどがあります。「トラ」とついている猫には茶トラと同じように縞模様が入っていることが特徴です。そして、このような縞模様のことを「マッカレルタビー」と呼びます。

茶色の猫の性格や歴史を紹介します。

茶色の猫はキジトラの突然変異により誕生しました。

猫はもともとキジトラと呼ばれる模様しか存在していませんでした。しかし、トルコ付近で毛色が突然変異を起こしたことがきっかけとなり茶色の猫が誕生しました。

日本に入ってきたのは江戸時代以降という説が有力であり、日本に生息している猫としては比較的新しい猫です。個体数が多いため町の中で目にしたことがある方は多いでしょう。

一般的に茶色の猫は大きい猫が多いと言われています。

それには、3つの理由があります。1つ目は茶色の猫の約8割がオスであるということです。2つ目は去勢していることです。3つ目は運動量が少なくなりがちということです。

それぞれご説明します。

茶色の猫は約8割がオスになるとされています。

猫の毛色には遺伝子が関係しています。猫の毛色が茶色になるように遺伝するとオスになる確率が高くなります。

猫に限らず動物はオスのほうがメスより大きいことが多いです。茶色の猫は遺伝の関係でオスが多くなります。つまり、見かける茶色の猫はオスであることが多くなります。このため、見かけた茶色の猫が他の猫よりも大きいことが多く茶色の猫は大きいという印象になります。

猫は去勢をしていると、太りやすくなります。

茶色の猫に限らず、猫は去勢をすることで太りやすい体質になります。理由は、去勢を行うことで体内のホルモンバランスが変化するためです。

このため、去勢後は食事に注意した方が良いでしょう。低資質で高たんぱくな食事を与えると肥満の予防につながります。

さまざまなタイプの餌が販売されているので、猫に合った餌を与えましょう。

やんちゃな一面んもありますが、温厚な性格をしているため運動量が少なくなりがちです。

また、甘えん坊な面もあり飼い主におやつや餌をおねだりすることもあります。かわいさに負けておやつを多く上げてしまうこともあるでしょう。

しかし、運動量が少ないと人と同じで肥満になってしまいます。より健康で長生きするために飼い主が食事の調節をしましょう。