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2017年11月18日

猫が頭突きと噛む行為をしてくる理由|気持ち/起こす/激しい

猫が頭突きをしてくる時には、猫がどんな気持ちでその行動を取るのか、きちんと理解していないと猫と気持ちがすれ違ってしまうことにもなりかねません。そこで今回は、猫が頭突きをする理由と共に、猫が頭突きをした時の対処法について、詳しくご紹介します。

猫が頭突きと噛む行為をしてくる理由|気持ち/起こす/激しい

猫の頭突きとはどんなもの?

猫と一緒に暮らしていると、色々な行動で飼い主にアピールしてきます。なぜそんなことをしてくるのかな、と思うような行動をすることもあります。その一つが、頭突きではないでしょうか。

猫は、猫同士でも頭突きをしますが、人に飼われている飼い猫は、飼い主に対しても同じように頭突きをしてきます。猫同士なら頭を軽くぶつけ合い、挨拶をしているようにも見えますが、人間に対しては体当たりをするように頭をぶつけてきたり、そのまま体をすり寄せたり、時には噛みついたりとバリエーション豊かです。

頭突きとそれに伴う行動には、どのような意味が込められているのか、猫の気持ちと共に詳しくご紹介します。

猫が頭突きと噛む行為をしてくる理由

猫が頭突きをしてくる、また噛んでくるといった行動には、ちゃんと理由があります。さらに
、頭突きと噛む行動はセットになっていることが多く、甘噛みの時や強く噛んでくるといった違いがあります。猫が何を要求しているのか、その行動から読み取り、適切な対応をすることで猫との信頼関係が深まります。

普段きちんと猫と接していれば、噛んでも甘噛みの場合がほとんどですが、要求を受け入れられなかった時や間違った対応をすると、噛みついたり引っ掻いたりといったストレスの行動につながることがありますので、注意しましょう。

愛情表現

野良猫でも、敵ではないと判断すると頭突きをします。家で飼われている猫でも同じように頭突きをしますが、猫同士の頭突きと同じように、相手に対して愛情を持っているからこその行動です。

また、相手を異性と判断して、求愛行動をする時にも頭突きをすることがあります。避妊や去勢をしている猫の場合は、飼い主に求愛行動をすることがあります。一緒に暮らしている犬や他のペットに対しても、頭突きをするのは同じく求愛行動ですが、理解してしているわけではなく、愛情表現であることがほとんどです。

所有物に対するマーキング

猫は、自分の臭いを擦り付けることで、縄張りの主張や自分の所有物であることを他の猫に知らせます。これは、家で飼っている猫にも同じように見られる行動です。

猫の顔、額やほお、あごなどには分泌腺があり、ここからホルモンを出して、物や相手に臭いを付けるマーキングをする際に頭突きをします。自分の縄張りにあるものに対して「自分のもの」とアピールをすると同時に、自分の臭いが付いているものは安心できることからしている行動です。

挨拶

飼い主や家族以外の人間に対し、頭突きをすることもあります。飼い主が警戒していない相手なら、自分にとっても安全だと判断して、親しみを込めた挨拶代わりに頭突きをすることがあります。野良猫などの場合は、相手が自分よりも優位にある場合にする挨拶として、頭突きをすることがあります。

また、猫が相手を飼い主として認めた時の挨拶として、頭突きをすることもあります。

要求がある時

ご飯が欲しい、構って欲しい、そういった要求がある時に猫は頭突きをしてきます。忙しくてなかなか構ってあげられない時やまだ遊び足りない時、もらったご飯では足りない時など、自分の方に目を向けさせ、要求を受け入れさせようとするのが、頭突きの行動につながります。

撫でて欲しい

撫でて欲しい時や体をマッサージして欲しい、かゆいところがある時など、頭突きで要求してくることがあります。頭を撫でられて気持ちよかった記憶があると「ここ、ここ」と頭突きで場所を指し示します。

頭突きのパターン

猫の頭突きにも、色々なパターンがあります。猫によっても、その行動には違いがありますが、よく見られる頭突きのパターンと、その行動の理由について詳しくご紹介します。

ゴツゴツと頭をぶつける

強い力で何度もゴツゴツと頭突きをしてくる場合、何かを要求していることがほとんどです。朝枕元にやってきて頭突きをする場合は「早く起きて」「ご飯をちょうだい」といった要求、外出先から帰ってきた時に強く頭突きをする場合は「早く遊んで」「構って」といった要求をしています。

飼い主のことを信頼し、愛情を持っていることから、強引に頭突きで自分の欲求を満たそうとするパターンです。

頭突きをして体をすり寄せる

頭突きとセットですることが多いのが、体のすり寄せです。これは、飼い主と長時間離れていた時や寂しい思い、不安な思いを持っている時などに見られます。体を擦り付けることで、自分の所有物だというアピールをし、同時に甘えている行動といえます。

フミフミしながら頭突き

フミフミしながらの頭突きをしてくる場合、多くは目を細めたり眠そうな、また気持ちの良さそうな表情をしていることが多くあります。これは、安心しきっている状態で、母親に甘えていた子猫の頃と同じような行動です。飼い主に対して、愛情表現をしている頭突きです。「頭や体を撫でて」といったアピールが込められていることもあります。

猫が頭突きをしつこくしてくる理由

猫は、気まぐれなことが多く、すり寄ってきたり頭突きをしてきていたのに、気がつくといない、ということもよくあります。ただし、しつこく何度も頭突きを繰り返す場合には、適切な対応をしないと、激しく噛みつかれたりといった行動につながることもあるので、よく観察して対処するようにしましょう。

自分の所有物に対するサイン

家の中で飼っている猫の場合、飼い主が仕事で日中いない、また旅行などで数日留守にした時などに、繰り返し頭突きをしてくることがあります。その理由として挙げられるのは「自分の縄張りのものではない臭いがする」ためです。

相手が飼い主であることは分かっているのですが、自分の縄張りとは違う臭いになっているので、自分の所有物であることを額にある分泌腺のホルモンを擦りつけて同じ臭いにし、自分を安心させようとする行動です。

構って欲しいのサイン

飼い主の気持ちを自分の方に向けたい時、関心を引きたい時にも猫は頭突きをします。飼い主が他のことに集中している時など「そんなものより私を見て」とアピールする時の行動です。家の中で飼われている猫は、精神的に成長することがほとんどないので、子猫と同じように飼い主を母猫の気を引くように頭突きをして、自分の方に目を向けさせようとします。

猫の頭突きはエサを欲しがっているのかも?

猫の頭突きは、何かを要求する時にも見られます。朝起きた時に枕元でしつこく頭突きをするのは、エサを欲しがっているサインであることがほとんどです。また、エサをもらっても足りない時にも頭突きでアピールすることがあります。

ただし、せがまれる度に際限なくエサやおやつをあげていると、猫は「頭突きをすればエサをくれる」と覚えてしまい、欲求が通らないと噛みつくなどといった行動に発展することがあります。猫の肥満を防ぐためにも、エサの要求の頭突きの時には、関心を逸らす工夫も必要です。

猫が頭突きしている時の気持ち

猫は、野良猫でも飼い猫でもマイペースなことがほとんどで、自由気ままに過ごしています。こちらが撫でたい、触りたい、とおもっていても、無理に触ろうとすると毛を逆立てて怒られることの方が多いのではないでしょうか。

そんな猫が自分から頭突きをしてくるのは、気まぐれな猫からの愛情表現です。飼い主のことを受け入れた、自分の味方、敵ではない、と判断したからこそ初めてしてくる行動です。

しかし、そういった猫からのサインを受け止め損ねてしまうと、猫の方は諦めてしまいます。人間の方からの都合のいいサインは、頑なに拒否する猫になってしまうでしょう。猫が頭突きをしてきたら、猫と仲良くなるきっかけが来た、とすぐに応えてあげることが必要です。

飼い主と認めた時のサイン

猫を初めて飼い始めた、また別の人から譲ってもらって飼うことになったなど、猫との生活が始まるきっかけは色々なパターンがあります。

猫は、ほんの小さな子猫であれば別ですが、見知らぬ場所に連れてこられた場合、慣れるまで時間がかかります。お乳をくれる母親は無条件に付いていきますが、人間に慣れ、自分の居場所を認めるまでは臭いを嗅いだり、自分の臭いを擦りつけたりといったことを繰り返します。そんな猫が人間に対してする頭突きは、リラックスしている気持ちの現れです。

欲求不満がたまっている時のサイン

信頼関係がある程度築けている猫の場合、頭突きをするのは構って欲しい、自分の方に関心を持ってもらいたい気持ちが強いことが考えられます。

猫は集中力が長く続かないので、短時間であってもしっかり遊んでもらった、構ってもらった、と思えばそれで気持ちが落ち着きます。猫が頭突きをしてきたら、今していることの手を止めて、相手をしてあげましょう。

猫が激しい頭突きをしてくる理由

猫が繰り返し頭突きをしてくる、構っても諦めてくれないなど、ずっと相手にしているわけにもいかず、困ってしまうようなしつこい頭突きをしてくることがあります。遊んだり体を撫でたり、エサをあげたりと色々な解決方法を試してみても、頭突きを止めない場合はそれ以外の理由が考えられます。

発情期のサインかも

猫の頭突きは、飼い主のことを異性とおもって求愛行動をしている場合にも、頻繁に繰り返されます。避妊や去勢をしていない場合、マーキングを部屋中にする、大きな声で夜中に鳴き声を上げる、外に出ようとするといった問題行動を伴います。こういった行動を防ぐためにも、避妊や去勢の手術は早めにおこなっておくといいでしょう。

自然のままにさせたい、という考え方もありますが、発情期を迎えた猫は攻撃的になり、家族以外の人に怪我をさせてしまうこともあります。人間と違い、猫はたくさんの子供を産みますので、猫の体の負担も考えて対処することが必要です。

対応が不十分だった場合

飼い主の方で十分に構った、と切り上げてしまった場合、猫の方では欲求不満が解消されていないため、頭突きがさらに激しくなることがあります。

ストレスがたまると、頭突きがしつこくなることに加え、攻撃的になることもあります。どうしても構ってあげられない時には、話しかけて言葉でそれを伝えてみましょう。そして、構ってあげられる時には、猫の気が済むまで付き合うといっためりはりも大切です。

猫が頭突きしてくるのは嫌われているから?

人間同士の頭突きと同じように考え「もしかして猫に嫌われているのかも」と思い込んでいないでしょうか。猫は、人間と同じような行動をするわけではないので、人間に当てはめて考えるのは間違いです。

ただし、猫には猫なりの受け止め方がありますので、頭突きをする時にきちんと対応してくれないと、諦めてしまったり距離を取る猫もいます。基本的に、猫の頭突きは相手に対する愛情表現なので、心配しすぎないようにしましょう。

嫌われている時のサインとは違う

猫が相手を信用していない場合、また嫌う場合の行動は、相手と距離を取る行動に表れます。人間に叩かれたり怒鳴られたなど恐怖の記憶があると、猫は人間からなるべく遠ざかろうとします。

さらに、人間が近づくと威嚇をして鳴き声を上げますが、これは恐怖から来る行動です。猫は嫌いな相手に対しては絶対に近寄らないので、頭突きなど接触しようとする行動は、距離を縮めたい、甘えたいという気持ちに他なりません。

猫が頭突きをしてくる時に、大きな声を上げたり、叱ったり、また喜び勇んでオーバーな行動に出たりすると、猫は怯えて逃げてしまいます。猫が出しているサインを見誤らないようにしましょう。

猫のしつこい頭突きの対処法

猫の愛情表現とはいっても、夜中や朝早くなど、ゆっくり寝ていたいのに頭突きがしつこいと言いたくなくても叱りたくなってしまいます。この場合には、どのように対処すればいいのでしょうか。

子猫の場合は、遊んで欲しい気持ちが強く、またじっとしていられないため、頭突きも激しくしつこく繰り返すことが多くあります。この場合、猫が一人でも遊んでいられるように、自動で動くおもちゃなどを用意しておくといいでしょう。

エサの要求の場合は、用意をしてから寝直すといった対策を採るといいでしょう。猫だから言葉が通じないと思いがちですが、繰り返し根気よく「また後でね」と言い聞かせることも有効です。ただし「後で」といった以上、必ず後でしっかり遊んであげることも忘れないようにしましょう。

猫の頭突きと上手に付き合おう

マイペースでなかなか自分からは近づいては来てくれない猫が、頭突きをしてくるのは相手のことを信頼し、愛情を持ってくれていることのサインです。そのサインを見逃さず、頭やのどを撫でてあげると、猫も「頭突きをすれば応えてくれる」と判断してくれます。

ただし、何か作業をしている時に、手が空かないからといって自分の手や足をおもちゃ代わりにするのはやめましょう。子猫の場合、手や足をおもちゃにしていいと判断してしまうと、大人猫になっても本気で噛みつくクセがついてしまいます。

遊ぶ時や撫でる時には、きちんと猫と向き合いしっかり時間を取って、猫が満足するまで構ってあげるようにしましょう。
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