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白い猫の性格や特徴とは?猫種や性別によって異なる性格・特徴

更新日:2023年12月09日

日本では縁起が良いといわれる白い猫。その美しさはとても魅力的です。白い猫の特徴や性格をオスとメス、また品種別にご紹介します。飼う時のポイントも解説しますので、白猫を飼い始めた方やこれから飼いたいという方は、ぜひチェックしてみましょう。

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白い猫ってどんな猫?

猫の毛色にはさまざまな種類があります。白・黒・灰・茶・クリームなどの単色から、キジトラ・茶トラ・サバトラ・三毛など混合色まで、すべて合わせると30種類以上はあります。

その中から、本稿では白い猫の特徴や性格についてご紹介します。

白い毛が特徴的

全身の大半が真っ白な被毛に覆われた猫のことを白猫といいます。白い毛色をもつ白猫は、とても美しく魅力的な見た目をしています。

日本では、昔から白い猫は縁起がいいとされていて、招き猫もほとんどが白い猫です。縁起がいいという理由で好んで白い猫を飼う人もいます。

このように、見た目と縁起の良さから白い猫はとてもがあります。

神経質で怒りっぽい

白い猫は神経質で怒りっぽい性格が多いといわれています。

自然界では、白い色はとても目立ちます。そのため敵から襲われる危険性が高く、つねに気を張っておかなければならないことから、警戒心が強くなりがちです。

警戒心が強いため、自分のテリトリーが侵されそうになると怒ります。人見知りする部分もあり、知らない人にはあまり懐かない場合もあります。

白い猫は2種類いる

遺伝学に基づいて見てみると、この地球上には2種類の白い猫が存在します。

1つは、色素を全く持たずに生まれる突然変異のアルビノです。猫に限らずさまざまな動物に存在します。

もう1つは、遺伝性の白猫です。親や先祖の中に『白色遺伝子』という優性遺伝子を、あるいは『白斑遺伝子』という遺伝子を保有している猫がいると、全身が白一色の猫に生まれる可能性があります。

オスとメスで性格が違う

猫の品種にもよりますが、オスの白い猫とメスの白い猫とでは性格に違いがあります。

オスは、のんびり気ままな性格で、人懐っこく社交的な傾向にあります。また、マイペースな部分があるので甘えたい時に甘えます。あまり構ってほしくない時に構いすぎると、猫がストレスを感じてしまうことがあります。

メスは、警戒心が強く人見知りすることがあります。飼い主さんには懐きますが、ほかの人には敵意を見せることもあります。飼い主さんに対してもベッタリ甘えるのではなく、程よい距離感を保つツンデレの性格をしています。

白い猫にはオッドアイが多い

オッドアイとは、瞳の虹彩が左右で異なる状態で、一言でいうと『目の色が左右で違うこと』を指します。

オッドアイは希少性のある遺伝子変異です。白い猫にはこのオッドアイが多いと言われています。

白い猫が持つ『白色遺伝子』には、メラニン色素という色素細胞を抑制する力があり、色素細胞の少ない白い猫には真っ白な毛が生えてきます。

同じように色素細胞が少ないことによって瞳の色が青くなることがあります。

何らかの理由で、片目だけにこの色素欠乏が起こった状態をオッドアイと呼びます。

種類別!白い猫の特徴と性格

白い猫は、大きく分けて2つのタイプあります。被毛が短い短毛種と、被毛がふわふわで長い長毛種です。それぞれのタイプで特徴や性格が違うことがあります。

代表的な白い猫の特徴と性格を、4種類の猫でご紹介します。

1.カオマニー

カオマニーは、タイ原産の短毛種の白い猫です。『白い宝石』という意味があります。すべてが白い猫というわけではないですが、多くのカオマニーが白い猫といわれています。

古代のタイでは王族しか飼うことのできない猫でした。そのため、国外にはほとんど知られていませんでしたが、2015年に世界公認となりました。
カオマニー
販売価格20万円前後~
飼育費用年間8万円前後~
平均寿命10~12歳前後
飼育環境室内飼い
飼育難易度飼いやすい

カオマニーの特徴

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初回公開日:2019年08月19日

記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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