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ボブキャットはペットとして飼育できる?実物に会える場所も紹介

更新日:2024年07月18日

ボブキャットを日本でペットとして飼えるのでしょうか。これを読めば、日本でボブキャットをペットにすることが可能かどうかわかります。また、ボブキャットの特徴や生態についても詳しく分かる記事なので、ボブキャットを深く知りたい方は必読です!

ボブキャットはペットとして飼育できる?実物に会える場所も紹介
「ボブキャットってそもそもどんな猫なの?」
「ボブキャットはペットとして飼える?」
「野生のボブキャットはどんな暮らしをしているんだろう?」
ボブキャットについて上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

ネコ好きなら一度は憧れるボブキャット。別名「アカオオヤマネコ」「ワイルドキャット」とも呼ばれる野生動物です。

この記事は、ボブキャットを日本でペットとして飼えるのかどうかを中心に、ボブキャットの特徴や生態について詳しく解説していきます。

本記事を読むことでボブキャットに理解を深めることができるでしょう。

ボブキャットを実際に見られる動物園も紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

ボブキャットとは

ボブキャットは、北米地域に広く生息する野生動物です。

ボブキャットという呼称は和名で、英語では「Lynx rufus(リンクスルフス)」と呼ばれています。

英語の「Lynx」はオオヤマネコ、「rufus」はラテン語の「赤」という意味があるそうです。茶褐色をしたボブキャットの毛色が赤っぽく見えることから、この名がついたのかもしれません。

ネコ科オオヤマネコ類に属するボブキャットは、日本で「アカオオヤマネコ」と呼ばれることもあります。

ボブキャットの特徴

ボブキャットは頭から胴の長さが66~104cmほどあり、大きさはイエネコの約2倍です。とはいえ、ボブキャットはオオヤマネコ属の中では一番体が小さい種類になります。

ボブキャットのしっぽは、体の大きさに対して10~18cmと短めです。ボブキャットの「ボブ」は、この短いしっぽから名付けられました。可愛らしい小さなしっぽは、ボブキャットの魅力のひとつに数えられます。

体重は6~15kgが平均ですが、オスの大きな個体になると30kgにもなるようです。

ボブキャットの毛色は、住んでいるところによって多少変化がみられます。砂漠地帯に住むボブキャットは毛色が薄く、森林地帯のボブキャットは毛色が濃いという特徴があるのです。

体毛には黒い斑点がちらばり、両耳裏には白い斑点がひとつずつあります。この白い斑点は「虎耳状斑(こじじょうはん)」と呼ばれるもので、野生の猫にしか見られません。

ボブキャットの生態

ボブキャットは夜行性で、夕暮れ~明け方にかけて活発に活動します。冬は日中の行動量が増えるともいわれています。

ボブキャットは狩りをする動物です。狩りのために移動する距離は3~11kmと広範囲で、自分が決めたけもの道を使用して移動しているようです。

縄張り意識が強く、イエネコと同じようにマーキングをして縄張りをアピールします。

縄張りの範囲は0.6~326平方kmにも及ぶとされており、他のボブキャットと重なってしまうこともあるようです。

オスは他のボブキャットと重なった縄張りを行き来しますが、メスが他の縄張りにいることはめったにありません。

オスよりもメスのほうが小さい縄張りを作るため、オスの縄張り範囲で数体のメスが生活しているとみられています。

ボブキャットの生息地

ボブキャットの生息地は、アメリカ・カナダ南部・メキシコ北東部と広範囲です。住んでいる環境も、森林や草原、沼沢地、半砂漠地帯などさまざまです。

そのためか、ボブキャットには10種類を超える亜種が確認されています。しかし、亜種同士の個体差が少ないことや、縄張りが地域ごとには分かれていないことなどから、亜種の分類が正しいかどうかは疑問視もされています。

野生動物であるボブキャットが自分から人間の前に姿を現すことはほとんどありません。生息地の北米では、稀に人間が暮らす場所の近くに出てきたボブキャットを見かけることはできるようです。

カリフォルニア州の国立公園がボブキャットの生態調査を行ったところ、ボブキャットが人間の生活範囲の近くを通った時は、そこが他の野生地域へ向かうための道になっていることが分かっています。

ボブキャットの鳴き声

ボブキャットの鳴き声はイエネコのものとは大きく異なり、ライオンのような吠える声に似ています。

ボブキャットの鳴き声を収めた動画がYouTubeに掲載されています。動画では人間が喉を詰めて叫んでいるようなボブキャットの鳴き声が確認できます。さすが野生動物といわんばかりの、迫力がある鳴き声です。

一方で、オオヤマネコ属はイエネコのような「ニャー」という鳴き方をするという記事もありました。

一説によると、多くのネコ科の動物はネコ亜科とヒョウ亜科に分けることができ、ネコ亜科の動物の鳴き声は「ニャー」「ミャー」というイエネコに近いものだそうです。ボブキャットの鳴き声も、普段は可愛いものなのかもしれません。

ボブキャットの餌

ボブキャットは狩りを行う動物です。主にネズミやウサギ、リスなどの小動物を主食にしていますが、住む場所や季節によって獲物や狩りの仕方は異なるようです。

ボブキャットは森林や草原、沼沢地、半砂漠地帯といろいろな環境に適応して生活している動物です。そのため泳ぎや木登りも得意で、寒くなければ水辺で魚やザリガニを捕り、鳥やその卵も餌とします。

また、ボブキャットは1度のジャンプで3m近く跳ぶことができます。小動物が減る冬には、ヒツジやシカなど、自分よりも体の大きい動物をハントすることもあるそうです。

大きな獲物を捕まえたときは、木の陰や草むらに隠して数日かけながら食べることが確認されています。

一方、動物園で飼育されているボブキャットの餌は、馬肉や鶏肉、ヒヨコなどが主だそうです。

ボブキャットの寿命

野生のボブキャットの寿命は、7~12年といわれています。野生で確認された最長寿命は16~23年とのこと。また、飼育下では32年生きたボブキャットもいるそうです。

野生のボブキャットにとっては、コヨーテやオオカミが天敵になります。アメリカのイエローストーン国立公園では、ピューマやオオカミによってボブキャットが殺される事例が何回か起こっているとのことです。

一方、人間に狙われて命を落とすボブキャットもいます。体毛に斑点があるボブキャットは、ヒョウ柄の毛皮として高値で取引されているからです。

他のネコ科の毛皮の取引が制限されている分、ボブキャットの毛皮は高値で取引されています。毛皮1枚に589ドルほどの値段が付けられたこともあり、ボブキャットの寿命を縮める天敵には、人間も挙げられそうです。
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初回公開日:2022年08月18日

記載されている内容は2022年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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