北欧猫ノルウェージャンフォレストキャットの毛色別特徴を紹介!
初回公開日:2019年09月20日
更新日:2020年06月03日
記載されている内容は2019年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

北欧の猫ノルウェージャンフォレストキャットとは?
原産は、ノルウェー、スカンディナビア半島を中心とした北欧で、非常に寒冷な気候にも適応する長毛種です。
北欧のノルウェーでは広く愛され、1930年代までは普通の飼い猫という認識でしたが、大二次世界大戦をきっかけに頭数の確保に対する意識が高まり、1984年に正式に品種として公認され世界にその名は、広まりました。
見た目は、とてもゴージャスな長毛のダブルコートで、水や脂をはじくように皮脂で覆われています。
北欧のノルウェーでは広く愛され、1930年代までは普通の飼い猫という認識でしたが、大二次世界大戦をきっかけに頭数の確保に対する意識が高まり、1984年に正式に品種として公認され世界にその名は、広まりました。
見た目は、とてもゴージャスな長毛のダブルコートで、水や脂をはじくように皮脂で覆われています。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴3つ
他の種類の猫と比べると、北欧猫ならではの多い毛量や、とても大きな体格など非常に変わった特徴が見受けられます。
ふさふさで丸くて可愛いルックスですが、健康維持や被毛を清潔に保つことがとても大切です。
ふさふさで丸くて可愛いルックスですが、健康維持や被毛を清潔に保つことがとても大切です。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴3つ
- ノルウェージャンフォレストキャットの特徴1:長毛種
- ノルウェージャンフォレストキャットの特徴2:尻尾が長い
- ノルウェージャンフォレストキャットの特徴3:後ろ足が前足よりも長い
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴1:長毛種
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴は、豊かなダブルコートの被毛です。北欧の厳しい環境に適応したものと考えられております。
北欧猫は、被毛が長くて豊かなので、被毛が絡まることを防ぐために最低でも週に3~4回(換毛期は毎日)ブラッシングが必要です。
日常的にブラッシングを行ってもグルーミングの際に飲み込んでしまう毛量が多いため、食物繊維を含んだ食材を選び体内からの排泄を促しましょう。
北欧猫は、被毛が長くて豊かなので、被毛が絡まることを防ぐために最低でも週に3~4回(換毛期は毎日)ブラッシングが必要です。
日常的にブラッシングを行ってもグルーミングの際に飲み込んでしまう毛量が多いため、食物繊維を含んだ食材を選び体内からの排泄を促しましょう。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴2:尻尾が長い
北欧猫の尻尾は、きつねのようにふわふわで長さもあります。
尻尾の長さはボディと同じくらいなので、ボディが大きい分尻尾も長く感じます。ふさふさな毛が先端まで生えていて、毛量も多くかなり太いです。
尻尾だけでなく、目と耳が大きく、首回りもふさふさなのでゴージャスで気品のあるルックスが特徴的です。
尻尾の長さはボディと同じくらいなので、ボディが大きい分尻尾も長く感じます。ふさふさな毛が先端まで生えていて、毛量も多くかなり太いです。
尻尾だけでなく、目と耳が大きく、首回りもふさふさなのでゴージャスで気品のあるルックスが特徴的です。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴3:後ろ足が前足より長い
北欧の寒い環境の中で、生きてきた遺伝子もあるため、がっしりとした足がついていて、後ろ足の方が少し長くなっているのが特徴的です。長さは通常の猫と変わらず普通ですが、足の先は丸くなっておりタフトがついています。
元々、北欧の森を駆け巡って狩りをしていたため、運動能力が非常に高く、木登りや野外で動き回るのが大好きな猫種です。とにかく高い所に登ることが好きなので、室内では高さのあるキャットタワーがあると、大喜びです。
元々、北欧の森を駆け巡って狩りをしていたため、運動能力が非常に高く、木登りや野外で動き回るのが大好きな猫種です。とにかく高い所に登ることが好きなので、室内では高さのあるキャットタワーがあると、大喜びです。
ノルウェージャンフォレストキャットの性格
長毛で優美な見た目とは裏腹に、北欧猫の性格は、好奇心旺盛で遊び好きなのでどんな世帯にも溶け込める飼い猫におすすめの猫種です。
穏やかで、他の猫や人とのコミュニケーションを好み信頼を築きやすいでしょう。
穏やかで、他の猫や人とのコミュニケーションを好み信頼を築きやすいでしょう。
物静かで温厚
北欧猫の特徴である大きな体格に合わず大人しく甘えん坊な性格で、少し臆病なところもありますが、比較的に温厚な性格のため、ペット向きの猫種です。
北欧の厳しい環境の中でたくましく順応してきた歴史から、新しい環境に慣れるのは得意です。
人やほかの猫とのコミュニケーションが好きなので、飼い主のことを信頼します。甘えん坊な一面がある一方で距離感を大切にする傾向もあり、飼い主と近くにいることで満足します。
北欧の厳しい環境の中でたくましく順応してきた歴史から、新しい環境に慣れるのは得意です。
人やほかの猫とのコミュニケーションが好きなので、飼い主のことを信頼します。甘えん坊な一面がある一方で距離感を大切にする傾向もあり、飼い主と近くにいることで満足します。
忍耐強い
北欧の厳しい寒さの中で生きていくために必要な条件が整っていた猫だけが生き残り、その生き残りの猫の遺伝子を持った猫種です。
そのため、忍耐強い所もあり、小さな子供や他のペットがしつこく構っても辛抱強く相手をすることができます。
しかし、我慢してストレスを溜め込むことがありますので、その点は注意しましょう。
そのため、忍耐強い所もあり、小さな子供や他のペットがしつこく構っても辛抱強く相手をすることができます。
しかし、我慢してストレスを溜め込むことがありますので、その点は注意しましょう。
スキンシップを好む
ひょうきんで、人間とのスキンシップを好むフレンドリーな性格ですが、寂しがり屋な一面もあります。
人と遊ぶことが好きで、とても人懐こく愛情深い性格です物怖じせず、猫や犬、小さな子供にも近寄って仲良くしようとします。甘えて膝に乗ったり、頭突きしてきたりすることもあります。
スキンシップを好まなくても、常に視界に入る位置にいる子が多いでしょう。
人と遊ぶことが好きで、とても人懐こく愛情深い性格です物怖じせず、猫や犬、小さな子供にも近寄って仲良くしようとします。甘えて膝に乗ったり、頭突きしてきたりすることもあります。
スキンシップを好まなくても、常に視界に入る位置にいる子が多いでしょう。
ノルウェージャンフォレストキャットの人気毛色7選
北欧猫の毛色の種類は、単色やホワイトとのバイカラー、その他のバイカラーに分かれており、個体によって様々です。
色味はブラック系、シルバー系、ブルー系、レッド系など非常にバリエーション豊かです。
色味はブラック系、シルバー系、ブルー系、レッド系など非常にバリエーション豊かです。
1:ブラウン系
豊かな被毛が生えるブラウン系のカラーは、日本での人気が高く、繁殖数も多く比較的手に入りやすい毛色です。
「ブラウン&ホワイト」のように、白とのバイカラーになりますが、その割合は個体差があります。八の字を描くように額の色が分かれてるパターンが人気です。
「ブラウン&ホワイト」のように、白とのバイカラーになりますが、その割合は個体差があります。八の字を描くように額の色が分かれてるパターンが人気です。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約19万円 | 約20万円 | 「ブラウン&ホワイト」のバイカラー |
2:ブルー系
ブルー系は、光の当たり具合によって毛が青みを帯びて見える繊細なカラーです。グレーやシルバーとも微妙に異なる神秘的な色味に魅了される猫愛好家も多いでしょう。
メスとオスの価格の差はほとんどなく希少性の高いものや人気のカラーほど値段が高くなります。
メスとオスの価格の差はほとんどなく希少性の高いものや人気のカラーほど値段が高くなります。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約20万円 | 約20万円 | ブルー一色からなる「ソリッドブルー」と、ホワイトのバイカラー |
3:レッド系
日本猫の茶トラのようなレッド系のカラーも人気の一つです。
ベーシックなブラウン系や、クールなブルー系、ブラック系と比べると、柔らかく可愛らしい印象になります。
ブラウンやブルーと比べると若干値段が下がる傾向にあります。
ベーシックなブラウン系や、クールなブルー系、ブラック系と比べると、柔らかく可愛らしい印象になります。
ブラウンやブルーと比べると若干値段が下がる傾向にあります。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約19万円 | 約18万円 | ソリッドカラーはなく、ホワイトとのバイカラーのみ |
4:キャリコ
三毛カラーのキャリコは、まるで長毛の日本猫のような愛嬌があります。
北欧猫の中では、珍しいカラーのため、手に入れるのは難しいでしょう。
遺伝子の関係上、基本的にオスのキャリコは生まれませんが、生まれた場合非常にレアケースのため、値段がずば抜けて高くなります。
北欧猫の中では、珍しいカラーのため、手に入れるのは難しいでしょう。
遺伝子の関係上、基本的にオスのキャリコは生まれませんが、生まれた場合非常にレアケースのため、値段がずば抜けて高くなります。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約100万円以上の価格 | 約19万円 | 赤・黒・白の三毛猫カラー |
5:ホワイト系
ブラウンやブルー系とのバイカラーのイメージが強い北欧猫ですが、なかにはホワイト一色の個体も存在します。
ホワイト系の価格相場は、性別で差はありませんが、ソリッドホワイトのようにやや珍しいカラーは他の毛色と比べて高くなります。
ホワイト系の価格相場は、性別で差はありませんが、ソリッドホワイトのようにやや珍しいカラーは他の毛色と比べて高くなります。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約21万円 | 約21万円 | ソリッドホワイト |
6:シルバー系
アメリカンショートヘアやチンチラを彷彿させるシルバー系のカラーは、黒色の遺伝子が弱まることで出現します。
タビー、マッカレタビーなどの特徴的な模様が浮かびます。中には、淡いブラウン~レッドの毛色が混じる「シルバーパッチドタビー」という毛色も存在します。
タビー、マッカレタビーなどの特徴的な模様が浮かびます。中には、淡いブラウン~レッドの毛色が混じる「シルバーパッチドタビー」という毛色も存在します。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約20万円 | 約19万円 | ホワイトとのバイカラー |
クリーム系
北欧猫の毛色の中ではふわふわと可愛らしい印象のクリーム系です。
ノルウェージャンフォレストキャットの中でも珍しいのが、赤みの入ったクリーム系のカラーです。これは、赤色の遺伝子を薄める作用が働くことにより出現するものです。
クリーム系の価格相場は、オスよりメスの方が2万円程高くなっています。
ノルウェージャンフォレストキャットの中でも珍しいのが、赤みの入ったクリーム系のカラーです。これは、赤色の遺伝子を薄める作用が働くことにより出現するものです。
クリーム系の価格相場は、オスよりメスの方が2万円程高くなっています。
オスの価格相場 | メスの価格相場 | 毛色の特徴 |
---|---|---|
約19万円 | 約21万円 | 赤みの入ったクリーム色にホワイトのバイカラー |
北欧猫のノルウェージャンフォレストキャットは比較的飼いやすい
北欧の厳しい環境の中で育った猫たちの遺伝子を持ったノルウェージャンフォレストキャットは、穏やかで賢く、辛抱強い優しい性格で、人や他の猫とのコミュケーションを好みます。
長毛猫にしては活発で、特に子猫から若猫の時代は遊ぶことが大好きで、大人しくしていません。成猫になっても、屋外では木登りを好み、室内ではキャットタワーの最上階を独占したがります。
小さな子供や他の猫がいる環境でも、すぐに馴染むでしょう。
長毛猫にしては活発で、特に子猫から若猫の時代は遊ぶことが大好きで、大人しくしていません。成猫になっても、屋外では木登りを好み、室内ではキャットタワーの最上階を独占したがります。
小さな子供や他の猫がいる環境でも、すぐに馴染むでしょう。