アビシニアンの寿命は？平均寿命と長寿の秘訣6選と飼い方のコツ5選を紹介

皆さんはアビシニアンという猫をご存じですか？名前は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。

諸説ありますが、アビシニアンとはエジプトが原産ではないかと言われている猫です。

写真からもわかるように、アビシニアンは小さな顔に大きめの耳が特徴的な猫です。また、全体的にスリムな体形をしており、足と尻尾が長いです。

カラーもルディ、レッド、ブルー、フォーンと何種類か存在しています。性格は非常に賢く活発でありながらとても甘えん坊です。

アビシニアンの寿命、性格、長寿の秘訣など幅広く紹介していきます！

アビシニアンに興味がある、または、飼ってみたいという方だと寿命が気になる方もいるのではないでしょうか。

アビシニアンの平均寿命は12～15歳と言われています。

平均寿命が12～15歳と言われても、それが長いのか短いのかわからない方もいるでしょう。アビシニアンの平均寿命と猫全体の平均寿命を比べてみました。

2017年時点で、日本の猫全体の平均寿命は15.33歳です。このように見ると、アビシニアンの寿命は日本の平均的な猫の寿命と大きく変わりません。

しかし、忘れないでいただきたいことがあります。それは、室内飼いか室外飼いかによって寿命が大きく変わってくるということです。

室内飼いの猫の平均寿命が16.25歳なのに対して、室外飼いだと13.83歳とかなりの差があります。

アビシニアンにできるだけ健康長寿でいてもらうために、室内飼いすることをお勧めします。

猫の年齢を人間の年齢に換算すると、猫が1歳→人間だと17～18歳、猫が2歳→人間だと23歳、猫が3歳→人間だと28歳となります。

これ以降は猫が1歳年齢を重ねるごとに、人間だと4歳ずつ年齢を重ねていくことになります。

アビシニアンの平均寿命が12～15歳なので、人間に換算すると64～76歳が寿命ということになります。

ちなみに、ギネス記録に認定されている猫の最高齢は38歳です。人間に換算すると約170歳です！

アビシニアンを飼ってみたいと考えている方なら、新しい家族として迎え入れるのだから、元気で長生きしてほしいと感じるのではないでしょうか。

平均寿命が12～15歳と言われている、アビシニアンを長生きさせる秘訣が6つあります！

アビシニアンの寿命をのばすために、少しだけ気を使ってあげましょう。

アビシニアンは肥満になりやすい猫です！

肥満を防ぐために、一番取り入れやすいのが食事に気を付けることです。アビシニアンの餌を選ぶポイントは、炭水化物(糖質)と脂質が少なく、たんぱく質が多めのものを選ぶことです。

たんぱく質には、植物性タンパク質と動物性たんぱく質がありますが、アビシニアンに適しているのは動物性たんぱく質です。

そのため、アビシニアンの餌を選ぶときは、肉や魚が主原料となっているものを選ぶと良いです。寿命をのばすために重要なのは、やはり食事です。

アビシニアンは、活発で尽きることのない好奇心の持ち主です！

アビシニアンは好奇心旺盛なやんちゃな猫です。スリムで筋肉質であるということもあってとても身軽です。

驚くほどの素早さで、家中を走り回ることもしょっちゅうあります。高いところも大好きでスイスイ登ってしまいます。

しかし、アビシニアンの好奇心は自分一人で遊んでいるだけでは満足できません！

キャットタワーを用意したり、さまざまな種類のおもちゃで遊んであげるなど、アビシニアンの好奇心をくすぐるようにすると良いです。

ストレスを溜めさせないことも寿命をのばすには重要です。

猫は一日約14時間眠ります。

睡眠不足は人間と同様ストレスになります。アビシニアンが気持ちよく眠っている時は、その寝顔を観察し、過剰なスキンシップは避けるようにしましょう。

アビシニアンがよく寝る定位置があるなら、そこはアビシニアンの特等席です。そっと見守ってあげてください。

アビシニアンがよく眠れるように、たくさん遊んで満足させることも重要です。寝ている時に体がピクピク動くことがありますが、これは夢を見ているためです。夢の中でも走り回っているのかもしれません。

寿命をのばすために、アビシニアンが安心できる環境を作りましょう。