海外でも！日本犬の性格や特徴6つ｜しつけが難しいと言われる理由とは？

そもそも日本犬とは、日本原産の犬種のことです。

絶滅してしまった犬種もあり、現在、日本犬と呼ばれる犬種は、柴犬・紀州犬・四国犬・北海道犬・甲斐犬・秋田犬の6種類しか残っていません。

多くの日本犬は、かつて猟犬として人々の暮らしを支えていました。そのため、冷静な性格で、現在でも飼い主に忠実な犬として、世界中で愛されています。

日本原産の日本犬ですが、いまでは世界中で高いを獲得しています。ロシアのプーチン大統領に秋田犬が贈られたことは、皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか。

また、日本犬に興味を持った海外のお金持ち達が飼育していることもあり、近年、日本犬は世界中に知られつつあります。

一度主人と認めたら絶対的に忠誠を誓う日本犬の魅力に、日本だけではなく、世界も虜になってきています。

日本犬は飼い主に忠実ですが、その反面、自分より立場が下であると判断した人の命令には決して従うとこはありません。

ダメなことをしたときはキチンと叱るなど、しっかりとリーダーシップをとってあげないとしつけは難しいでしょう。

犬がかわいくて、中々叱ることができないという人には、日本犬のしつけは困難になります。

また、体毛の密度が高く、皮膚が荒れやすいという特徴もありますので、日頃からきちんと様子を確認してあげることも必要です。

日本犬はかつて猟犬として活躍していたこともあり、冷静な性格と周囲への警戒の高さが特徴です。

また、リーダーの命令には絶対に従うという性格でもあり、一度上下関係をはっきりとさせてしまえば、とても忠実な犬になってくれます。

日本犬と言えば柴犬という程の知名度を誇る柴犬。実は現存する日本犬のうちで、最古の犬種です。

1936年に天然記念物に指定された柴犬ですが、一時は絶滅寸前まで数を減らしたこともありました。そんな柴犬も、今では飼い犬としての犬種となり、多くの家庭で愛されています。

柴犬の大きさは、成犬で38cmほどになります。また、非常に抜け毛の多い犬種なので、日々のブラッシングは欠かせません。

柴犬の性格は、活発で警戒心が強いことで知られており、頑固な性格である子も多いです。

さらに、飼い主に忠実な性格も相まって、番犬としての活躍も期待できます。

秋田犬は大型の日本犬で、柴犬とは異なり、猟犬だけでなく闘犬としても活躍しました。

闘犬として活躍していたこともあり、性格は柴犬よりも攻撃的ですが、秋田犬も正しくしつけてあげることで忠実な飼い犬になってくれます。

秋田犬の大きさは大型犬なのでとても大きく、成犬で70cmにもなります。

さらに、多くの運動を必要とする犬種ですので、きちんと運動させてあげないとストレスを感じ、他人へ攻撃的になることもあります。きちんと運動させてあげることが大切です。

北海道犬は別名アイヌ犬とも呼ばれ、その名前のとおり北海道が原産の日本犬です。北海道という環境に適応したため、極寒の環境にも耐えられますが、暑さには弱いことが特徴です。

体長は48cm程の中型犬で、秋田犬よりは小さく、柴犬よりは大きいといったサイズです。

性格的には、猟犬の血が濃く残っており、柴犬に比べると野性的で大体な性格をしています。

また、他の日本犬と同じく、リーダーに忠実なので上手にしつけてあげれば良いパートナーになってくれます。

日本犬の甲斐（かい）、つまり山梨県を原産とする日本犬である甲斐犬は、一度主と認めた一人にのみ心を開き、忠実に従う性格を持つ犬種です。

外見的な特徴は虎毛であり、一目で甲斐犬とわかる見た目をしています。大きさは50cmほどになります。

基本的には温和な性格ですが、警戒心が強いです。また、運動能力が非常に高く、飼い主と一緒に身体を動かすのが大好きです。

紀州犬は紀伊の国、つまり現在の和歌山県あたりで猟犬として活躍していた犬種です。

猟犬だったので、周囲への警戒心は高いです。また、猟師と協力して狩りをしていたこともあり、飼い主を喜ばせることが好きという性格をしています。

体長は50cmほどで、白い個体が多いですが、中には赤毛の個体もいます。

体質的に遺伝的な病気をしづらく、健康面では飼育が容易な犬種ではありますが、十分な運動量を確保してあげる必要があります。