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海外でも!日本犬の性格や特徴6つ|しつけが難しいと言われる理由とは?

更新日:2024年01月04日

柴犬や秋田犬をはじめとする日本犬。最近では世界でも注目されており、多くの人が飼育しています。しかし、実は日本犬は、しつけが難しい犬種が多いことで有名です。今回は、日本犬の種類とその特徴、そしてしつけが難しいと言われる理由をまとめました。

海外でも!日本犬の性格や特徴6つ|しつけが難しいと言われる理由とは?

日本犬の性格や特徴6:四国犬

四国犬は古くから「土佐犬」と呼ばれて愛されていましたが、闘犬で気性の荒い「土佐犬」と混同されることも多く、四国犬という名前に変わったという経緯があります。

大きさは50cmほどで、外見はニホンオオカミのような毛色をしています。昔はニホンオオカミと見間違えることもよくあったと伝えられています。

猟犬としての血が濃く残っており、勇敢で冷静、警戒心が非常に高いという性格をしています。

賢い犬種として有名な四国犬ですが、その賢さゆえに主人を慎重に見極めるので、主人と認められるまでに時間がかかることもあります。

主人として認められないうちは、決して言うことを聞かないので、しつけが非常に重要になる犬種です。

日本犬のしつけが難しいと言われる理由5つ

「日本犬のしつけって難しいんでしょ?」と、よく耳にします。

事実、他の海外原産の犬種に比べると難しいですが、一度きちんとしたしつけをしてあげれば、その後はずっと忠実に従ってくれます。

日本犬のしつけが難しいと言われる原因をまとめましたので、原因を理解して、正しくしつけられるように頑張りましょう。

日本犬のしつけが難しいと言われる理由1:かつての飼育環境からくる警戒心の強さ

昔、日本犬は、猟犬として獲物となる野生動物を探したり、追い詰めたりする役割を担っていました。

野生動物を探し出すためには、周囲の小さな物音や気配に気づく必要があります。そのため、一般的な犬種と比べて警戒心が非常に高いです。

つまり、警戒心が強いため、新しい環境や初めて会う人間、他の犬に対して過敏に反応し、大人しく待つことができなくなったり、言うことを聞かなくなることがあります。

日本犬のしつけが難しいと言われる理由2:飼い主への依存度が低い

人懐っこい犬種の多くは飼い主を喜ばせようとする傾向にあるため、しつけをするのが簡単です。

これに対して日本犬は、飼い主を喜ばせようとする性格の個体は少ない。つまり、飼い主への依存度が高い個体が少ないため、一般的な犬種と比べるとしつけが難しいです。

しかし、賢い犬種ですので、一度覚えたことはきちんと覚えていてくれます。

日本犬のしつけが難しいと言われる理由3:飼い主以外に興味を示さない

日本犬は自分が認めた飼い主に対して忠実であるという話はしてきましたが、飼い主以外の人に対しては興味を持ちづらい性格をしています。

そのため、他の犬や他の人に対するしつけをしても、覚えようとする意志が他の犬種と比べると弱く、しつけるまでに時間がかかることも多いです。

しかし、現代社会で犬を飼う上で、社会化は必要不可欠ですので、きちんとしたしつけられるまで根気強く教え込む必要があります。

日本犬のしつけが難しいと言われる理由4:攻撃性が高い

猟犬として活躍してきた過去を持つ日本犬は、他の犬種に比べて攻撃的な性格を持つ個体が多いです。

そのため、最初のうちはしつけようとしても、性格故の攻撃性で反抗してくることも多いです。このときに諦めることなくしっかりと根気強くしつけることが重要です。

日本犬のしつけが難しいと言われる理由5:気分屋

わたしたち人間もそうですが、気分が乗ったときは作業をサクサク進めることができますが、気分が乗らないときは全く進まないことってありますよね?

日本犬は実に人間らしい性格も持っており、気分屋な性格を持つ犬が多いです。

そのため、犬の気分をうまく誘導して、しつけやすい状況を作り出すことが大切です。

これはとても難しいのですが、これができるようになると、しつけはグッと楽になります。まずは、しっかり運動させてあげたりして、犬がストレスを溜めないようになどの工夫をしましょう。

日本犬はしっかりとしつければ「忠誠心」を見せてくれる

日本犬を飼おうかどうか考えている人の多くは、しつけの難しさで躊躇します。

しかし、キチンとしつけをしてあげれば、忠誠心の強い立派なパートナーになってくれるのが日本犬です。

人間らしい部分もあり、なかなか心を開いてくれない彼らから、飼い主として認められたときの喜びは非常に大きく、絆もより深いものになります。

しつけを通して飼い主自身も成長することができる日本犬、ぜひ家族として迎え入れてはいかがでしょうか。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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