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柴犬の類似の品種は存在するのか?日本犬の特徴や飼育のポイントなどを紹介

更新日:2024年08月14日

柴犬などの日本犬は飼育することが難しいと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。この記事では、柴犬の類似の品種は存在するのか、また日本犬の特徴や飼育のポイントなどを紹介します。日本犬を飼いたい人は、参考にしてみてください。

柴犬の類似の品種は存在するのか?日本犬の特徴や飼育のポイントなどを紹介
「日本犬はどのような犬種がある?」
「柴犬と似た犬種はいるの?」
「初心者が飼うのは難しい?」
このような疑問を抱いているという方は、多いのではないでしょうか。

柴犬は天然記念物に指定されており、日本犬の中でも人気があります。その人気は海外でも広がるほどです。柴犬と類似の品種も人気があるため、ペットを飼う際に迷うこともあるのではないでしょうか。

本記事では、柴犬の類似の品種について、また日本犬の特徴をご紹介します。この記事を読むことで、どのような性格をしているのかを知ることができるため、犬種選びの参考になるでしょう。

また、飼育のポイントも併せて解説しています。日本犬に限らず、初めて犬を飼う場合はお世話の仕方がわからないものですが、この記事を参考にすると飼育しやすくなるでしょう。

柴犬の類似の品種は存在するのか

柴犬の類似の品種は存在するのか?日本犬の特徴や飼育のポイントなどを紹介
柴犬は日本犬の1種です。日本犬は日本在来の犬種であり、昔から日本人に飼育されてきました。日本犬はそれぞれ顔やサイズが異なりますが、柴犬と類似の品種であるため、共通した特徴もあります。

ペットとしてお迎えする上で、犬種にこだわりはないが柴犬と類似の品種に興味があるという人もいるのではないでしょうか。洋犬も人気ですが、最近では日本犬も注目を集めています。中には多頭飼いする人も少なくありません。

しかし、飼育を放棄する人が多いのも事実です。これは、知識や理解不足が原因だと考えられます。性格や特徴を知っておかなければ、イメージと異なり飼育放棄をしてしまうのです。

柴犬と類似の品種を飼う際は、性格や特徴を知り責任を持ってお迎えしましょう。

柴犬は日本の天然記念物

動物も天然記念物に指定されることがあります。基準は、珍しく、滅びそうな動物であることです。保護する価値がある動物が指定されます。

現在、日本で飼育されている犬種の約8割を占めている柴犬もその1つです。1936年12月16日に日本に特有な畜養動物として、史跡名勝天然記念物に指定されました。

天然記念物に指定された理由は、日本古来の犬種を残すためです。鎖国時代が終わると日本に洋犬が入ってくるようになり、日本犬よりも人気を集めましたが、その一方で日本犬との交配が進み、純血種の柴犬が激減しました。

このような背景から、昭和初期に日本犬の純血種を守る動きが始まり、日本犬保存会が設立され、純粋な日本犬を探して研究や登録を行ってきたのです。

天然記念物というと、家庭で飼育できないイメージがある人もいるのではないでしょうか。中には、飼育してはいけない動物もいますが、柴犬のような日本犬は絶滅を防ぐためであれば、飼育や繁殖を認めており、一般家庭でもペットとして飼うことができます。

柴犬の特徴とは?

柴犬は洋犬にはない特徴があります。例えば、適度な距離を保とうとすることです。柴犬は昔、猟犬や番犬として飼われていたことがあり、知らない人に対しては警戒して吠えることがありますが、飼い主に対しても距離を取ろうとします。

海外の犬種にはない特徴、性格ですが、それが海外の人から人気を集めている1つの理由となっているようです。しかし、それぞれ性格が異なるため、飼い主と距離が近い柴犬もいます。

また、飼育環境が性格に影響を与えるため、べったりと甘えて欲しい場合は育て方次第で距離を縮めることができるでしょう。

注意すべきポイントは、性格上、ベタベタと触られることが苦手だということです。洋犬のように甘えて欲しいものですが、しつこいスキンシップは控えましょう。スキンシップを取りたい場合は、幼い頃から慣れさせる必要があります。

強いストレスを与えないように、嫌がっている素振りがあれば、すぐにスキンシップをやめてください。

人に対してだけでなく、知らない犬とかかわることも苦手です。お散歩中に出会う犬に警戒することも少なくありません。出会った犬に吠えるのはしつけに問題があるのではなく、性格だということを理解しておきましょう。もちろん、吠えたら辞めさせることも大切です。

柴犬などの日本犬の特徴

柴犬だけでなく、日本犬に共通した特徴があります。共通の特徴があるのは類似の品種だからです。主に3つの特徴があるため、日本犬を飼いたい人はチェックしておきましょう。洋犬と日本犬のどちらをお迎えしようか迷っている人の1つの判断基準になるかもしれません。
  • 警戒心が強い
  • 飼い主に忠実である
  • 勇敢である

警戒心が強い

様々な犬種が存在しますが、日本犬は飼育が難しいとされています。これには、性格が関係しています。

日本犬は警戒心が強く、とても神経質です。そのため、自分のテリトリーに入ってくる人間、動物を好みません。この警戒心の強さや、神経質な性格は幼犬期からしつけをしても、変えられないことが多いようです。

自分のテリトリーを守るために、飼い主との距離も一定に保ちます。警戒心の強さは番犬として活躍しますが、ベタベタと触れたり、フレンドリーにかかわっていきたい人にとっては、飼育が難しいと感じてしまうのでしょう。

しかし、愛情を持ってお世話している飼い主には全く懐かないというわけではありません。飼育方法に悩んだときは、ブリーダーやドッグトレーナーなどに相談し、接し方を学ぶこともおすすめです。吠えないように教育することもできます。

飼い主に忠実である

警戒心が強い日本犬ですが、飼い主には忠誠心があり、言うことをしっかり聞きます。誰にでも忠実ではなく、1人にしか忠誠心を持ちません。この人だと決めると、とことん愛情を注ぎ尽くします。

熱心で真面目、上下関係に厳しいなど、日本人の性格と似ているとされており、海外の人から人気を集める理由となっているようです。

日本犬は賢く、従うべき人を判断するため、他に家族がいても自分にとっての主を1人に決めて、その人を守っていきます。しかし、従うべき人以外に対しては攻撃的であるため、注意が必要です。実際に他人や他犬に噛み付くトラブルが起きています。トラブルは決して少なくはないため、檻での管理が義務付けられている地域もあるようです。言うことを聞いてくれる飼い主が、しっかりとしつけすることが大切です。

飼い始めた頃は言うことを聞かなくても、教育を積み重ねていくと忠誠を尽くし、他の人や犬に対しても攻撃的にならない日本犬に育てることができるでしょう。

勇敢である

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初回公開日:2022年11月15日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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