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愛犬がしっぽを振らないのはなぜ?犬がしっぽを振るときの気持ちとは

更新日:2024年03月03日

犬がしっぽを振ることは、喜びを表現する方法です。しかし、しっぽを振ることが、必ずしも喜んでいる時だけではなく、攻撃的な警戒心を表現している時もあります。逆にしっぽを振らないからと、その人を嫌いでない時もあります。犬の色々な感情表現を見ていきましょう。

愛犬がしっぽを振らないのはなぜ?犬がしっぽを振るときの気持ちとは
犬はしっぽを振ることで色々な気持ちや感情を表していますが、しっぽを振らない時があったり、その犬の性格で他の方法で色々な意思表示や気持ち、感情を表していることがあります。

知っている人に距離が少し離れてしっぽを振っている犬が、飼い主には抱きついてしっぽを振っていることもあります。

しっぽの振り方だけでは、犬の気持ちや愛情の程度の差がわかりにくいこともあります。そばに寄って来て体をすり寄せ、飼い主には無防備な体勢で体を預け気持ちや思いを伝えています。

1:一緒に寝る

犬が家の中などで、人にくっついて来て体を摺り寄せてきたり、そのままごろんと寝たりすることがあります。犬は、その人に好意をもっており、安心して体を休ませリラックスしています。

気持ちだけでなく体の緊張もとれています。眠たくなったら体を摺り寄せ一緒に寝ます。こうした時、しっぽは振らないです。

安全な室内で飼われている犬の場合だと、本当に眠たいと家の中の暗い、静かなお気に入りの場所で寝ることもあります。しっぽは振らないですが犬にとっては、至福のひと時です。

2:前足でおねだり

飼い主の体に、前足を出して「おいでおいで」の感じで、前足でおねだりすることもあります。

これは、子犬が母犬に乳をねだる時にする行動だと言われており、その名残で、犬は、飼い主に「遊んで」だったり「ちょっとかまってよ」と伝えています。

犬にもよりますが、しっぽを振りながらこうした前足を使うこともあれば、しっぽを振らないでおねだりもします。

3:顔を見てくる

犬は、人間の表情や行動から、その人の感情を読み取ろうとしています。

犬は、とても賢く飼い主の気持ちをくみ取り、人が悲しそうな時にはそっと静かにしたり、嬉しそうな時には、犬も幸福な気持ちになります。

4:ゴロンと仰向けになる

犬が人の近くで、ゴロンとお腹を見せて仰向けになる。

犬にとってお腹は、急所ですから、本当にこの人は大丈夫・安心できると感じている時にそうした寝方やじゃれ方をします。しっぽは振らないです。

犬を飼っている人は、自分の飼っている犬の見慣れた姿と言う人も多いとはずです。信頼関係のある証拠と言えます。

5:お尻や背中をくっつけてくる

人と一緒に寝たり、ゴロンと仰向けで人にお腹を見せる時と同じく、お尻や背中を摺り寄せて来る時もかまって欲しい時の気持ちの表し方です。ここでもしっぽは振らないです。

体をすり寄せることは、眠たいよ、お腹がすいたよ、寒いよ、など自分にもっとかまって欲しいことをアピールしています。

犬が伝えようとしている気持ちは、前後の行動を見れば、自然とわかってくるようになります。

犬がしっぽを振らないからといって嫌われているわけではない

犬は、飼い主の目を見て飼い主の感情を読み取りながら、しっぽを振って喜びを表したり、体を摺り寄せてきて、親愛の情を示したり、前足を使って遊びの誘いをしたり、時には走り回ったりして、しっぽを振らないで色々な感情を人に伝えています。

犬によって、その気持ちの表し方も違いますし、行動も違います。

「しっぽを振っている」=「喜んでいる」ではない、逆に「しっぽを振らない」=「嫌われている」でもなくしっぽだけでなく飼い主への愛情を色々な行動で示しています。

犬たちのしっぽを振らない豊かな感情表現を観察して下さい。

初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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