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ペットの気持ちが知りたい!犬の鳴き声はどんな意味があるのか解説

更新日:2024年08月28日

大切な愛犬がどうして鳴いているのか分からない!犬の鳴き声の意味を理解したい!遠吠えの理由は?鳴き癖をやめさせたいけど対処法が分からない!犬の鳴き声に関するあなたの疑問にお答えします。この記事がお役に立てればうれしいです。

ペットの気持ちが知りたい!犬の鳴き声はどんな意味があるのか解説
犬が鳴くことは本能であり完全に吠えなくすることはできませんが、どうして鳴くのかその理由がわかれば、飼い主は信頼関係のもと無駄吠えをコントロールすることができます。

しかし、おねだりしてくる要求吠えは、そのしぐさがあまりに愛らしくついつい要求に応えてしまいがちです。吠えグセを直すのは大変なことですが、あきらめてしまえば主従関係も逆転してしまいます。飼い主の我慢と忍耐が必要です。

飼い主は焦らず根気よく犬のしつけをしていきましょう。

要求吠えには反応しないで無視する

要求吠えする犬の鳴き声は、「ワンワンワンワン」、「キャンキャン」、「クーン」、「クンクン」などがあります。

「あそんでほしいな」「ご飯が食べたいな」など明らかに要求吠えしている最中、飼い主はできるだけ反応しないようにします。毎回反応してしまうことで、犬も「こう鳴けば飼い主は応えてくれる」」と学習し鳴き癖がついてしまうからです。

ですが、だからといって完全に無視することは犬の心の健康にはよくありません。飼い主は、犬の要求吠えに気づかないふりをして他のことに気をそらすなど工夫しましょう。

散歩に行く時間は決めない

散歩の時間が近づくと要求吠えが多くて困っているという方はこちらを試してみて下さい。

毎日同じ時間に散歩している犬は、その時間が近づくと自分の体、そして飼い主の様子で察知し、「そろそろ時間だよ!」と吠えて飼い主に催促します。

要求吠えを回避するためには、散歩の時間をずらし飼い主が主導で散歩に行くようにします。それを繰り返しているうちに次第に無駄吠えがなくなっていきます。

無駄吠えや遠吠えをやめさせる対処法2:インターホンやサイレンなどを警戒した鳴き声には「天罰」

宅急便など自分の縄張りに人が来た音や、何かが音をたてて近づいてくると、犬は、自分や飼い主を守ろうと警戒し連続して吠え始めます。

そこで、「大丈夫、心配いならないよ」と優しく接すると「飼い主が吠えたことを褒めてくれた」と勘違いし毎回鳴いて褒められようとします。

逆に「やめなさい!」と高い声で叱ってしまうと、飼い主も一緒に縄張りを守ろうと警告していると理解してしまいます。

そこで、対処法として、「天罰方式」を次にご紹介します。

空き缶や金属製の灰皿などを用意して、犬が警戒吠えをしたらそれを床に落として大きな音を立てて驚かせます。それで鳴き止んだらすぐに褒めてあげて「吠えなくなったら褒めてもらえた」と学習させます。

インターホンや救急車などのサイレンが鳴る度に警戒して激しく吠える犬の鳴き声は、とても甲高く長く続くので家族もご近所にもストレスになります。この場合、犬の気をそらしてあげることが効果的です。

警戒して吠えている時の犬は興奮状態にあるので、飼い主は、犬の鳴き声以上に大きな音を立てて気づかせる必要があります。

空き缶や金属製の灰皿などを用意して、犬が警戒吠えをしたら素知らぬ顔でそれを床に落とし驚かせて下さい。それで鳴き止んだらすかさず褒めてあげましょう。

犬は「吠えるのをやめたら褒めてもらえた」と学習し無駄な警戒吠えをやめるようになります。

無駄吠えや遠吠えをやめさせる対処法3:夜鳴きや遠吠えには「発散」

犬が夜中に吠える理由、犬が遠吠えする理由は主に二つあると言われています。

一つは、「寂しい」「もっとかまってほしい」など犬の心理を現わしています。犬はもともと群れで暮らす習性があり寂しがりやな動物です。これが理由で夜鳴きをしているならば、その原因を取り除いてあげる必要があります。

もう一つは、何かの音に反応している時です。これが理由である場合は、日中に発散させることが効果的です。

夜寂しくならないようにブラッシングや目を見て話かけるなどコミュニケーションをとる

犬の夜鳴き、遠吠えが心理的要因からくるものと考えられる場合は、飼い主は、犬とのコミュニケーションの取り方をもう一度見直してみましょう。

犬が寂しがらないよう、普段から目を見てたくさん話かけてあげたり、やさしくブラッシングしてあげる、また興奮しない程度にたくさん遊んであげることで気持ちが満たされるでしょう。

「寂しい」というストレスがなくなると夜鳴きや遠吠えが改善されていきます。

ぐっすり熟睡できるように散歩の距離を延ばしたりたくさん遊んであげる

犬の夜鳴き、遠吠えの理由が「なんらかの音に反応」している場合は、飼い主は、犬がぐっすり熟睡できるような工夫をしてあげましょう。

犬も日中の活動が少いとぐっすり眠れないことがあります。日中の適度な運動は質のよい睡眠には大切です。

日中いつもより距離を延ばして散歩したり、たくさん遊んであげるなどして夜はぐっすり寝かせる工夫をしてみて下さい。

犬の気持ちを理解したしつけで無駄吠えのない生活を送ろう

今回は犬の鳴き声から犬の気持ちを理解し、無駄吠えをやめさせる対処法についてご紹介しました。

犬は鳴き声を変えていろいろな感情を表現しています。「愛犬の気持ちを知る」ヒントになったでしょうか?

無駄吠えなど、本来犬がもつ習性を人間の都合でやめさせる時、飼い主は、注意深く犬の鳴き声に耳を傾け理解してあげることが求められます。

犬の気持ちを理解したしつけで犬の無駄吠えを解消し、犬も飼い主もともに幸せに暮らせるよう、この記事が少しでもお役にたてたら幸いです。

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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