どうして犬になめられるの？舐める犬の気持ちや理由を場所ごとにご紹介

犬に手をなめられる理由のひとつとして挙げられるのが、親愛の気持ちを伝えたいからということです。

多くの場合、手をなめられるというのは犬からの好意や親愛のメッセージだと言えます。

というのも、そもそもなめるという行為は好きな人・信頼する人にのみ行う犬なりの愛情表現だからです。

好きな人でない限りわざわざその手をなめることはしませんし、嫌いな人であれば手をなめられるどころか噛まれてしまうでしょう。

つまり、犬に手をなめられるのは飼い主さんにとってとても嬉しいことであると言えます。

人の足をなめる犬も少なくありません。飼い犬に足をなめられるという飼い主さんも意外と多いのではないでしょうか？

ここからは、犬に足をなめられる理由をパターン別に解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

犬に足をなめられる理由としてまず挙げられるのが、遊んでほしいからということです。飼い主さんの足をペロペロとなめることで自分に関心を向け、「遊んでよ」とアピールしているのでしょう。

犬は退屈していて飼い主さんに構ってもらいたい時には、足だけでなく手や腕をなめることもあります。

ですが、飼い主さんが椅子に座っていて手や腕が距離的に遠い場合には、二本足で立たずともなめられる部位にある足をなめることでしょう。

期待しているからというのも、犬に足をなめられる理由のひとつとして挙げられるでしょう。

犬は「大好きなお散歩に連れて行ってもらえる」「ご飯の時間が近づいてきた」と何かに期待している時、その感情の高ぶりゆえにしばしば飼い主さんの足をなめます。

「ねぇ、ご飯はまだなの？」「早くお散歩に行こうよ」と飼い主さんにアピールしているとも考えられるでしょう。

何かに期待して足をなめている時の犬は、どこかソワソワしていて、なおかつ期待で目がキラキラと輝いています。

犬に足をなめられる理由のひとつとして、愛情を伝えているということも含まれるでしょう。

基本的に、なめるという行為は犬からの愛情のメッセージですので、足をなめる場合も犬からの愛情表現であると受け取ることができます。

たとえば飼い主さんの膝の上でまったりとリラックスしている犬は、飼い主さんに優しくなでなでされると「嬉しい」「大好き」という気持ちが高まって、膝や足などをぺろぺろとなめ、愛情を伝えようとしてくれるでしょう。

以上でご紹介したように、口にせよ手・脚にせよ、人の体をなめるという行為には犬からの愛情が込められていると考えられるでしょう。

ここからは、犬が私たち人間に見せてくれるさまざまな愛情表現のサインについてご紹介していきます。

犬の愛情表現の代表格と言っても過言ではないのが、しっぽを振るということです。犬は好きな人と接すると、無意識のうちにしっぽを振ります。

たとえば飼い主さんから褒められた時、撫でられた時には嬉しそうに目を細めながら口を軽くあけて笑顔を見せつつ、しっぽを振って「嬉しい」「大好き」と伝えてくれるでしょう。

飼い主さんのことが大好きすぎる犬は、飼い主さんとただ目があっただけでもゆらゆらとしっぽを振って嬉しそうにします。

笑顔をみせてくれるというのも、犬の愛情表現のひとつとして知っておきたいものでしょう。「犬は人間と違って笑うことはない」と思っている方も少なくないでしょうが、実は犬も笑顔を見せてくれるということをご存知でしたか？

犬は大好きな飼い主さんが外出先から帰宅したり、自分のことを撫でたり褒めてくれた時に口角をあげ、口を軽く開けて目をキラキラと輝かせ、とても可愛らしい笑顔を見せてくれます。

「本当に犬は笑うの？」と疑問に感じた方は、「犬・笑顔」で画像検索をしてみると、犬も笑顔を見せることをきっとご理解いただけることでしょう。