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犬の赤ちゃん返りは何が原因?犬が赤ちゃん返りする理由と行動

更新日:2024年03月15日

新しくワンちゃんを迎えた時やご家庭に赤ちゃんが生まれた時などの、先住犬の心や体の変化にあなたは気づいていますか?飼い主の愛を独占してきた犬達が喜んでいるとは限りません。ここでは先住犬が見せる赤ちゃん返りの原因や心理について紹介します。

犬の赤ちゃん返りは何が原因?犬が赤ちゃん返りする理由と行動

犬の赤ちゃん返りの原因

人間の子供の赤ちゃん返りとは、幼児から小学校低学年程度の子どもがおっぱいを欲しがったり、今までできていたことをできないと言い出して駄々をこねたりといった赤ちゃんに戻ったような行動を指します。この赤ちゃん返りといわれる行動が犬にも見られることあります。

犬の赤ちゃん返りも今までできていたことできなくなったり、飼い主に対する独占欲が強くなったりする行動が見られます。

犬の赤ちゃん返りの原因

  • ストレスを感じる
  • 飼い主に赤ちゃんが生まれる
  • 新しいペットがくる
  • 年をとる
  • 環境の変化
  • 褒めてくれなくなる
  • 叱られる

犬の赤ちゃん返りの原因1:ストレスを感じる

犬の赤ちゃん返りの原因は、何らかのストレスを抱えている可能性があります。犬にとってストレスの原因となりやすいものが、恐怖や不安の感情です。

大きな音や環境の変化も、犬にとって恐怖や不安を招きます。犬が怖がる音は、雷の音・花火の音・バイクや自動車の音などがあげられます。また、環境の変化や飼い主の機嫌などもストレスの要因になることがあるので注意が必要です。

犬の赤ちゃん返りの原因2:飼い主に赤ちゃんが生まれる

犬にとっては、飼い主との触れ合いの時間はもっとも大切なものです。家族に赤ちゃんが生まれた際に、赤ちゃん返りをしてしまうことあります。赤ちゃんは飼い主にとって大切な存在です。

犬は飼い主のことをとてもよく観察していますので、飼い主の気持ちの変化を敏感に感じ取ってしまいます。生まれた赤ちゃんを優先して放っておくと犬の赤ちゃん返りしやすいです。

犬の赤ちゃん返りの原因3:新しいペットがくる

犬や猫を迎えて多頭飼いになった際も、飼い主の興味や関心がそちらに向かってしまうことで自分への愛情が薄れたと感じる場合があります。

犬にとって家は自分の縄張りでもありますので、縄張りに新たな存在が入り込んでくることに対し、拒否反応を起こしてしまうこともあります。拒否反応を起こさないようにすることが大切です。

犬の赤ちゃん返りの原因4:年をとる

犬は終生、幼児性を持ち続ける動物です。人間のように歳を取るほど達観して老成するということはあまりなく、何歳になっても飼い主さんを変わらず慕います。

老犬になると甘える気持ちや飼い主さんへの執着が強くなることがあり、それが赤ちゃん返りの行動となって現れることがあります。

犬の赤ちゃん返りの原因5:環境の変化

環境の変化は飼い主の外出が増えたことや家族や他の動物が増えた、部屋の模様替えをしたなどさまざまな原因が考えられます。

また外的な要因だけでなく、耳の聞こえが悪くなった・目が見えづらくなったなど、犬自身の身体の衰えも犬にとっては不安でありストレスです。引っ越しをするなどして生活環境ががらりと変わってしまうと、ストレスを感じて赤ちゃん返りをしてしまうことがあります。

犬の赤ちゃん返りの原因6:褒めてくれなくなる

犬は大好きな飼い主にたくさん褒められたいと思っています。そのために言うことを聞いて、指示通りに動いていい子だね。と言ってもらいたくて頑張っています。

人間の子供がやきもちを焼いてわざと粗相したりいたずらをしたりするように、愛犬もわざと失敗することもあります。それは飼い主を困らせるためではなく、かまって欲しい一心からやってしまうことです。

犬の赤ちゃん返りの原因7:叱られる

愛犬は、大好きな人といつも一緒にいてたくさん愛されたいと思っています。昨日まで、たくさんの愛情を一身に受けていた愛犬は飼い主の心の変化には敏感です。

褒められたいのに叱られてばかりだと拗ねてしまい、赤ちゃん返りをしてしまうことが増えます。悪いことをしたらしつけとして叱ることも大切ですが、適度に叱り愛情をたくさんかけてあげましょう。
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