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犬の赤ちゃん返りは何が原因?犬が赤ちゃん返りする理由と行動

更新日:2024年03月15日

新しくワンちゃんを迎えた時やご家庭に赤ちゃんが生まれた時などの、先住犬の心や体の変化にあなたは気づいていますか?飼い主の愛を独占してきた犬達が喜んでいるとは限りません。ここでは先住犬が見せる赤ちゃん返りの原因や心理について紹介します。

犬の赤ちゃん返りは何が原因?犬が赤ちゃん返りする理由と行動

犬が赤ちゃん返りでよくある行動

人間の子供が赤ちゃん返りをして両親、特に母親の気を引こうとすることはよく知られています。同じように犬も新しく子犬や赤ちゃんが家にやってくると、赤ちゃん返りをして飼い主の気を引こうとすることがあります。

ここからは、犬が赤ちゃん返りでよくある行動を紹介します。犬の赤ちゃん返りは、さまざまな要因や行動志向があります。

犬が赤ちゃん返りでよくある行動

  • 飼い主にくっついて歩く
  • 飼い主に甘える
  • 無視をする
  • 意地悪する
  • トイレを失敗する
  • 攻撃してくる

犬が赤ちゃん返りでよくある行動1:飼い主にくっついて歩く

飼い主の姿が見えないと探しまわり、飼い主の後を追いまわしどこに行くにもついて来てトイレやお風呂にまで入って来ることがあります。離れる不安などがつきまとうからです。

飼い主の姿や気配を感じないと不安になってしまい、どこでもついてくる後追いの症状が見られます。いわゆる分離不安と呼ばれる状態で飼い主に甘えたい、飼い主を独占したいという気持ちから現れる行動です。

犬が赤ちゃん返りでよくある行動2:飼い主に甘える

犬の赤ちゃん返りでよくある行動は、部屋にいるときはずっとそばを離れず体を摺り寄せてきたり膝に乗ったり、遊んでと催促してきます。

飼い主の手や顔をずっとなめることもあるそうです。飼い主にかまってもらおうと気を引こうと行動します。飼い主のそばから離れることがなく、膝に乗ったりとスキンシップが多くなるのは甘えの表現です。

犬が赤ちゃん返りでよくある行動3:無視をする

いつもなら名前を呼べば飛んでくるのに目を合わせなかったり、後ろを向いて知らんふりしたり、拗ねているような態度をすることがあります。

飼い主に気を引いてもらおうとする行動をとります。無視をすることで飼い主は心配になり、その犬を構うようになります。もっと構ってほしい、甘えたいという気持ちからこういった行動をとります。

犬が赤ちゃん返りでよくある行動4:意地悪する

他の犬が飼い主の側に来ようとしたり、遊ぼうとしたりすると邪魔をするなど意地悪をするようになります。犬の赤ちゃん返りは、自分を一番として構ってほしいがためにこのような行動をいします。

赤ちゃん返りになると家具や壁をかじってしまったり、ゴミ箱を漁ったりといったいたずらをすることがあります。これは飼い主さんに注目してほしいためにとっている行動の可能性があります。

犬が赤ちゃん返りでよくある行動5:トイレを失敗する

犬の赤ちゃん返りの行動として、飼い主の側から離れたくなくてトイレに行かないでおもらしをしたり、おねしょやトイレの失敗が増えることがあります。飼い主の気を引こうとして、粗相をしてしまうことがあります。

今までちゃんとトイレシーツの上で排泄ができていたのに、急にトイレを失敗するようになることがあります。赤ちゃん返りの症状だと感じたら、できるだけ叱らずにそばにいる時間を増やすと良いでしょう。

犬が赤ちゃん返りでよくある行動6:攻撃してくる

新しい家族に対して攻撃的になる場合は、しばらく距離をおきましょう。精神的に不安定になり、それまで仲良くしていた家族や他のペットに対して攻撃的になる場合があります。

新しいペットを迎えた際には、新しいペットに対して吠えたりなどの行動をとることもあります。これは自分の縄張りを主張する目的のほか、飼い主さんへの独占欲から新しいペットに対して威嚇行動をとってしまっているのです。

犬の赤ちゃん返りの対処法

人間の幼児が赤ちゃんのような行動をとることを赤ちゃん返りといいますが、犬にも同じような行動が見られることがあります。犬の赤ちゃん返りは、多頭飼いになった場合の先住犬や老犬に多く見られるようです。

ここからは原因や対処法を解説します。しっかりと理解した上で対処するようにしてください。赤ちゃん返りの犬に対してはたくさんの愛情をかけてあげると良いでしょう。
次のページ:犬が赤ちゃん返りをしてしまう原因と対処法を理解しよう!

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