犬が自分のからだをなめる理由5つとは?犬の気持ちと対策法
更新日:2024年09月09日
犬が自分のからだをなめる理由
犬が自分のからだをなめる理由
- ストレスが溜まっている
- 退屈している
- かまってほしい
- グルーミングをしている
- 体に異変を生じている
犬がからだをなめる行動や、人の手をペロペロなめてくる行動は、愛情表現に限らず、特定のアピールをしていることがよくあります。犬が飼い主や自分の体をなめたり、床や地面を舐めるときの気持ちについて、ぜひ把握しておきましょう。
犬が自分のからだをなめる理由1:ストレスが溜まっている
犬がからだをなめる行動を取る場合、また人の手を舐めてくる場合、あるいはその舐める行動が止まらない場合などには、必ずと言ってよいほど「ストレスが溜まっている状態」を指していることがよくあります。
これは単純にぺろぺろと舐めるだけでなく、人の体の部位のあらゆるところを舐めたり、まるで必要以上に舐める行動に見られることが多く、飼い主としてはその犬のストレスがどこからきているのかを早期に察知してやることが大切になります。
これは単純にぺろぺろと舐めるだけでなく、人の体の部位のあらゆるところを舐めたり、まるで必要以上に舐める行動に見られることが多く、飼い主としてはその犬のストレスがどこからきているのかを早期に察知してやることが大切になります。
犬が自分のからだをなめる理由2:退屈している
犬が退屈している時の行動にも、からだをなめる行為や仕草、また人の体のあらゆる部位を舐めてくる行為などが見られます。この場合は特に犬が飼い主の足をなめる行動、犬が飼い主の足をなめる理由などの追求をする際に見られる行為で、習性としてはよく見られます。
こんな場合は単純に散歩へ連れて行ったり、屋内外を問わずかまってやったりするだけで、すぐに退屈する表情から歓喜の表情に変わることがあるため、犬の表情・体動を見ながら客観的に心境を察知してやることで解決するでしょう。
こんな場合は単純に散歩へ連れて行ったり、屋内外を問わずかまってやったりするだけで、すぐに退屈する表情から歓喜の表情に変わることがあるため、犬の表情・体動を見ながら客観的に心境を察知してやることで解決するでしょう。
犬が自分のからだをなめる理由3:かまってほしい
かまってほしい場合にも、たいていの犬はからだをなめる行動に出たり、人の手や足先を舐める行動に出たりします。この場合でもかまってやったり、遊んであげたりするだけでそのストレスは解消され、犬としても元気に遊び回る状態になり問題解決になります。
だいたい子犬の頃にこの「かまってほしい動作」をよくするもので、そんな場合に備えておもちゃをあらかじめ買っておき、犬の気持ちになって環境設定をしてあげることが大事になるでしょう。
だいたい子犬の頃にこの「かまってほしい動作」をよくするもので、そんな場合に備えておもちゃをあらかじめ買っておき、犬の気持ちになって環境設定をしてあげることが大事になるでしょう。
犬が自分のからだをなめる理由4:グルーミングをしている
グルーミングというのはいわゆる毛づくろいの事を指し、犬の場合でも猫の場合でも、このグルーミングを通じて外的刺激から身を守る仕種を取ります。これは犬の習性に見られるものなので、からだをなめる行為がすぐにストレスに結び付くことはありません。
この辺りの犬の習性をきちんと把握しておき、人間と犬との接点の持ち方や生活空間の共有性を高めておくことも大事になるでしょう。グルーミングをするのはだいたい季節の変わり目が多く、その辺りをメドに観察しておくと良いでしょう。
この辺りの犬の習性をきちんと把握しておき、人間と犬との接点の持ち方や生活空間の共有性を高めておくことも大事になるでしょう。グルーミングをするのはだいたい季節の変わり目が多く、その辺りをメドに観察しておくと良いでしょう。
犬が自分のからだをなめる理由5:体に異変を生じている
次に「体に異変を生じている時の仕種」としてからだをなめる行為をする場合ですが、これは犬・猫の場合を問わず、主に飼い主に直接自分の気持ち・体調を訴えかけているポーズになります。その場合はとりあえずなめている体の部位を確認してあげましょう。
血が出ていたり、または打撲していたりする場合もあり、犬特有の外的刺激による皮膚炎などによる仕種も含まれるため、もし皮膚に何らかの異常性が認められた場合には、すぐに動物病院などで相談しておくと良いでしょう。早期解決が肝心になります。
血が出ていたり、または打撲していたりする場合もあり、犬特有の外的刺激による皮膚炎などによる仕種も含まれるため、もし皮膚に何らかの異常性が認められた場合には、すぐに動物病院などで相談しておくと良いでしょう。早期解決が肝心になります。
犬が自分のからだをなめるのをやめさせる方法
犬のからだをなめる行為を極端にやめさせる必要はありません。それでもあまり執拗になめる場合や、人の体の部位をなめるクセなどが付く場合、また単なる習慣として舐めている場合などには、とりあえずそのクセを治す意味でやめさせることも大切になります。
犬が自分のからだをなめるのをやめさせる方法
- やめさせる方法1:ストレスの原因を解明する
- やめさせる方法2:散歩に連れていく
- やめさせる方法3:遊んであげる
- やめさせる方法4:こまめにブラッシングをしてあげる
- やめさせる方法5:動物病院へ連れていく
やめさせる方法1:ストレスの原因を解明する
犬が自分のからだをなめる行為を続ける場合、たいていはその犬が独自に感じているストレスによるものが多くなります。そんな場合には、まずそのストレスを与えている環境や外部刺激そのものを解消してあげることが大事になり、それ以外の方法では解決しません。
その犬の普段の行動をとりあえず良く観察しておき、どんな場合にからだをなめる行為を続けるのか、またどんな条件をもってからだをなめる行為が見られるかを、日記仕立てに観ておくと良いでしょう。そこで原因がわかればそれを解消します。
その犬の普段の行動をとりあえず良く観察しておき、どんな場合にからだをなめる行為を続けるのか、またどんな条件をもってからだをなめる行為が見られるかを、日記仕立てに観ておくと良いでしょう。そこで原因がわかればそれを解消します。