犬が自分のからだをなめる理由5つとは？犬の気持ちと対策法

犬が仰向けにずっと寝ていたり、からだをなめる行為をする場合、それは単に自分がリラックスしていることを知らせている行動でもあります。これもその犬の日常生活をよく観察しておくことでわかりやすく、大事な健康のバロメーターになることが多いでしょう。

特に犬・猫というのは、鳴き声と体動によって自分の気持ちを訴えるしかできないため、こうしたちょっとした何気ない行動でも、体調の変化を知るための重要項目に含まれてきます。

これは人間の口周りや手、また自分や人間の周囲にある物を舐める時の行為にみられることが多いでしょう。たとえば、同じ場所を執拗になめる場合には、その場所に自分の好きな何らかの味が付いていることが多く、ひいてはお腹が空いている時の行動になります。

しかし犬がそうした行動に出る場合には、単に空腹感を示すだけの行動ではなく、自分の習慣的な興味を満たすためだけの行為として取ることもあるため、その二者択一的な行動の変化をしっかり把握してあげることも大切です。

犬がからだをなめる行為をする時、また物を執拗になめる場合というのは、主にストレスからきている行動というのが多いでしょう。そのストレスの原因は主に不安・恐怖感に襲われた際に出る行動として表れやすく、その点をしっかり認めてあげることが大切です。

しばらくその舐める行動を続けることによって心境が落ち着き、やがて眠ったり、他の事をし始めたりすることがあります。そういう行動の一連を確認しておき、犬の心境を「舐める行為」によって見極めることが重要です。

いかがでしたか、今回は「犬が自分のからだをなめる理由5つとは？犬の気持ちと対策法」と題して、「犬が自分のからだをなめる理由5つ」をはじめ、その際に注意すべき犬の気持ちと対策法、また性格への注意点・飼い方・環境設定などについてご紹介しました。

犬が自分の鼻をなめる、自分の手をなめる、他の犬や人間の耳をなめるといった行動を繰り返す時、たいていはストレス解消のためや、かまってほしい気持ちを示す際の行為となります。そうしたサインを見逃さずにチェックし、迅速に対応することを心がけましょう。