犬を丸刈りしても大丈夫?4つのメリットとデメリットを大公開
更新日:2024年10月30日
犬を丸刈りにして毛が短くなることで、体の汚れがたまりづらくなり清潔さを保ちやすくなります。特に毛が長い犬は被毛のなかに、熱がこもりやすいです。熱によって皮膚が蒸れることで、皮脂がたまり不衛生になります。
しかし丸刈りにすることによりシャンプーで汚れを落としやすくなり、お風呂のあとも乾燥した状態を保つことができるので皮膚は清潔です。
しかし丸刈りにすることによりシャンプーで汚れを落としやすくなり、お風呂のあとも乾燥した状態を保つことができるので皮膚は清潔です。
犬を丸刈りにするメリット3:皮膚の変化に気づける
丸刈りによって毛が短くなることで、皮膚のトラブルに気づきやすくなります。犬は散歩などで外出するとき、草むらの虫に刺されたり寄生されたりすることがあります。家についてから虫刺されや寄生している箇所があっても、なかなか見つけにくいものです。しかし毛が短くなっていることで発見する可能性が高くなります。また皮膚病にも気づきやすいです。
犬を丸刈りにするメリット4:見た目が可愛くなる
犬を丸刈りにすることにより、涼しそうになるのと同時に見た目が可愛くなります。丸刈りをトリミングサロンのプロに任せるときは、要望を伝えることで可愛く仕上げてくれます。仮に自宅で飼い主が行う場合でも、動画や写真を参考にセルフトリミングが可能です。好みの形にすることで、見た目の可愛さがアップすることになるでしょう。
犬を丸刈りにするデメリット4つ
犬を丸刈りにすることはメリットだけではなく、デメリットもあります。主なデメリットは体調に関することです。事前に知っておき犬を丸刈りにするときは、よく観察してあげる必要があります。デメリットは4つになります。
犬を丸刈りにするデメリット
- 皮膚の乾燥や刺激がある
- 毛質が変化する
- 体温調節がしにくくなる
- 虫刺されが増える
犬を丸刈りにするデメリット1:皮膚の乾燥や刺激がある
必要以上に犬の被毛をカットしてしまうことで、皮膚が乾燥しやすくなったり刺激を受けやすくなったりします。そのため肌にストレスが掛かり、皮膚病になりやすい状態になります。また紫外線による刺激や障害物で、直接肌が傷つきやすくなります。症状が悪化するとなかなか治りません。これらを避けるには被毛を極端に短くしないことです。
犬を丸刈りにするデメリット2:毛質が変化する
犬を丸刈りにすると、毛質が変化する可能性があります。犬によっては被毛が伸びたとき変色したり固くなったりすることもあるのです。特に換毛期で大量の毛が抜ける犬を丸刈りにすると、毛質の変化が起こりやすくなります。
犬の種類によっては見た目が変わることもあるのです。どうしても毛質の変化が気になるのであれば、丸刈りにしすぎないようにカットしてあげましょう。
犬の種類によっては見た目が変わることもあるのです。どうしても毛質の変化が気になるのであれば、丸刈りにしすぎないようにカットしてあげましょう。
犬を丸刈りにするデメリット3:体温調節がしにくくなる
被毛を短くすることで、犬は体温調節がしにくくなります。犬が涼しくなるように極端に丸刈りにすることで、かえって熱中症にかかりやすくなるのです。
被毛は寒い冬場は保温の役目をしますが、夏は断熱材の機能も持っています。そのため毛が短くなることで体を守ることができなくなるのです。また冷房の部屋に入ると逆に冷えすぎてしまい、体調を崩すことにもつながります。
被毛は寒い冬場は保温の役目をしますが、夏は断熱材の機能も持っています。そのため毛が短くなることで体を守ることができなくなるのです。また冷房の部屋に入ると逆に冷えすぎてしまい、体調を崩すことにもつながります。
犬を丸刈りにするデメリット4:虫刺されが増える
丸刈りにより肌が露出することで、虫に刺されたり寄生されたりする可能性が高くなります。夏場は蚊やダニ、ノミ、ブヨなどがでてきます。散歩などで刺されると犬はしつように患部をかいてしまいます。必要以上に肌が傷つき化膿することもあります。
丸刈りにするときは、虫に刺されても大丈夫なように事前に予防接種をしてあげ、外出の後はこまめに注意してあげましょう。
丸刈りにするときは、虫に刺されても大丈夫なように事前に予防接種をしてあげ、外出の後はこまめに注意してあげましょう。
犬が被毛で大切なケア3つ
被毛のケアは健康のための第一歩です。抜け毛の量や毛のツヤがバロメーターになります。犬は体調が悪くなっても我慢してしまいます。そのため、すぐに伝えることはできません。日頃から飼い主さんがこまめに観察してあげることが大切です。主な被毛のケアは3つあります。
初回公開日:2022年09月06日
記載されている内容は2022年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。