新幹線にペットは持ち込めるのか・乗車料金|バギー/ケース
更新日:2024年09月02日
ペットと一緒に新幹線は乗れるの?
家族の一員であるペット、旅行や所用で一緒に移動したいと思ったとき、公共交通機関への乗車はできるのでしょうか。車での移動が一番ですが、車のない人・行きづらい場所もあります。速く長距離移動が可能な新幹線は、猛獣やへびの類を除きペットと一緒に乗車することができます。
ペットと新幹線に乗車する場合は、キャリーケースに入れることが必要です。JRの規定で重さはペットとケース合わせて10キロ以内、ケースの大きさは長さ70センチメートル以内で、縦・横・高さの合計が90センチメートル程度となっています。
ペットと新幹線に乗る場合に焦点をしぼり、料金やルール、注意すべきことをご紹介します。ペットとのお出かけの参考になれば幸いです。
ペットと新幹線に乗車する場合は、キャリーケースに入れることが必要です。JRの規定で重さはペットとケース合わせて10キロ以内、ケースの大きさは長さ70センチメートル以内で、縦・横・高さの合計が90センチメートル程度となっています。
ペットと新幹線に乗る場合に焦点をしぼり、料金やルール、注意すべきことをご紹介します。ペットとのお出かけの参考になれば幸いです。
ペットと新幹線で北海道まで行ける?
北海道の新函館北斗駅まで新幹線が開通したため、空路やフェリーを利用せず、北海道へ行くことが可能になりました。新幹線へのペット乗車が認められているので、一緒に北海道まで行くことができます。例えば東京から一気に北海道を目指すことも良いですし、途中下車して観光しながら行くということもできます。時間はかかりますが、乗り継げば九州から北海道までの移動も実現可能になりました。
出発場所により、北海道までの乗車時間に幅があります。ペットの体調を考慮して無理のない移動計画や方法を考えましょう。場合によっては計画変更も必要になります。
出発場所により、北海道までの乗車時間に幅があります。ペットの体調を考慮して無理のない移動計画や方法を考えましょう。場合によっては計画変更も必要になります。
猫は新幹線に乗れる?
猫は新幹線に乗車できます。他人に危害を及ぼさない動物のみ同乗可能という規定がありますので、特別凶暴な猫でなければ大丈夫です。また重量の規定がありますので、大きめ猫を飼育している方は、乗車前に確認しましょう。必ずキャリーケースに入れ、飛び出して迷子にならないよう、くれぐれも注意してください。キャリーに慣れていない猫は、新幹線利用前に練習しておくのが良いです。
犬は新幹線に乗れる?
犬も新幹線に乗れますが、前述したように重量の条件があります。ケースと合わせて10キロ以内という規定があるので、必然的に大型犬は乗れないことになります。持ち込みケースの大きさにも決まりがあるので、超小型犬や小型犬が乗車可能です。
普段はおとなしくても、ゲージに慣れていないと興奮することがあります。新幹線に一緒に乗る計画を立てたら、事前にゲージに入ることに慣れさせておきましょう。
乗り物酔いが心配な場合は、獣医に薬を処方してもらうことも考えます。また長く楽しめるおやつやおもちゃ、給水器、シーツ、汚れた時のウエットティッシュなど準備して出かけましょう。
普段はおとなしくても、ゲージに慣れていないと興奮することがあります。新幹線に一緒に乗る計画を立てたら、事前にゲージに入ることに慣れさせておきましょう。
乗り物酔いが心配な場合は、獣医に薬を処方してもらうことも考えます。また長く楽しめるおやつやおもちゃ、給水器、シーツ、汚れた時のウエットティッシュなど準備して出かけましょう。
うさぎなど小動物は?
うさぎやハムスターなど小動物も新幹線に乗車できます。うさぎやハムスターの場合、鳴き声の心配がほぼありません。その点は猫や犬より利用しやすいでしょう。ただうさぎは繊細な動物なので、体調の変化に注意します。また臭いに気をつけ、消臭対策をしておくのがです。
インコなど鳥類は?
インコや鳩も新幹線に乗車できます。他のペットと同様必ずケージ・キャリーに入れ、車内を飛ぶということがないようにしましょう。またカバーなどでケージを覆って外から見えないようにします。
鳥類の場合、普段自宅で使っているケージだと規定より大きいことが多いので、移動の際は乗車規定にそったケースを用意しましょう。
鳥類の場合、普段自宅で使っているケージだと規定より大きいことが多いので、移動の際は乗車規定にそったケースを用意しましょう。
新幹線にペットと乗る場合の料金は?
新幹線にペットの乗車料金はなく、指定席を買うこともできません。ペットは手回り品という位置づけになり、距離に関係なく一個280円の手回り品料金が必要になります。乗車前に駅窓口でキャリーケースなどを提示して、普通手回り品切符を買います。一人の飼い主が、二人分の料金を払って席を確保するということも認められてないので注意しましょう。
車内でペットの入ったキャリーケースは、自分の膝の上か座席の下またはテーブル上にを置くことになっています。可能ならば一人ではなく、二人以上で乗り隣の座席も確保すると良いです。二人の場合は三人席より、二人席の方が隣の方を気にしなくて良いのでです。
ペットの新幹線を含めたJR移動の場合、280円で利用することができ、飛行機移動に比べると格安です。飛行機移動の場合は、ペットは貨物扱いで貨物室に格納されるので、心配もあります。新幹線の場合はペットの様子を観察できるので、安心感があります。
車内でペットの入ったキャリーケースは、自分の膝の上か座席の下またはテーブル上にを置くことになっています。可能ならば一人ではなく、二人以上で乗り隣の座席も確保すると良いです。二人の場合は三人席より、二人席の方が隣の方を気にしなくて良いのでです。
ペットの新幹線を含めたJR移動の場合、280円で利用することができ、飛行機移動に比べると格安です。飛行機移動の場合は、ペットは貨物扱いで貨物室に格納されるので、心配もあります。新幹線の場合はペットの様子を観察できるので、安心感があります。
その他の公共交通の場合は?
新幹線以外の公共交通をペットと利用する場合、料金やルールはどのようになっているでしょうか。それぞれの交通機関で条件や料金が異なります。無料の公共交通もあり、いくつか紹介しますので参考にしてください。名古屋市営地下鉄や大阪市交通局は、JRに比べて大きさや重量の規定がゆるめになっています。
・名古屋市営地下鉄
ケースの長さ2メートル以内で、縦・横・高さの合計が250センチ以内。重さはケース・動物合わせて30キロ以内、数は2個まで、料金無料。
・大阪市交通局(地下鉄・バス・ニュートラム)
蓋ができて、ペットの姿が周りから見えないケージ、バッグを使用。バギー・カートはカバー部分が不透明で、車内で転回可能な大きさ。料金無料。
・東京メトロ
JRと規定は同じ。料金無料。
※猛獣やへび類、他人に危害を与える恐れのある動物の除外は、それぞれ共通です。
・名古屋市営地下鉄
ケースの長さ2メートル以内で、縦・横・高さの合計が250センチ以内。重さはケース・動物合わせて30キロ以内、数は2個まで、料金無料。
・大阪市交通局(地下鉄・バス・ニュートラム)
蓋ができて、ペットの姿が周りから見えないケージ、バッグを使用。バギー・カートはカバー部分が不透明で、車内で転回可能な大きさ。料金無料。
・東京メトロ
JRと規定は同じ。料金無料。
※猛獣やへび類、他人に危害を与える恐れのある動物の除外は、それぞれ共通です。
初回公開日:2017年10月30日
記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。