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犬の耳掃除のやり方|嫌がる犬にもケアグッズ7選

更新日:2024年05月19日

犬の耳はとてもデリケートなので、掃除の際には優しく汚れを取り除いてあげるようにしましょう。耳は犬の中で最も繊細な部分なので、無理に刺激してはいけません。個体の体に合ったケアグッズを使用すれば、傷付けずに安全に耳掃除をすることができるでしょう。

犬の耳掃除のやり方|嫌がる犬にもケアグッズ7選

犬の耳掃除は必要なのか?

犬の耳掃除は動物病院やペットサロンで頼めば行ってくれますが、ご家庭で簡単に行えるため下調べしておくことが大切です。

犬の耳掃除を行う際には、人間の道具は一切使用してはいけません。基本的には汚れを拭くためのコットンと、耳掃除用の洗浄液の2つで十分です。

犬の耳の構造

犬の耳は、人間の耳とは構造が異なります。外側から、耳介、外耳道、鼓膜の3つから成り立っています。耳介は一番外側に付いており、大きくぺらぺらとしている部分です。

次に繋がっている外耳道は耳の穴で、外耳道も軟骨で構成されています。人間の構造との最も違いがあり、犬の場合は垂直に下がり、鼓膜に向かって水平に折れ曲がるのが特徴的です。

次に辿り着くのが鼓膜で、とても薄いのでピンと張っています。

立ち耳タイプの場合

立ち耳の犬の耳掃除は、まずは耳が動かないように固定しておきましょう。次は耳掃除用の洗浄液を耳の中に数滴垂らします。

耳蔵持をする際には耳をマッサージするように揉んで、洗浄液を外耳道の中に馴染ませましょう。その際に犬は顔を振りますが、終わったらガーゼやコットンで拭き取ります。

立ち耳の場合は雑菌や埃が入りやすく、汚れが溜まりやすいため定期的に耳の中を見てあげましょう。

垂れ耳タイプの場合

垂れ耳の犬の場合は耳の中に毛が生えているため、耳掃除の前に耳の毛を抜いてあげましょう。耳の穴を覆っている毛で十分なので、抜ける範囲で優しく抜くのがコツです。

耳の毛を抜いて耳の中が見えるようにし、耳が動かないように固定しましょう。次は洗浄液を、外耳道に数滴垂らします。

次は犬が耳を振るので、それが終わったらガーゼやコットンで綺麗に拭き取りましょう。

犬の耳掃除の仕方

犬の耳掃除は、立ち耳より垂れ耳の個体の方が難しいです。垂れ耳の場合は耳の中が蒸れやすいため、通気性が悪く病気にかかりやすくなります。

耳の病気がある場合は、無理に耳の中の毛を抜くと悪化させる場合があります。ここからは、犬の耳掃除の仕方を詳しく見ていきましょう。

犬の耳掃除の仕方

  1. タイミング
  2. 用意する物
  3. 耳の中をチェックする
  4. 耳の中の毛を抜く
  5. 耳掃除専用液でマッサージをする

犬の耳掃除の仕方1:タイミング

犬の耳掃除を行う際には、行うタイミングが大切です。耳掃除の頻度は耳の状態で異なり、耳掃除が必要な犬種でも1か月に1~2回で十分です。

獣医やドッグトレーナーから指示を受けている場合は、その言いつけに従いましょう。耳掃除をし過ぎると、炎症が酷くなる可能性があります。

耳の掃除やチェックは適度に行うようにし、耳垢の形で耳の状態を確認するようにしましょう。

犬の耳掃除の仕方2:用意する物

犬の耳掃除をする際には、耳の汚れを拭き取るガーゼやコットンと、洗浄液があれば十分です。その2つをわざわざ用意しなくても、専用のウェットティッシュで対応できます。

ウェットティッシュは洗浄液が染み込んでいるため、必要がある時にサッと取り出して汚れを拭き取ることができます。

シートタイプにはノンアルコールの物や肌への刺激が少ない物など、色々なタイプの物があるため犬の体質に合った物を使用しましょう。
次のページ:犬の耳掃除の注意点

初回公開日:2019年09月19日

記載されている内容は2019年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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