犬の去勢費用はいくらかかる？去勢・避妊の必要性と注意点を徹底解説！

犬の去勢・避妊手術にはいくつかの注意点があります。

去勢・避妊手術を受けると、オス・メスともに本来の性ホルモンの分泌がなくなるため、性格や体調が変わる、全身麻酔の影響があると考えられています。

手術の最大のリスクは、全身麻酔を施すことではないでしょうか。

性格は飼い主さんの感じ方によるものもありますし、体調が変わり太りやすくなることに関しては、食事管理により抑制できます。

麻酔に関しては、危険やリスクが伴いますが、正しい対処法を知り、リスクを最小限に抑えられます。不安なことは獣医師に相談しましょう。

去勢・避妊手術の注意点として、性格がかわることがあります。

オスやメスとして成熟する前に手術を受けると、性ホルモンの分泌が止まって、オスがメスのように、メスがオスのような性格になることがあると言われています。

メスの攻撃性が高くなったり、オスが手術後に以前より甘えるようになったという話しを聞くこともありますが、はっきりとした結論は出ていません。

飼い主さんの感じ方にもよるのではないでしょうか。

去勢・避妊手術の注意点として、太りやすくなることがあります。

手術をすることにより、性ホルモンの分泌がされなくなり、活動量が減るため基礎代謝量が低下します。

手術前と同じ食事を与えていると肥満になってしまいますが、これは飼い主さんがおやつやゴハンをたくさんあげてしまうことが原因になっています。

あげすぎをまずやめて低カロリーなフードや、体重管理を目的としたフードにしたりしましょう。肥満になってしまうと、病気にかかりやすくなってしまいます。

去勢・避妊手術の注意点として、全身麻酔の影響があります。

手術は、全身麻酔で行われます。去勢・避妊手術に関して、麻酔は最も大きなリスクということができるでしょう。

麻酔への耐性は個体差があり、術前検診でも完全に把握することは難しいです。老齢や体力が低下したワンちゃんは、麻酔をかけること自体が命がけになってしまいます。

しかし健康状態がよく、手術に耐えられる体力があればこのリスクはそんなに高いものではありません。

リスクを減らすためには、信頼できる獣医師に依頼するようにしましょう。

去勢・避妊手術をしたワンちゃんは、肥満になりやすい傾向にあります。

去勢・避妊手術によって、繁殖に必要なエネルギーの消費量が減り、基礎代謝量が低下したところに、今までと変わらないおやつや食事を与えてしまうことが原因です。

手術後にも、以前と同じ量のフードを与え続けると、エネルギーが過剰になり、太りやすくなります。

手術後は、ワンちゃんが食べたい分を与えるのではなく、きちんとコントロールしてあげましょう。肥満対策用フードもありますので、活用してください。

術後の肥満の対処法として、動物病院で栄養指導を受けましょう。

肥満は万病の元です。身体に肥満の影響が出ていないか、しっかり健康診断を受けましょう。適度な減量や身体に不調がある時に減量すると、体をさらに壊してしまいます。

このため、獣医師の栄養指導のもと健康診断をうけながら減量することをします。

獣医師から、2週間後、1ヶ月後などの目標体重を設定してもらい、定期的に動物病院で体重を測定してもらうと、減量の励みになるでしょう。

一度かかりつけの動物病院へ相談してみてはいかがでしょうか。

術後の肥満の対処法として、適度な運動をしましょう。

肥満になると、体が重い、関節が痛い、ちょっとしたことで息が荒くなるなどといったことが起こります。

急に走らせたり、運動させたりすると、かえって関節などを痛めたり、心臓に負担をかけてしまうことになります。

涼しい時間などに、愛犬が辛そうな様子を見せない程度の速さで散歩をしっかりとしてみましょう。ボールを使って遊んだり、ひもを使って引っ張って遊んだり、遊びを交えての運動を行うとよいでしょう。

術後の肥満の対処法として、エサの与え方を工夫してみましょう。

犬により差はありますが、犬は食欲旺盛なので加減を決めずに出されたドッグフードをすべて食べてしまう犬が多いです。

ドッグフードは体重に合わせて適量を与えるようにしましょう。おやつは最小限にとどめ、塩分や糖分の多い人間用の食事は与えないように徹底しましょう。

低カロリーのダイエットフードを試してみるのもひとつの方法です。

食べ方に工夫をしてみるのもよいでしょう。フードを詰める知育玩具を利用したり、手から一粒ずつあげてみたり、早食い防止の食器を使うのもよいでしょう。

犬の去勢・避妊手術にはメリット、デメリットもありますし、犬の去勢費用・避妊費用も気になりますよね。

去勢・避妊手術をすることで、性格が穏やかになる、ストレスを軽減できる、病気の発生リスクが低くなるなど多くのメリットがあります。

犬の去勢費用・避妊費用も、市町村からの助成金が出たりしますので住んでいる市町村へ確認するとよいでしょう。

愛犬の健康のため、元気で長生きしてもらうためにも、去勢・避妊手術をします。そして、犬の去勢費用・避妊費用、手術内容など、事前に獣医師に相談してみましょう。