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犬が手足を噛む理由と防止方法・しつけ方法・おもちゃ

更新日:2024年04月08日

人間に癒やしをあたえてくれるかわいいペット。でも、愛犬の噛み癖や歯磨きや薬を飲ませようとした時に噛む行為に悩む飼い主さんは多いものです。犬が噛むのはどうしてなのでしょうか。その原因を知り、正しく対処することが大切です。今回は犬が噛む行為について解説します。

犬が手足を噛む理由と防止方法・しつけ方法・おもちゃ
子犬が噛んでも安全なおもちゃの中には、やわらかいぬいぐるみなどがあります。しかし、気をつけたいのが中に鈴などが入って音がするタイプです。

大人しく遊んでいるだけなら良いのですが、噛みちぎってしまうような子犬であれば、中の鈴を飲み込んでしまう危険性があります。そういったぬいぐるみを選ぶ時は、自分の飼っている子犬の性格とふだんの行動を把握して、ぬいぐるみなどのおもちゃ選びをしてあげてください。

噛む・唸る犬の理由と防止方法

犬が自分の足ではなく飼い主や他の犬に対して噛む・吠える・唸るなどの行動をするのは明らかな「攻撃行動」です。

しかし、それが子犬や若い犬の場合は「遊びの延長としての攻撃行動」である場合もあります。これは、他の犬との接触不足が原因で起こる場合もありますので、家の中で大切に育てるのもよいですが、他の犬とのふれあいの機会も多く作ってあげると治まる場合があります。

また、老犬の場合は病気が原因で攻撃的になる場合もあります。今までおとなしかった老犬が急に攻撃的になって噛む・唸るなどの行動をとるようになったら、病気も疑って医師に相談してみましょう。

保健所での噛む犬の対処方法

愛犬が他人を噛み傷つけてしまった場合、障害問題になったり噛まれた人を治療した医師や噛まれた本人から保健所に連絡される場合があります。

また、犬が人を噛んだ場合は飼い主は保健所に「飼い犬の咬傷届」という届けを提出しなければいけないという決まりがあります。

飼い主の中には、人を噛む犬は保健所で殺処分されてしまうと思い込んで「人を噛んだ」という事実を隠そうとする人もいますが、人を噛んだらすぐに殺処分というわけではないので、嘘でトラブルを大きくしないよう、保健所に対して正しい状況を説明することにつとめましょう。

保健所の対処で殺処分が選ばれる場合は「犬が人を噛んだことで裁判まで発展し、裁判所から殺処分の命令が出た」「何度も噛む事件をおこしている犬」「被害者が多い」この3つが原因となります。

それ以外の犬に対しては即殺処分は行われることは稀であり、飼い主に対してふだん犬がいる場所の変更など今後の噛みつき事故に対する予防策が指導されるにとどまるケースがほとんどです。

犬が足を噛むため赤い場合の対処方法

皮膚炎や傷が原因ではなく、犬自身が足を噛んだり舐めたりすることで、足が赤くなってしまった場合は、そのほとんどがストレスが原因です。

犬のストレスを取り除いてあげない限り、犬は足を噛むことをなかなかやめることはないでしょう。まずは、物理的でも良いので犬が足を噛むことをやめさせるのが大切です。靴下を履かせる。エリザベスカラーをつけるなどがあります。

その後で、何が犬のストレスの原因かをつきとめ、それを取り除くように飼い主が努力することが大切です。飼い主や他の犬とのコミュニケーションを取りたい場合や、運動不足、暑い、寒い、飼い主に強く叱られたなど犬のストレスは個々によりいろいろあります。犬が足を噛む行動を見せ始めたときに何か変わったことがなかったか、原因を突き止めていきましょう。

犬が薬を飲まないで噛む場合の対処方法

犬は口のそばを触られるのを嫌がり、飼い主が薬を与えようと思った時に反射的に噛むこともあります。犬だけでなく、噛まれたことで飼い主のトラウマにもなってしまうので、無理せず別の方法で薬を飲ませるようにするとよいでしょう。

その代表的な方法としては、おやつの中に薬を仕込む方法です。小型犬の場合は錠剤などでも大きくてすぐに違和感を感じて吐き出してしまう時もありますので、適宜細かく砕くなどの前処理をして与えるようにするとうまくいくでしょう。

噛み癖は治る?飼い主がしっかりしつけて安全に

犬が噛むのはいろいろな原因があります。原因がひとつのこともありますが、複数の理由が重なって噛むという行動をする場合がほとんどです。

まずは、飼い主が犬のことを理解すること、そして噛むのをやめさせるには犬と飼い主との信頼関係が何よりも大切になってきます。

かわいい愛犬が自分で自分の足を傷つけたりするのは、見ていても辛いことでしょう。そのようなことをやめさせるために、普段一番近くにある飼い主が原因を見つけ、それに対処してあげましょう。

初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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