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子犬にのお手の教え方3つ|お手のしつけ方を失敗した時の対処法ご紹介

更新日:2024年11月21日

可愛い子犬との生活は、わくわく楽しいものですが、迎えたその日から始めたいことがあります。それは、しつけです。犬と人間社会で暮らすには、基本的なしつけをして、犬も飼い主も安心して楽しいペットとの生活をしていきましょう。基本的なしつけとお手の練習法をご紹介します。

子犬にのお手の教え方3つ|お手のしつけ方を失敗した時の対処法ご紹介

子犬の頃にお手を教える必要性

子犬のうちに飼い主さんとの信頼関係を作っておくと、問題行動もなく、人間社会でのくらしも安心です。犬の最初の1年は、人の約18年分にあたるとも言われています。なるべく早めに、人も犬も困らない行動を教えていきましょう。

飼い主さんとわんちゃんが信頼関係・主従関係を築き、楽しく遊びながらできる芸の一つが、「お手」です。

ここでは、子犬のうちから覚えておきたい基本的なしつけと、簡単なお手の教え方を紹介していきます。

子犬が効率よく覚えられるお手としつけ方

最初からお手を教えるのは難易度が高いので、まずは生活する上で大切な基本的なしつけから、少しずつ教えていきましょう。基本のしつけを行ない、信頼関係を築いてから、お手を教える準備を整えていきます。

基本的なしつけとしては、トイレトレーニングとハウスがあります。わんちゃんを迎えたその日から教えましょう。また、外出前には、おすわり、待て、来い、そして甘噛みをしてはいけないなども、できるようになっていると安心です。
トイレ甘噛み防止おすわりおて
必要性★★★★★★★★
難易度★★★★★★★★

子犬が効率よく覚えられるお手としつけ方1:最初におすわりと待てを教える

まずは、「おすわり」と「待て」で、飼い主さんの指示に従うことを教えましょう。

「おすわり」と言われたら地面にお尻をつける、「待て」と言われたらその場で待つことを手のサインと言葉と餌(ご褒美)を使って教えます。

これができるようになると、わんちゃんを落ち着かせたい時や危険を回避する時にも役立つので、ぜひ教えておきたいしつけです。

また、この2つができるようになると、お手の練習に進みやすくなる理由が2つあります。

餌を待たせることで上下関係をはっきり理解させる

飼い主さんの指示に従って行動すると、餌がもらえる(=良いことが起きる)ことを教え、わんちゃんと飼い主さんの関係(上下関係)をはっきりと理解させます。

犬は群れで行動してリーダーの指示に従う習性があります。そのため、飼い主さんがリーダー(主人)であると理解ができない場合、わんちゃんの気分でやる時とやらない時が出てきてしまいます。そうならないように、上下関係はしっかりと築いていきましょう。

最初におすわりを覚えさせることで次にお手がしやすくなる

お手はおすわりの状態から教えるため、最初におすわりを覚えさせるとそのままの流れでお手を教えやすくなります。

おすわりと待てをセットで教えておくと、「おすわり」をするわんちゃんは自然と待つ姿勢になっています。そうすると、飼い主さんの顔を見て次の指示をしっかりと聞く準備ができている状態です。

また、立った状態からのお手はバランスがとりづらいため、しっかりとお尻を地面につけて落ち着いている状態からお手を教えていきましょう。

子犬が効率よく覚えられるお手としつけ方2:お手をすると褒められることを覚えさせる

次は、いよいよ「おて」の教え方です。お手をしたら、褒められることをしっかり覚えてもらうことが大切です。そのためにも、飼い主さんも楽しく教えていきましょう。

お手の教え方は色々ありますが、まずは「おすわり」をさせ、おやつをグーで握ります。次に、わんちゃんの右のお手ての付け根の前あたりに、握ったままの手を差し出します。

おやつが欲しくてお手手でその手を触りそうになったら「お手」と言いましょう。触ったらすかさず褒めて餌をあげます。

これができるようになったら次は手を開き、餌は親指で押さえた状態で教えたり、反対の手に餌を持って教えたりしていきます。

叱るだけではなくしっかりと褒めることを心がける

お手ができたときはしっかりと褒めてあげることがコツです。できた瞬間に褒めてあげると、この行動が良かったんだとわんちゃんも学習できます。

そして、少し声を高めにオーバーリアクション気味で褒めてあげましょう。低い声だったり、飼い主さんが嬉しそうではなかったりすると、わんちゃんも褒められていることが分からないことがあります。

しっかり褒めてお手をすることが楽しいと覚えてもらいましょう。
次のページ:何度教えても習得できない場合の犬のしつけ方法

初回公開日:2019年08月10日

記載されている内容は2019年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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