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感情に任せた叱り方はダメ!犬の正しい叱り方と褒め方を覚えよう!

更新日:2024年04月11日

犬と共にうまく生活することは、楽しくもあり、大変なことでもあります。犬に人間の生活に適応してもらうためには、どんな躾が必要でしょうか。躾けるためのポイントとは?感情に任せた叱り方をしないで済む方法とは?犬の正しい叱り方と褒め方を覚えましょう。

感情に任せた叱り方はダメ!犬の正しい叱り方と褒め方を覚えよう!

犬の叱り方を失敗した時の対処法1:犬を落ち着かせる

感情的に怒ってしまったり、叩いたりして、犬の叱り方に失敗したなと感じた時は、まずは犬を落ち着かせましょう。

あなたの感情に呼応して、犬の感情も荒れています。怯え、戸惑い、大好きな飼い主を怒らせてしまったという自分自身に対する落胆などの感情で犬の心はいっぱいになっています。

「怒ってごめんね」「叩いちゃってごめんね」と言い、感情的になったこと、叩いてしまったことを謝って、犬をまずは落ち着かせてください。

犬の叱り方を失敗した時の対処法2:犬と目を合わせる

人の目を見て話さない人は、他人からあまり信頼されないことが多いですが、これは相手が人間でも犬でも同じです。

何かを失敗して謝る時に、相手の目を見ないで謝っていても気持ちは伝わりません。大事なことほど、相手が人間だろうと犬だろうと、目と目を合わせて話すことが大切です。

犬の叱り方を失敗した時は、必ず犬と目を合わせてください。こうすることで叱り方を失敗したフォローができます。

犬の叱り方を失敗した時の対処法3:何が悪いのかを犬にしっかりと分からせる

犬の叱り方を失敗した時は、飼い主は感情を整えて、根気よく何がよくなかったのかを犬にわからせる必要がありますが、前述したとおり、犬には物事の善悪の判断ができません。

ですから、これをやれば褒められる、これをやれば叱られるというように犬が反射的な反応ができるようになるまで、パターンで教えます。

根気のいる作業ですが、その都度、きちんと犬と「話」をしてください。

犬をきちんと反省させるためのコツ

犬がきちんと反省し、学習するために最も必要なことは、フローアップとリダイレクト(他のものに目を向けさせること)です。叱りっぱなし、怒りっぱなしが一番よくない叱り方です。

悪いことをしたら、まず「NO」と言って良くないことだということを理解させ、犬がやめたら褒めます。

例えば、犬が靴を噛んでいたら「NO」と言ってやめさせます。犬が止めたら褒めます。

犬が止めない場合は、力づくで靴を取り戻し、その代わりに噛んでもいいおもちゃを与えます。ここまでが躾です。

犬を正しく叱り、褒めてあげることで絆を深めよう

犬の叱り方、褒め方、育て方は、人間の子供の叱り方、褒め方、育て方と共通するものがあることにお気づきの方も多いのではないでしょうか。

子供も犬も褒められることが大好きです。褒め、励まそうとすればするほど、犬はルールを守り、あなたに喜んでもらいたくて、一生懸命になります。

一方で、だめなことはだめと叱らないと、人間の子供は苦労するでしょうし、犬はだめ犬になってしまいます。

さらに悪いことに、あなたを「ちゃんと躾のできない適当な人」と評価するでしょう。

互いの幸福のために互いがより良い犬、より良い飼い主になって絆を深めていってください。

初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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