Search

検索したいワードを入力してください

秋田犬は大型犬!従順で穏やかに育つために必要な赤ちゃん期のしつけ

更新日:2024年11月01日

秋田犬は、大型で警戒心が強く、攻撃的な一面を持っているため、初心者には難しいとされている犬種です。しかし「忠犬ハチ公」のモデルになったとされるほど、本来は飼い主には従順で優しい性格の持ち主です。穏やかに育つための赤ちゃん期のしつけについてをご紹介します。

秋田犬は大型犬!従順で穏やかに育つために必要な赤ちゃん期のしつけ
秋田犬は何もせずに育てると、神経質な性格が出て、警戒心の強い攻撃的な犬に育ってしまう可能性があります。

成犬になってから社交性を身につけることは不可能ではありませんが、できれば赤ちゃん期に社交性を身につけることが望ましいです。

必要なワクチン接種が済んだら、ドッグランで他の犬との交流させたり、家族や周囲の人とのスキンシップをたくさん取らせてあげることで、その後の重大な問題行動(噛み癖など)が出にくくなります。

赤ちゃん期が大事!しつけの注意点

  1. 主従関係をはっきりさせる
  2. 無駄吠え
  3. 甘噛み
  4. 社会性を身につける

赤ちゃん期にしっかりしつけをする方法4つ

ここからは、秋田犬の赤ちゃん期にしっかり上下関係を身に付けさせる方法4つをご紹介していきます。

主従関係が築ければ、しつけに時間はかかりません。ぜひ赤ちゃん期から日常的にトレーニングを行うことをします。

赤ちゃん期にしっかりしつけをする方法

  • 餌を与える時
  • お散歩の時
  • 被毛のお手入れの時
  • 他の犬や人に慣れさせる

赤ちゃん期にしっかりしつけをする方法1:餌を与える時

犬は基本的に食いしん坊のため、ご飯の時間に興奮しやすいです。問題行動が出やすいこの赤ちゃん期のごはんの時間こそ、トレーニングのチャンスです。

ご飯を催促して無駄吠えをしたり、興奮して走り回るなど、好ましくない悪い行動をするときは、徹底的に無視します。

犬に「催促すればごはんがもらえる!」と認識させないために、ご飯は犬が大人しくなってから与えましょう。

「まて」「よし」を覚えているとより有効です。主導権はリーダーである飼い主が持つようにします。

赤ちゃん期にしっかりしつけをする方法2:お散歩の時

赤ちゃんの頃は、お散歩がとても楽しくて、あっちこっちとウロウロしたり、グイグイとリードを引っ張って行こうとすることも多いです。

しかし車道に飛び出したり、人や犬に飛びついたりとなってしまうと、とても危険です。安全のためにも、「リーダーウォーク」をマスターしましょう。

「リーダーウォーク」とは、犬が飼い主の足元について歩くことです。「歩く」→「犬が引っ張ったら止まる」→「引っ張るのをやめたら褒める」を繰り返すことで、犬は飼い主の指示に従って歩くようになります。

赤ちゃん期のしっかりしつけをする方法3:被毛のお手入れの時

犬は夏と冬の1年に2回、換毛時期が来ます。
秋田犬は密集して毛が多い犬種で、皮膚トラブルを避けるためにも定期的なブラッシングが必要です。

慣れていないと噛みついたり嫌がったりするので、赤ちゃんの時期からブラッシングに慣れさせておきましょう。
ブラッシングに慣れさせておくことで、体を触られることや、ブラシなど道具を使われることに対して抵抗感が少なくなります。赤ちゃん期の、恐怖心や警戒心が芽生える前の時期から始めることがです。

赤ちゃん期にしっかりしつけをする方法4:他の犬や人に慣れさせる

秋田犬が人間社会で生きていくためには、社会性を身に付けなければなりません。秋田犬は警戒心が強いため、他の犬や人に慣れていないと、攻撃的になり事故を起こしてしまう危険があります。

赤ちゃんのときは、初めて見る物や生き物と触れ合うことで、社会性を得て成長していきます。そのため、人とのスキンシップもたくさんしておくとよいでしょう。

赤ちゃん犬同士でのじゃれあいでは、力加減や遊び方、コミュニケーションの取り方などを学ぶことができ、成犬になったときに他の犬とのトラブル回避の術を身に付けることができます。

秋田犬は大型犬!成犬になった時のお世話3つ

赤ちゃんの時は小さくても、秋田犬は体が大きく成長する犬種です。赤ちゃん時はしつけの面が特に重要となりますが、成犬となってからも気を付けておきたい点があります。

成犬になった秋田犬のお世話についてを確認しておきましょう!

秋田犬は大型犬!成犬になった時のお世話

  1. 食事の量
  2. 運動の量
  3. 室温の管理

秋田犬は大型犬!成犬になった時のお世話1:食事の量

犬の給餌量は体重、年齢、運動量によって決まります。

秋田犬の成犬の標準体重は、オスで39~59kg、メスで27kg~50kgです。体重34キロの犬の場合、一日の必要カロリーは1300~2000カロリーとされており、成犬用・全犬種用フードを1日2~3回に分けて与えます。

ドックフードのパッケージに記載されている量は、標準的な犬のサイズを目安にしています。活発な秋田犬なら、記載量よりやや多めにあげてもよいでしょう。
次のページ:自宅でのしつけが難しい時の対処法

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related