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ビーグルの適性体重と体重管理をガイド!適切な食事の与え方

更新日:2024年01月19日

「ビーグル」は、イギリス原産のハウンド(hound:銃猟犬)の1種であり、スポーツとしてのウサギ狩り用の犬とされています。ハウンドは、大きく嗅覚ハウンドと視覚ハウンドの2種類に分類されますが、ビーグルはダックスフントと同じ嗅覚ハウンドに分類されています。

ビーグルの適性体重と体重管理をガイド!適切な食事の与え方
ビーグルは基本的に食欲旺盛な犬種であり、特に成長期に当る生後4~6ヶ月頃には与えた餌をほとんど残さず食べてしまう子がいます。

ビーグルの食事回数は以下の月例を参考にして、飼い主がビーグルの食欲状態を観察しながら食事回数を管理することが大事です。

(1)生後3~4ヶ月の場合:3~4回/1日
(2)生後4~6ヶ月の場合:3回/1日
(3)生後6~8ヶ月の場合:2回/1日

なお、生後8ヶ月を経過した以降は、幼犬用から成犬用のドッグフードに切り替えるとよいでしょう。

食事の量

ビーグルは生後6ヶ月くらまでは食欲旺盛な成長期なので、ドッグフードのラベルに書いている目安の食餌量では満足できない子がいます。

ビーグルにも個体差があるので、同じ体重でも1日の代謝量や運動量によって食餌の量に差がでるのは当然です。飼い主が体重増加のパターンを適切に観察し、食餌やおやつの量を増減することが必要です。

ただ、ビーグルは食欲旺盛な犬種です。単におねだりしたからといって、無闇に与えるのは禁物です。

ドッグフードのパッケージを参考に

ビーグルに与える食餌の量は、ドッグフードのパッケージに記載されている数値を参考にして判断していますが、ほとんどの場合は「1日のトータル量」が記載されているのでくれぐれも注意してください。

なお、パッケージに記載されている量の目安は飽くまで平均的な数値ですから、飼い主がペットの体重や肥満の有無を判断して与えることが大事です。

仮にペットが太り気味の場合は、散歩の回数や時間を工夫するとかドッグフードの量を増減するなどの工夫をしてください。

1日の必要エネルギー

一般的に成犬のビーグルに与える食餌の量は、1食あたり体重に対しておおむね2.5%程度を目安にするとよいとされています。

ちなみに、この量を摂取カロリーに換算するとビーグルの体重1kgあたり50~100カロリーになります。仮にペットの体重が12kgの場合は、600~1,200カロリーになります。

なお、成長期の幼犬の場合は成犬の約2倍量、シニア期の老犬の場合は成犬の20~30%程度少な目にすることを目安にしてください。

ビーグルの体重管理に必要なことは?

ビーグルは病気に罹ることは少ない犬種であり、寿命が15年前後と比較的長いことで知られていますが、食欲旺盛な特性があることから日常生活において体重増加に注意を払う必要があります。

ビーグルに限らず犬は自分で食餌の量を管理することができませんので、健康で長生きさせるためには飼い主が体重変化に注意を払い、人と同じように「腹八分目」の生活習慣を身に付けさせることが大事です。
  • ビーグルの体重管理1:適度な運動
  • ビーグルの体重管理2:適切な食事

ビーグルの体重管理1:適度な運動

食欲旺盛な特性があるビーグルの健康管理において、もっとも大事なことは日々の運動を欠かさず継続することです

そもそもビーグルは体系的には小型でもハウンド(狩猟犬)としての特質を引き継いでいる犬種なので、見た目と違いハードな運動を好むため最低でも1日あたり30分以上の散歩をさせる必要があります。

ただし、いうまでもなく怪我や病気の有無あるいは年齢を加味したうえで、散歩の時間や運動量などをセーブする必要があります。

ビーグルの体重管理2:適切な食事

ペットショップで売られているビーグルの月齢は2~3ヶ月が一般的なので、おおむね体重が1.5~2.5kg程度になっているはずです。

ビーグルは生後6ヶ月くらいまで体重が急激増加していき、その後1歳を迎える頃まで体重増加のカーブが緩やかになっていきます。

もちろんビーグルの個体差があるので一概に言えませんが、成犬ビーグルの小型は8kg、中型は11kg、大型は14kgを目安に食餌の量をコントロールして下さい。

ごはんの量

生後1年を過ぎたビーグルの食事の回数は1日2回が原則ですが、1日の散歩の時間や回数によって食餌の量を調整する必要があり、いくらねだられても与え過ぎはビーグルのためになりません。

おやつをあげるタイミング

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初回公開日:2020年02月19日

記載されている内容は2020年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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