チワワのカット方法は？飼い主が自宅カットするときのポイントをご紹介

自宅でトリミングを行う際に、ハサミやバリカンといったアイテムを使用します。

こういったアイテムは、使い方を間違えるとチワワの体を傷つけてしまうことがあります。特に、顔周りやヒゲのカットを行うときは、目や鼻を傷つけないように十分注意しましょう。

1人でカットを行うのが不安であれば、慣れるまでは2人がかりで行うのが安心です。

チワワがカットされることに慣れていない場合は、最初は短時間で済ませるようにしましょう。

カット方法が分からず愛犬を長時間拘束してしまうと、それだけでストレスが溜まってしまいます。

臆病な性格なチワワの場合、その状態で無理に続けると、次から触られることを嫌がってしまうこともありますので、最初は足裏だけというように気になる部分を短時間で行うのがです。

チワワを飼っている人の中には、気温が上がると愛犬の被毛をバリカンで剃っているという方もいるでしょう。

しかし、被毛を短くしすぎると、毛質が変わる、元の長さの毛が生えてこないといったトラブルが起こる可能性があります。

また、毛を短くしすぎることで、紫外線や冷房の風などが直接皮膚を刺激してしまうことがあるので注意が必要です。

これまでに解説したカットの必要性や注意点を踏まえて、実際にチワワのカットに挑戦してみましょう。

ここでは、足裏、お尻、ヒゲの部位ごとにカット方法を紹介します。また、毎日のお手入れやカット前に欠かせないブラッシングの方法についても説明します。

ぜひ、部位ごとのカット方法を参考にしてみてください。

カットの前はもちろん、被毛を美しく保つために欠かせないのがブラッシングです。特にロングコートチワワは、ブラッシングを怠ると毛がもつれたり毛玉ができたりします。

チワワのブラッシングにはスリッカーブラシを使います。まずは、毛の流れに沿って丁寧にブラッシングしてあげましょう。

ある程度抜け毛が取れたら、もつれた毛や毛玉をほぐすようにしてください。この時、無理に引っ張ってしまい、皮膚を傷つけないように注意が必要です。

必ず、カットを行う前にはブラッシングで被毛を整えてあげましょう。

まずは、足裏の毛のカット方法です。ここでは、バリカンを使ったカット方法を紹介します。

まずは、ペットショップなどで販売されている犬用のバリカンを用意しましょう。愛犬の足裏を確認してみて、肉球からはみ出している毛をバリカンで剃ります。

バリカンは、肉球に対して並行に当てて優しく沿わせ、刃を強く当てすぎないように注意しましょう。

次に、チワワのお尻周りのカット方法を紹介します。お尻はハサミを使ってカットすると良いでしょう。

まずは、愛犬を立たせて尻尾を根本からしっかりと持ち上げます。この時に、どうしても座り込んでしまうようであれば2人体制で行うようにして、1人がしっかりチワワの体を固定してください。

チワワの肛門の位置を確認し、覆いかぶさっている被毛からカットしていきます。肛門が見えてきたら、その周りの毛も続けてカットしましょう。

もちろん、バリカンを使ってもカットできますので、飼い主さんのやりやすいカット方法で行ってください。