ミニチュアダックスフンドの飼い方のポイント｜しつけや臭い対策も徹底解説

ミニチュアダックスフンドだけにいえることではないですが、飼い主と愛犬の信頼関係はとても重要です。信頼関係を築けないと、お互いにとってストレスになってしまします。

『飼い主と一緒にいれば安心だ』『飼い主は信用できる』と愛犬に思ってもらえるように努力が必要です。

日ごろからしつけをしっかり行い、たくさん話かけながら積極的にコミュニケーションやスキンシップをとるようにしましょう♪

正しい飼い方で愛情をもって接すれば、犬は絶対に飼い主を裏切ることはありません！

ミニチュアダックスフンドは非常に足腰が弱くなりやすい犬種です。飼い方の中で、環境についてお話しましたが、犬自身をコントロールできるようにしておくことも重要です。

ぴょんぴょん飛び跳ねたり、後ろ足だけで立つことも足腰への負担になります。興奮したときに、落ち着かせられようなしつけや、人に飛びつかないよう教えておくことが必要です。

抱くときは片手でかかえるように抱きましょう。両手で人間のこどもを抱っこするような抱き方も足腰への負担に繋がってしまうので気をつけましょう。

犬の飼い方の中で、臭いの対策というのは気になる点ではないでしょうか。ミニチュアダックスフンドの体臭は犬の中でも強いほうではありません。

しかし、日頃のケアをしないと体臭は酷くなります。誤った飼い方をしないように体臭の原因と対策にどんなことがあるか確認しましょう！

犬には肛門腺というものがあり、そこに分泌される液が溜まります。その分泌液は定期的に排出しないと肛門腺が炎症を起こしてしまいます。

大型犬や中型犬は排便時に自分で出せる子もいますが、ミニチュアダックスフンドのような小型犬はひとの助けが必要です。

肛門腺の分泌液は溜まってくると臭いが外へ出てきます。床にお尻を擦り付けて歩いたり、お尻やたらきにしていたら、肛門腺をすぐに絞ってほしいサインです。

自分で出してあげることもできますが、シャンプーやトリミングのとき、一緒にお願いするといいでしょう。

ミニチュアダックスフンドは垂れ耳なので、耳の中の通気が悪く蒸れて汚れがちです。そのことが原因で臭いがでることがあります。

耳掃除用のシートが売っていますので、定期的に拭いてあげましょう。耳掃除をしているにもかかわらず異様な臭いを感じた場合、外耳炎などの病気の疑いもあります。

耳が痒いと足でかいたり、床に擦り付けたりしますので、普段から様子は観察しておきましょう。耳のケアも正しい飼い方をするのに重要なものです！

ミニチュアダックスフンドは歯肉炎という歯のトラブルが多い犬種です。歯周病や口内が不衛生になると口臭がひどくなります。

正しい飼い方として、歯ブラシに子犬ころから慣れさせてケアをするようにしましょう。ロープで引っ張り合いをして遊んだり、歯磨きボールで遊ぶことも効果があります。

大切な歯は生涯使えるようにしてあげしょう。

口内に問題がないのに、口臭が気になる場合、内臓疾患が疑われますので動物病院の受診が必要です。

臭いに関する飼い方の中で、一番の原因になりやすいのが、からだの汚れです。毎日お散歩へ行って色んな場所を歩くので、体臭がでることは仕方なのないことです。

月に1回～２回はシャンプーをしましょう。水が嫌いにならない様に、最初はプロのトリマーさんにお願いすると良いでしょう。

自分でシャンプーをするときは、必ず犬用のシャンプーを利用しましょう。優しく洗い、流し残し、乾かし残しがないように注意してください。

ミニチュアダックスフンド は温厚で甘えん坊な性格です。賢いのでしつけもしやすく、初心者にも飼いやすい犬種です。

しかし、体型が原因で飼い方の注意点も多くあります。末永く愛犬と健康で幸せな生活を送れるように、ただしい飼い方を理解し、愛情をもって生涯大切にしてあげましょう。