雑種の犬の種類・寿命・特徴・見分け方・値段・販売されている店

チワワとトイプードルの雑種、「チワプー」。雑種の中では最も小さいサイズの犬種になります。チワワよりやや大きく、トイプードルより小さく育ちます。チワプーはとても人懐っこく、トイプーの賢さを持っているため、とても育てやすい犬種です。毛が抜けにくいところもの1つです。

平均寿命は雑種も純血種の犬と同様に、犬の大きさから判断します。一般的には、大型犬より小型犬の方が寿命は長いといわれています。しかし雑種の場合は、小型犬であっても不自然に小さい体格を作り出されたことによって、病気を抱えやすい子もいます。大型犬であっても長生きする子もいるので、一概に平均どおりといえないのが動物です。

犬と犬同士の雑種のような同種族の雑種ではなく、異種間同士の雑種も世界にはたくさん存在しています。代表的なものでは、トラとライオン。ロバとシマウマを掛け合わせたゾンキーなどがいます。

では、犬と他の動物の雑種はいるのでしょうか。

実は犬と狼の雑種が存在します。ハスキーやシェパードなどの犬種と、家畜用の狼を掛け合わせた犬種で「ウルフドッグ」と呼ばれています。リーダーと認めた飼い主にはとても従順で賢く、知能も非常に高いので番犬にはもってこいの犬種です。

しかしペットとしての性格は持ち合わせていないので、ブリーダーなどのしつけをしっかりできる人でなければ、しつけは難しいです。そういった理由もあり、国内では500頭ほどしか飼われていません。また2015年には、ウルフドッグ4頭がウルフドッグをかみ殺したという事件もありました。

「ドクス」をご存知でしょうか。キツネと犬の雑種と言われている動物です。現在までに実物が確認されたことはなく、都市伝説級の動物です。外見は、目が金色で立ち耳、しっぽは垂れているといわれています。キツネのくりっとした金色の丸い目に、犬のふわふわの被毛が合わさった見た目を想像しただけで、可愛らしいです。

ペットの代表格である犬と猫。お互いに違った魅力な部分を掛け合わせた動物が誕生したら、どれほどかわいいのか想像しただけで顔が緩んでしまいます。

しかし残念ながら、生殖的に違う動物間での生殖は不可能といわれています。例えばトラとライオンのように同じネコ属であれば、確率は低くなりますが生殖は可能です。

近い将来、進化を求める人間たちが実現することもあるかもです。しかし無理に作られた動物は長く生存していくことは難しいでしょう。