サーフィンに抵抗がない犬種10選｜犬とサーフィンをするときの注意点3つ

陸地での水遊びと海では環境が違います。

愛犬と海で一緒に遊ぶことができるドッグサーフィンは、水が好きなわんちゃんにとって最高の遊び場でしょう。

しかし、普段は水が得意な犬でも、波や波音、塩分を含む海水など海という環境に慣れるには個体差があります。

また、海で犬とサーフィンをする際に気を付けるべき点も多々あり、飼い主が注意しないと愛犬がさらに怖がってしまう原因にも繋がります。

愛犬と思いっきり楽しむために、まずは犬とサーフィンについての知識を深めましょう。

泳ぎが得意で、従順な犬種はサーフィンに向いています。

まずは、水が好きで泳ぎが得意な犬であることが大事です。さらに性格が穏やかで従順な犬はトレーニングがしやすく、サーフィンに向いているといえるでしょう。

ここでは、生まれつき水に適した体格や毛質を持つ犬種や昔から猟犬として従順、泳げることを前提に改良された犬種など、サーフィンに抵抗がない犬種をご紹介します。

「プードル」の語源の意味は「水中でバチャバチャと音を立てる」です。

ドイツ語の「Pudel(プデル)」を語源とし、「水中でバチャバチャと音を立てる」という意味があります。その名のとおり、昔は鳥猟犬として活躍していたため、泳ぎが得意です。

また、独特のカットスタイルは、冷たい水の中で作業しやすいようにと人間が考えた結果、心臓や関節など保温すべき部分の毛は残し、その他の毛は邪魔にならないように刈られたことが始まりとされています。

とても賢く、好奇心旺盛でスポーツ競技に適しています。

鳥猟犬であるスパニエル種が先祖ですが、愛玩犬として、古くからフランスの王侯貴族たちに愛されてきました。

とても賢く、人の言葉をよく理解する従順さを持ち、好奇心旺盛で負けず嫌いな性格なので、サーフィンのようなスポーツ競技にも適しています。

人間への忠誠心が強く、コミュニケーションがとりやすい犬種です。

キャバリアの先祖も鳥猟犬のスパニエル種です。イギリスに生まれ、社交的な性格と優雅な見た目から「騎士」という意味の「キャバリア」と名付けられました。

古くから愛玩犬として親しまれ、活発でありながら、とても穏やかな性格です。人間への忠誠心が強く、飼い主とのコミュニケーションを好むので、サーフィンを教えやすい犬種です。

パワフルな体力と穏やかで従順な性格を併せ持つマルチ犬です。

「レトリバー」には「回収する」という意味があり、水中へ撃ち落とした鳥を陸地まで回収する鳥猟犬でした。そのため、泳ぎが得意でパワフルな体力を持っています。

性格はとても穏やかで、飼い主に従順であり、人と一緒に働くことを好みます。学習能力が高く、持ち前の体力を生かした盲導犬や警察犬などにも適しているため、サーフィンへの対応力にも優れていることでしょう。

冷たい水もへっちゃら、優秀で人懐っこい犬種です。

ゴールデン・レトリバー同様、鳥猟犬の歴史を持ち、泳ぎが得意な犬種です。ゴールデン・レトリバーより毛は短いですが、脂肪を蓄えてで保温することができるため、冷たい水にも強いのが特徴です。

性格は穏やかで、従順なので愛玩犬のみならず、サービスドックとしても優秀です。人懐っこく、時にひょうきんな行動を見せる可愛らしさを持っています。

活発で好奇心旺盛な現役の猟犬です。

鳥猟犬として獲物を見つけるとその場に座り込み、猟師に知らせることから「set(座る)」が語源となっています。現在も猟犬として、たくさんのイングリッシュセッターが働いています。

猟犬らしく活発で好奇心旺盛、パワフルな体力はサーフィンに生かせるでしょう。辛抱強さもあるため、従順で扱いやすい犬種です。とても人懐っこく優しい性格でもあります。

水難救助犬で泳ぎは優秀、甘えん坊な一面もあります。

名前の由来は原産地であるカナダのニューファンドランド島からきています。重い荷物を引く作業犬や溺れた船乗りを救出する救助犬として活躍していました。

足には水かき用の膜があるため、泳ぎが得意です。毛は皮脂によって水分を弾くため、冷たい水でも長時間動くことができます。

大きな身体が特徴的ですが、垂れ目で愛嬌のある顔をしています。性格も人懐っこく、甘えん坊で、飼い主と一緒に遊ぶことが大好きな犬種です。