アメリカンコッカースパニエルってどんな犬？性格や特徴・販売価格は？

イングリッシュコッカースパニエルは、 17世紀頃からイギリスのウェールズ地方で、ヤマシギ（英語名：ウッドコック）という鳥を狩る狩猟犬として活躍していたため、陸で活躍するという意味でランドスパニエルとも呼ばれていました。

スパニエル系の犬種は、コッカースパニエル以外にも多数存在しますが、その多くの祖先がランドスパニエルであると言われており、イングリッシュコッカー自体は、フランスのブリタニースパニエルとトイスパニエルを交配させて誕生したという説もあります。

狩猟犬ならではの運動神経と、活発な特徴をもつイングリッシュコッカーは、主にヨーロッパでですが、最近では日本でも見かけるようになってきました。

アメリカンコッカースパニエルは、大きくつぶらな瞳、やさしく愛らしい顔立ち、長いたれ耳、シルクのようにゴージャスな被毛など、容姿も魅力たっぷりです。

ここでは、まるでぬいぐるみのように可愛い、アメリカンコッカースパニエルの身体的な特徴を解説していきます。

家庭でのコンパニオン犬として改良されたアメリカンコッカーですが、もともとは狩猟犬であるイングリッシュコッカーを祖先に持つため、イングリッシュコッカーと比べると、一回り小さい体格です。

中型犬の中では小柄ではありますが、筋肉質でがっちりしており、ライオンの子どものような大きな手のひらも特徴のひとつです。

コッカースパニエルは食いしん坊な子も多く、太りやすい犬種でもあるので、肥満にならないように気をつけてあげる必要があります。

毎日必ず散歩に連れ出し、運動をたっぷりさせてあげることが望ましいでしょう。

日本で一番多く見かけるアメリカン コッカースパニエルの毛の色は、バフと呼ばれるクリーム色の単色です。ほかにも、ブラック、ブラウンなどの単色、2色以上のパーティカラーと、毛の色が豊富なのもコッカースパニエルの特徴のひとつです。

イングリッシュコッカーの毛色は20種類以上のバリエーションが存在するのに対し、アメリカンコッカーは、すべての毛色のコッカースパニエルがアメリカに持ち込まれたわけではないので、イングリッシュコッカーほどのバリエーションはありません。