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アラスカンハスキーとはどんな犬種?歴史や特徴6つを詳しくご紹介!

更新日:2024年01月02日

皆さんはアラスカンハスキーと呼ばれる犬をご存じでしょうか。アラスカンハスキーとは犬ぞり用にスピードや持久力を求めて改良されてきた犬のことです。この記事では、そんなアラスカンハスキーの歴史や特徴について紹介します。犬ぞりに興味のある方はぜひ読んでみてください。

アラスカンハスキーとはどんな犬種?歴史や特徴6つを詳しくご紹介!

アラスカンハスキーとは

雪の降り積もった白銀の世界を犬とともに走り抜ける。そんな憧れの犬ぞりですが、犬ぞりと言えば、「シベリアンハスキー」を思い浮かべる人が多いでしょう。

たしかに、シベリアンハスキーも犬ぞりを引く犬ですが、その他に犬ぞり用の犬「アラスカン・ハスキー」と呼ばれる犬がいるのをご存じでしょうか。アラスカンハスキーとは犬ぞり用にスピードや持久力を求めて改良されてきた犬のことです。

ここでは、優秀な犬ぞり犬アラスカンハスキーについてご紹介します。

犬ぞりを引く

アラスカンハスキーは、アラスカ原産の犬ぞり用の犬です。犬ぞりにおいて速くそして長時間走れるように、そり犬と俊足の犬種を交配させたさまざまな系統の犬の総称のことで、厳密には、犬種として確立されているわけではありません。

もともと、そり犬としてはシベリアンハスキーやアラスカンマラミュートが使われてきましたが、極寒の地では非常に多くのカロリーが必要になり、餌が多く必要とされています。そのため、燃費の高いそり犬、すなわちアラスカンハスキーを作ろうとしたとされています。

アラスカンハスキーの歴史4つ

現在犬ぞりは、レース競技やアクティビティとして見る機会が多いですが、もともとは、移動やものを運ぶなどの生活手段として利用されており、その歴史はとても古いです。

アラスカンハスキーは、比較的最近になってから改良が始まった犬ですが、そのルーツは犬ぞりの歴史同様とても古いです。

ここでは、そんなアラスカンハスキーの歴史について見ていきます。

アラスカンハスキーの歴史1:現在のカナダやアラスカに住む原住民が飼っていた犬

アラスカンハスキーの祖先は、現在のカナダやアラスカに住む原住民が飼っていた犬だとされています。原住民たちは、そり引きの得意なこの犬たちを移動や運搬の手段として利用してきました。

アラスカンハスキーの歴史2:荷物の運搬や郵便配達などの交通手段として重宝された

スノーモービルなどの雪上を走る機器が実用化されるまで、犬ぞりはカナダ・アラスカなどの高緯度地域で主要な移動手段として活躍してきました。荷物の運搬をはじめ、ときには郵便配達も行っていたそうです。

そり犬は、寒さに強く持久力にも優れ、人間によく従うことなどの特徴があります。これが、犬ぞりの役割が大きくなっていった要因だと考えられます。

アラスカンハスキーの歴史3:鉱石の運搬手段として活躍

1890年代にアラスカにゴールドラッシュが起こったことで、犬ぞりは鉱石の運搬手段として活躍するようになります。

金を求めて人々がアラスカに移住すると、娯楽として犬ぞりでのレースが行われるようになりました。ここで、より速く強い犬というのが求められるようになっていきます。

アラスカンハスキーの歴史4:20世紀になってから改良が始まった新しい犬種

20世紀になってから、速く強い犬を求めて、地元のそり犬と外来の犬を混血するようになります。これが、「アラスカンハスキー」です。

現代になって、交通手段がスノーモービルや航空機などにかわり、本来の犬ぞりとして働く犬は少なくなってしまいました。

しかし、レース競技などでそり犬として優秀なアラスカンハスキーは注目を集め、今でも改良が行われています。

アラスカンハスキーの特徴2つ

アラスカンハスキーは、犬ぞり用の速く強い犬という以外にも、いくつかの特徴をもっています。改良のために混血した結果、新たに生まれた特徴です。

ここでは、そんなアラスカンハスキーの特徴について紹介します。

アラスカンハスキーの特徴1:一頭一頭見た目が全然違う

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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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