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日本テリアってどんな犬?特徴や性格を知って飼育して見よう

更新日:2024年01月05日

日本テリアという犬種をご存知ですか。テリアで唯一の日本生まれの犬なんです。昭和初期に流行したものの、戦争の影響で数が激減し、今はなかなか目にすることができません。犬好きでもあまり知らない、日本テリアの実態をご紹介します。

日本テリアってどんな犬?特徴や性格を知って飼育して見よう
一方で感覚が鋭く警戒心が強いため、知らない人や不審な物音によく吠えがちです。ただ「吠える犬は噛みつかぬ」ということばどおり、攻撃性は低いです。

お散歩の途中でもキョロキョロしたり、なにかが気になって動かなくなったりすることがあります。

ビビリなところと好奇心旺盛な性格が同居しているのが日本テリア。昆虫などにおっかなびっくり近づいてはぴょんと逃げたりする様子は、なんとも可愛らしいです。

日本テリアの性格の特徴

目にする機会の少ない日本テリア。他の犬種に比べると、その実態が語られることはそれほど多くありません。

謎に包まれた日本テリアの性格をひも解いていくと、なかなかチャーミングな面を持っていることがわかってきました。知れば知るほど、一度は会ってみたい、触ってみたいと思わせるところがあります。

日本テリアの特徴

  • 寒さに異常に弱い
  • 綺麗好き
  • 散歩と運動量
  • 空気を読む

寒さに異常に弱い

たいていの日本犬は、童謡にもあるように寒さもへっちゃらですが、日本テリアはとても寒がりです。なにしろ毛の長さが1〜2mmほどしかなく、裸のようなもの。

冬にはできるだけ服を着せてあげたり、部屋の温度を暖房で調節したりと、万全の寒さ対策が必要になります。また、夏といっても要注意。人間に気持ちいいくらいの冷房でも、寒いと感じる子も多いです。

寒い日は、外にもあまり行きたがらないかもしれませんが、お散歩は外の世界と触れる大切な習慣。温かい日中にしっかり防寒して、少しでもいいので歩かせてあげたいですね。

綺麗好き

日本テリアはきれい好きだといわれます。

例えば、一度おしっこで汚れたトイレシートには2度と足をつけたくない子も多いようです。シートを変えるのを忘れていると、トイレの外でやってしまう、なんてことも。シーツは1回で交換するようにしましょう。

シートのかわりに新聞紙を使えば経済的ですが、吸水に時間がかかるため、水たまりになったおしっこを踏んで床にまで足跡がペタペタ、ということも。そうなる場合は新聞紙を広めにしておくといいでしょう。

散歩と運動量

日本テリアのガイドには、運動量はそれほど多くなくてもよい、と書かれていることが多いです。とはいえ性格によって、外で走り回るのが大好きな子もいます。あまり我慢させてしまうとストレスになりますので、ワンちゃんの性質に合わせることが大切です。

一方、散歩は運動という目的の他に、飼い主さんとの信頼関係のトレーニング(リーダーウォーク)や社会性を育む場でもあります。毎日短時間でも連れ出してあげた方が、いい子に育ちやすくなります。

忙しい時や寒い日に散歩があまりできない場合は、室内でたっぷり遊んであげましょう。

空気を読む

日本テリアはテリア本来の賢いところをしっかり引き継いでいます。ただこれは、お行儀が良いということと同義ではありません。自分で考え、状況次第で正しいと思ったことをするのがテリアの賢さです。

日本テリアは場の空気を読むことにたけ、飼い主さんのご機嫌がよくなるような行動を取ることができます。逆に、自分の得にならないことは聞きたがらない自我の強さも持ち合わせています。

褒めて伸びるタイプですので、きちんとできたら褒め、かつ甘やかさないしつけを心がけると、飼い主さんの言うことをよく聞くようになるでしょう。

日本テリアの飼い方

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初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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