幸福をもたらす犬「ラサ・アプソ」の特徴と正しい飼い方の秘訣を紹介

ラサ・アプソは頑固なので、しつけはとても大切です。

ラサ・アプソは賢い犬なのでトレーニングに対してのみ込みが早いですが、プライドが高く一度こだわりをもつとなかなか言うことを聞かない頑固な一面もあります

ラサ・アプソのこだわりを利用してしつけたい方向にうまく誘導したり、おもちゃの用途をしつけに利用したりするなどの工夫をしてみましょう。

飼い主の声にきちんと反応できるようにし、自分勝手な行動をしないようにしっかり根気強くしつけを行いましょう。

ラサ・アプソの被毛は、量が多く長毛かつダブルコートなので、毛の手入れは必要です。

毛を短くカットしている場合でも、何もせずに放っておくと通気性が悪くなり蒸れてしまいます。特にシャンプー後や雨天時の散歩後の生乾きには注意しましょう。

また、季節の変わり目にはアンダーコートが生え変わりますので抜け毛が多くなります。家の中を歩き回れば抜け毛が床に落ちますし、抱っこをすると服に毛がだくさん付いてしまいますので、コロコロが手放せなくなります。

目元や耳にも長い毛が生えていて汚れが溜まりやすいので、ここもこまめに拭き取ってあげましょう。

ラサ・アプソを正しく飼う方法について解説します。

散歩やしつけ、毛の手入れなどお世話が必要なことはわかりました。それでは、具体的にはどの程度必要なのでしょうか？

ここではラサ・アプソの飼い方のポイントについて、4つあげてみました。この4つのポイントをさらに深く掘り下げていき、ラサ・アプソの正しい飼い方について詳しく見ていきましょう。

ラサ・アプソは1日30分程度散歩をさせましょう。また、散歩中はコミュニケーションをとりながら散歩しましょう。

ラサ・アプソは家族以外の人や犬には無関心ですが、警戒心が強いので散歩中に他の犬と遭遇すると吠え続けることがあります。

一緒に楽しく散歩しているということを意識させることで、他の犬を気にならなくなるでしょう。

散歩から帰ってきたあとでも、運動量の多いラサ・アプソは室内で思いっきり遊びます。遊びに夢中になると勝手な行動とってしまうこともあるので、注意して遊びましょう。

ラサ・アプソは、毎日ブラッシングをする必要があります。

ラサ・アプソの被毛はダブルコートなので、アンダーコートの手入れは欠かせません。ブラッシングを怠ると、皮膚が蒸れてしまい健康を損なう恐れがあります。

また、長毛のラサ・アプソはブラッシングをすることで毛が絡むのを防止したり、毛艶をきれいに保ったりすることができます。

日々ブラッシングすることは、大切なペットの健康維持につながります。時間を決めて毎日の習慣にしましょう。

ラサ・アプソは、甘やかしすぎないようにしつけましょう。

ラサ・アプソは神聖な犬として崇められていたこともあり、プライドが高く自尊心が強い性格です。自分のペースを持ち、干渉を嫌うことがあるほどです。

そのため、気に入らないトレーニングがあると全く言うことを聞かないことがあります。しつけをするときは凛とした態度で行い、飼い主の言うことには必ず耳を傾けるようにし、甘やかさずけじめのある生活をするようにしつけましょう。

ラサ・アプソは鋭い聴覚を持っており、音に敏感です。耳の不自由な人のサポートをする聴導犬として活躍するほどです。

外の音によく反応するので番犬に向いているといわれていますが、マンションなどの集合住宅では騒音トラブルになる恐れがあります。

また、近所に学校など人が集まる施設がある場合はラサ・アプソに聞こえる音が多すぎるため、ストレスを感じてしまう場合があります。

防音カーテンや雨戸を閉めるなど、防音対策をしましょう。

神聖な犬と言われているラサ・アプソ、いかがでしたか？ラサ・アプソの特徴を理解し子犬のころからきちんとしつければ、快適なお世話ができ良きパートナーとしてそばにいてくれることでしょう。

基本はブリーダーからの入手になりますが、日本国内では数少ないです。海外のブリーダーから輸入することもできますが、単なる好奇心ブリーダーかどうかをしっかり見極めましょう。

運がよければペットショップで出会うことができます。ホームページで販売中かどうかを確認することもできますので、よかったら見てみてください。