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イングリッシュセターってどんな犬?子犬の購入方法と飼育のポイント

更新日:2024年01月09日

イングリッシュセターの子犬の性格や体格の変化、しつけのポイントなどを広く紹介した記事です。近いうちにイングリッシュセターと暮らすことを考えているという方は参考にしてみてください。可愛い画像を交えながら、イングリッシュセターについて知っていきましょう。

イングリッシュセターってどんな犬?子犬の購入方法と飼育のポイント

イングリッシュセターとは?

イングリッシュセターはイングランドを原産とする大型犬です。体高が60~70センチ体重25〜30キロにまで育つ大型犬ですが、体高65~90センチのセントバーナードなどと比べると小柄。ラブラドールレトリバーよりは少し大きめといった感じです。

イングリッシュセターは元々狩猟犬として活躍したため運動量が大変豊富な犬種です。アウトドアの良きパートナーにもなってくれますよ。

イングリッシュセターの歴史

イングリッシュセターの名にある「セター」の語源は座るを意味する「set」。16世紀後半にノーサンバーランド公爵の手によって、獲物の位置で座り込むようしつけられたスパニエル種が最初とされています。

当時の猟師の獲物は鳥で、獲物の気配を察したセターが座ると、その場めがけて縄を投げるといった狩猟法だったようです。

その後さまざまな交配が行われ、現在のイングリッシュセターの特徴になるのは19世紀になってからです。

それまではイギリス人ラヴェラック氏やルーエリン氏の手による熱心な繁殖や交配が繰り返され、種の維持と安定がもたらされました。

アメリカンケネルクラブでは「ルーエリン・セター」という名も正式に登録されています。

イングリッシュセターの子犬の特徴

イングリッシュセターの子犬にはどのような特徴があるか、見ていきましょう。

大型犬は小型犬などと比べはるかに大きく、子犬でも小型や中型犬の成犬並みに大きいことも。そんなイングリッシュセターの特徴を知っておきましょう。

イングリッシュセターの子犬の毛色

イングリッシュセターの子犬は白地に薄い斑がある仔が多いです。子犬のうちは体の地の色が単調な場合が多いですが、成長と共に斑が色濃く表れてきます。

斑の色によって「ブラック・ベルトン」「ブルー・ベルトン」「オレンジ・ベルトン」などとも呼びます。斑として現れるカラーはブラック、タン、レモン、ブルーなどです。

淡く細かい斑模様とは別に、目の周りや尾に大きな斑模様をもつイングリッシュセターもおり、その場合はトライカラーと呼ばれます。

トライカラーの大きな斑はイングリッシュセターが子犬のうちから顕著に現れます。成長後にウェーブのかかったロングコートとなるので、優雅さと斑による個性が魅力の犬種でもあります。

イングリッシュセターの子犬の体高

子犬の状態で爆発的に成長する大型犬の体高は、日々変動します。犬の中でも大型犬に分類される犬は寿命が短く、イングリッシュセターもその犬の一種です。

1歳まではどの犬種でも子犬と呼ばれますが、大型犬はその1年で成犬に匹敵するまで成長します。

体高でいうと60~70センチくらい。高さだけでいうと日本の秋田犬に匹敵する大きさです。温厚な犬ではありますが、しつけが完了するまではしつけの苦労も伴います。

体高に合わせて買うものはその体に合ったケージです。広いリビングや土間などがあるとそういった大きなドッグ用品も置きやすいです。

イングリッシュセターの子犬の体重

イングリッシュセターは体高の割には線が細く、毛によってボリュームがあるようにも見えるので思ったよりも軽いと思われるような犬種です。

成犬になっても体重25〜30キロと、大型犬の中では軽い犬種です。体重に関しても、成犬になるまで日々増え続けるものなので、子犬の体重の平均は明確には解らないところです。

体重が同じくらいの犬種というとコリーなどの大きめの中型犬ほどです。大型犬の中では線の細いダルメシアンもこれくらい。そう考えると体格のイメージが付きやすいのでは二でしょうか。

イングリッシュセターの子犬の性格

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初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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