Search

検索したいワードを入力してください

シェットランドシープドッグの大きさは?オスとメスの標準サイズを紹介

更新日:2024年06月28日

名犬ラッシーを小型にしたような、エレガントな容姿と賢さでのシェットランドシープドッグ。その誕生の歴史、性格、習性、さらに美しい毛色と厳しい標準規格のある大きさの詳細、そして気になる販売価格まで、シェットランドシープドッグに興味のある人、必読です。

シェットランドシープドッグの大きさは?オスとメスの標準サイズを紹介

シェットランドシープドッグとは?

シェルティの愛称で、親しまれるシェットランドシープドッグは、柔らかな毛並みと賢そうな容姿がとてもエレガントな、の小型犬種です。

シェルティが生まれた歴史、その性格と習性、気になるお値段など、シェルティを家族の一員に迎えたいあなたが知っておきたい情報満載です。

シェットランドシープドッグの歴史

美しいシェットランドシープドッグの歴史は、そのままスコットランドの牧羊犬の歴史、とも言えるほどきわめて古いと言われています。

シェルティの原産地、シェットランド諸島は、イギリス・スコットランド地方に位置し、荒涼とした土地と厳しい気候で知られています。そこで育つシェットランドシープなどの家畜は厳しい環境に適応するため小型化しました。

その結果、牧羊犬であるシェットランドシープドッグも大きさが環境に適応して小型になったか、家畜のサイズに合わせて小型化されたと考えられています。

現在では、牧羊犬としてではなく、主に家庭犬として、世界中で愛されています。

シェットランドシープドッグの性格

シェットランドシープドッグは、感受性が強く大変活発で、もともと牧羊犬として働いていたので、頭もよく、飼い主に従順で、責任感が強い、訓練しやすい犬です。

知らない人にはすぐなつきませんが、神経質ではありません。また、警戒心が強く、必要な時に吠える牧羊犬としての資質は、家庭の番犬としてもぴったりです。

シェットランドシープドッグの習性・生態

シェットランドシープドッグは、牧羊犬ならではの抜群のスピードと敏捷性、忍耐力を備えています。穏やかで柔和な表情の下に、状況を見て行動する聡明さと警戒心の強さを秘めていますが、粗雑なところや荒々しさはありません。

体の大きさは、体高よりも体長がやや長く、筋肉質で引き締まった腹部とよく発達した胸部を持っています。

頭部は、上、横、どちらから見ても長く、比較的大きな耳は前方を向いています。シェルティの耳は、前方に折れ曲がった「半立ち耳」が理想とされていて、そうなるよう故意に矯正する場合もあります。

シェットランドシープドッグの毛色は?

寒さの厳しい土地で戸外で、牧羊犬として働いてきたシェットランドシープドッグの被毛は、寒さから身を守る長くて粗い上毛(オーバーコート)と体温を保つ柔らかく密生した下毛(アンダーコート)の二重構造からなる「ダブルコート」です。

実用的でありながら、美しいシェルティの被毛の最大の特徴は、首回りから胸にかけてひろがる飾り毛です。この飾り毛は、メスよりもオスのほうが豊かといわれています。

シェットランドシープドッグの美しい毛色にはさまざまなバリエーションがあり、スタンダードな毛色は下記の5色です。

シェットランドシープドッグの販売価格

シェットランドシープドッグの子犬は、一般的なペットとして購入するなら20万円前後です。

親犬の血統が良い子犬やブルーマールやバイブラックなど珍しい毛色の場合は、30万円から40万円を超える場合も珍しくありません。

子犬の血統にこだわらないなら、里親の募集をチェックしてみるのもお薦めです。

シェットランドシープドッグの大きさは安定していない?

シェットランドシープドッグは、作出されてから100年近い年月が経っているにもかかわらず、今だにその大きさが安定していない犬種です。

稀に大きな個体が生まれることがあるので、ドッグショーなどに出すシェルティを繁殖する際の基準となるスタンダードでは、大きさに関して世界中で厳しい規定が設定されています。
オスメス
体高37cm35.5cm
体重6kgから10kg6kgから10kg
次のページ:シェットランドシープドッグの大きさは個体によってバラバラ!

初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related