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シェットランドシープドッグの大きさは?オスとメスの標準サイズを紹介

更新日:2024年01月11日

名犬ラッシーを小型にしたような、エレガントな容姿と賢さでのシェットランドシープドッグ。その誕生の歴史、性格、習性、さらに美しい毛色と厳しい標準規格のある大きさの詳細、そして気になる販売価格まで、シェットランドシープドッグに興味のある人、必読です。

シェットランドシープドッグの大きさは?オスとメスの標準サイズを紹介

体高は33cm~40cmが標準

シェットランドシープドッグの標準の体高は、33cm以上、40cm以内に収まる必要があります。

ジャパン ケネル クラブによると大きさが「33cm未満、上限40.5cm を超えるものは、極めて好ましくない」とされています。

体重は6kg~10kgが平均

シェットランドシープドッグの平均体重は、オス、メスともに6kgから10kgです。ただし、個体による差が大変大きく、小さいもので4kg、大きい個体では 20kgにもなるなど、同じ犬種とは思えないほど大きさに違いがでます。

被毛が長く豊かなので、見た目だけでは体重の変化がわかりにくいため、体重の管理をしたい場合は、定期的に体重を量る必要があります。

シェットランドシープドッグのオスの標準サイズ

シェットランドシープドッグのオスの標準サイズは、体高37cm、体重は6kgから10kgの間になります。

体型はガッチリした骨太で、筋肉質、目つきも鋭く男らしい風貌です。また、オスは被毛の量がメスよりも豊かな傾向があります。性格は活発で、ジャンプ力や瞬発力などの運動能力はメスよりも高い場合が多いです。

また、遊ぶことや甘えることが大好きな、いたずら坊主を思わせる個体が多く、そのやんちゃぶりは成犬になっても変わらない傾向があります。

シェットランドシープドッグのメスの標準サイズ

シェットランドシープドッグのメスでは体高は35.5cm、体重はオスと同じく6kgから10kgが標準の大きさです。

メスは、オスよりも脂肪が多く、丸みを帯びた体型です。また、オスと比較して落ち着いた性格を持つ傾向があります。

ただし、オスよりも少し神経質になりがちだったり、発情期になると情緒が不安定になる場合もあります。寿命はメスのほうが長い傾向があると言われています。

厳しい規定がある繁殖犬のスタンダードサイズ

ドッグショーに出す目的などで、シェットランドシープドッグを繁殖する場合、そのスタンダートサイズには大変厳しい規定が設けられています。

これは、イギリスでシェットランドシープドッグの登録が認められるようになった1900年代当時、シェルティには牧羊犬として働くタイプとショーに出るタイプの2種類の犬がいて、大きさが一定ではなかったからです。

この名残りか、現在もシェルティの大きさは安定せず、特に体高は標準から大きく外れる個体が出ることがあります。

よって、日本では繁殖犬の理想のスタンダートサイズを、オス37cm、メス35.5cmとしています。

似ているコリーとの違いは体の大きさ

シェットランドシープドッグは、「名犬ラッシー」で有名になったラフ・コリーと同じ祖先を持つと考えれており、それもそのはず、並べてみるとその容姿は双子のようにそっくり。ただし、明らかに違うのはその体の大きさです。

コリーは種類にもよりますが、大きさは56cmから 61cm。シェルティは、33cm から40cmとコリーよりもかなり小柄です。

また、同じ牧羊犬でも、ラフ・コリーやボーダー・コリーの仕事は、家畜を集めて移動させることで、シェルティの役目は、家畜が牧草地に隣り合った畑に侵入して荒らさないよう、吠えて威嚇することでした。

シェットランドシープドッグの大きさは個体によってバラバラ!

名犬ラッシーのミニチュア版のような、優美な容姿が魅力のシェットランドシープドッグです。

シェットランドシープドッグは、個体によって、体の大きさにばらつきがあり、小型犬に分類されることもあれば、中型犬のカテゴリーになることもあります。

それだけに、ドッグショーに出したり、血統にこだわる場合は、厳しい規格をパスした大きさの犬を選ぶ必要があります。

でも、家族の一員として迎えるなら少々規格外の大きさだって、大丈夫。賢くて、飼い主に従順で、人と遊ぶのが大好きなシェルティなら、あなたにいつも寄り添ってくれるはず。

初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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