足が短い犬の種類15｜それぞれの犬種の特徴と性格を知ろう！

足が短い犬には猟犬や愛玩犬として品種改良された犬種、自然発生し古くから記録されている犬種などさまざまな歴史があります。

また、足が短い犬とそうでない犬種とはDNA配列にわずかな差があり、FGD4というたんぱく質を作る配列の重複が足が短い犬種には見られたとアメリカの科学雑誌「サイエンス」で発表されました。

足が短い犬は、可愛らしさだけでなく、忠実さや愛情深さで多くの人に愛されています。

足が短い犬、と聞くとダックスフンドやペキニーズ、コーギーなどが有名で、実際に飼っている人も多く街でも良く見かける犬種です。

足が短い犬の種類には他にもたくさんの種類があり、それぞれ特徴や性格、飼いやすさなども違います。

のあるペキニーズやダックスフンドからあまり知られていないスウェーディッシュ・ヴァルフントやバセー・ブルー・ド・ガスコーニュまで、足が短い犬15種の特徴や性格を紹介します。

ペキニーズの原産は中国で、唐時代（8世紀）の書物に記録されているとても古い足が短い犬種です。

祖先はラサ・アプソやチベタン・スパニエルだと考えられており、イギリスのビクトリア女王も愛育していました。

ペキニーズは体を横に揺らしながら歩くローリングと呼ばれる歩き方が特徴的です。また、短頭で目と鼻が近く並んでいるような顔をしています。

がっちりした前足と細めの後ろ足と、全身を長毛で覆われているためボリューム感のある姿をしており、堂々とした獅子のような姿から「ライオン・ドッグ」と呼ばれることもあります。

足が短い犬、愛玩犬として愛されるペキニーズの性格は独立心が旺盛で勇敢で負けず嫌いなところがある反面、人見知りをして家族以外にはあまり懐かないという性格をしています。

他の犬とのケンカでは負けず嫌いを発揮して引くことはありませんが、自分からケンカを売りに行くことはしない、誇り高い一面もあります。

アルペン・ダックスブラッケはオーストリア原産の足が短い犬で、カモシカやウサギなどを追い、水中作業もこなせる器用な猟犬です。

1800年代中ごろ、ダックスフンドと大型の猟犬を掛け合わせて生まれました。