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ラブラドールのチョコ色ってどんな色?3種類のカラーを紹介します

更新日:2024年01月11日

温和で頭のよいラブラドール。その賢さと丈夫さから、今でも猟犬として活躍することもあります。日本にあまりいないカラーであるチョコや、カラーによる性格の違いなどを紹介しています。大型犬ですが心の優しいラブラドールについて少しでも知って頂ければ幸いです。

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ラブラドールのブラックはその名の通り真っ黒な被毛を持ちます。艶やかな被毛が一層目立ち、美しく際立って見えるカラーです。こちらは黒ラブとよく呼ばれています。

真っ黒な大型犬なので、大型犬に慣れていない人から見ると「怖い」という印象を与えてしまうこともありますが、賢く温和で性格は全く怖くありません。

ブラックの遺伝子はイエローの遺伝子よりも優勢なので、イエローの遺伝子しか持たない親でもブラックの遺伝子をもつ親と交配させれば、ブラックの子供が生まれます。

ラブラドールの毛色の種類3:チョコ

ラブラドールのチョコは、日本ではまだあまり見かけないカラーですが、アメリカに多く存在するのカラーです。多いとは言ってもイエロー・ブラックと比べると圧倒的に頭数は少なくなっています。

チョコの歴史はまだ浅く、他犬種との交配で出現したカラーだと見られており、正式なカラーとして確立されたのは20世紀に入ってからでした。

チョコも濃淡の幅は広く、濃い茶色から明るい焦げ茶まであり、大人っぽいカラーです。鼻までチョコ色で、通称チョコラブと呼ばれています。

ラブラドールの毛色ごとの性格

ラブラドールはどの毛色の子も優しく人懐っこい性格ですが、毛色によって少し異なる部分もあります。

ここからは、イエロー・ブラック・チョコの性格の違いを紹介していきます。

ラブラドールの毛色ごとの性格1:イエロー

イエローは他の毛色と比べて特に落ち着いている子が多いと言われています。盲導犬のカラーにイエローが最も多いのは、このことに関連している可能性があります。

また、明るいカラーであることから、表情もわかりやすく初心者が飼う場合にお勧めです。

ラブラドールの毛色ごとの性格2:ブラック

ブラックとチョコですが、こちらはイエローに比べてかなり活発な性質を持ちます。

ブラックは特に、イエローに比べて大胆な性格の子が多いと言われていて、動きも多く、興奮しやすいという特徴があります。

ですが扱いにくいということはなく、訓練性が良いことには変わりないので、しつけをすれば飼い主がコントロールすることができます。

ラブラドールの毛色ごとの性格3:チョコ

チョコは大人っぽいカラーではありますが、感情表現が激しく、活発でワイルドな性格です。アメリカに多いカラーで、さらに性格もアメリカ人のようだと言うのだから、面白いですね。

ブラックもチョコも活発で激しい子が多いと言われていますが、攻撃的な面はなく、とてもフレンドリーで人間の良いパートナーとなれることは言うまでもありません。

ラブラドールのチョコ色は短命なのか?

活発で大人っぽいカラーのチョコですが、他のカラーよりも寿命が短いという研究結果が2018年に発表されました。ラブラドール全体の寿命は平均12年ですが、チョコ単体で見ると、約10.7年だと言うのです。

チョコの色素の遺伝子が寿命に関わっているというわけではなく、チョコを産むために交配を重ねる過程で、病気にかかりやすい遺伝子が受け継がれてしまい、それが結果的に寿命にも影響を与えてしまうことになったのではないか、と論文には書かれています。

とは言え、普段から食生活に気を付け、よく運動をさせ健康に飼育していれば、おびえる必要はないでしょう。チョコのラブラドールでもそれ以外の犬種でも、健康に気を付けて飼育することに変わりはありません。
次のページ:カラーによって性格も雰囲気も変わるラブラドールを飼おう

初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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