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ポメラニアンってどんな犬?原産国や特徴・性格などを紹介

更新日:2024年10月27日

愛くるしい容姿とコロコロとした動きは、まるで動くぬいぐるみのようと言われているポメラニアン。古くからイギリス王族から親しまれ愛されていた歴史があり、今もなおそのは衰えを知りません。そんな愛くるしいポメラニアンの原産国や特徴、性格などを紹介します。

ポメラニアンってどんな犬?原産国や特徴・性格などを紹介

ポメラニアンの生態

小さな体からは想像もつかないほどパワフルで愛くるしいポメラニアンですが、知っている様で知らない事もあるでしょう。そんなポメラニアンの生態、体の大きさや毛並みの特徴、寿命についてみていきましょう。

ポメラニアンの生態1:大きさや体重

ポメラニアンの平均的な大きさは18~22cm、体重は1.8~2.3kgの超小型犬です。スピッツの特徴である尖った耳を持ち、狐の様な頭部を称するフォクシーヘッドが特徴的です。

元々は中型犬であったため、小型犬としてはややサイズが大きくなるポメラニアンも中にはいるそうです。

平均よりも多少大きすぎるくらいでは体に影響はありませんが、あまりにも小さすぎたり大きすぎたりすると病気の元になりかねませんので、主治医に相談しながら適度な体系を維持しましょう。

ポメラニアンの生態2:毛の特徴

ポメラニアンの毛並みは、顔と四肢の下方を除いて非常に豊かです。地肌に近い下毛はやわらかい綿毛のようで、上毛はまっすぐで粗目なダッフルコートです。顔の周りや胸には特に長い飾り毛があり、尻尾の飾り毛は扇状になっています。

フワフワの毛玉の様な風貌から「ぬいぐるみのよう」と言われており、被毛のケアは欠かせません。特にダッフルコート特有の換毛期はしっかりとしたケアが必要です。

寒さから身を守るための冬毛は冬から夏にかけての春ごろに、夏の暑さを防ぐためにに夏毛は夏から冬にかけての秋ごろに大量に生え変わります。毛のもつれや毛玉を防ぐためにも、毎日のブラッシングを欠かでません。

ポメラニアンの生態3:寿命

ポメラニアンの平均的な寿命は12~16歳と言われています。長生きすると20歳まで生きるポメラニアンもいるそうです。小型犬の平均寿命が10~13年なので長生きできる犬種ではあります。

ポメラニアンの個体差によって寿命はさまざまですが、適度な運動と食事に気を付けてあげてください。体に合わない体格は栄養バランスが崩れやすくと病気になりがちですので、しっかりと定期健診を行い、病気を早期発見、早期治療を心掛けましょう。

ポメラニアンの毛色

ポメラニアンは毛色の種類がとても多い犬種です。JKC、ジャパンケネルクラブで定められている毛色だけでも13種類あります。それ以外にもさまざまな毛色のポメラニアンもいるそうで、違う毛色同士で交配させることによって多種多様の毛色が生まれてきます。

JKCで定められている毛色はブルー、パーティ・カラー、ブラック・タン、チョコレート、オレンジ、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ビーバーの毛色で、一番代表的なのがオレンジ、クリーム、レッド、ホワイト、ブラックです。

ポメラニアンの毛色

  • オレンジ
  • レッド
  • クリーム
  • ホワイト
  • ブラック
  • オレンジセーブル

1:オレンジ

オレンジ系のポメラニアンは日本においては最もポピュラーな毛色で、雑誌やテレビなどでよく見かける定番色です。

この色はポメラニアンの毛質を最も綺麗に見せてくれる色とされています。なので、ドッグショーなどではオレンジ系のポメラニアンが多く活躍しています。

2:レッド

オレンジよりも赤みの強い鮮やかな茶色の毛色です。チョコレートと並ぶほどなかなかお目にかかれない珍しい毛色です。

中には黒色が混じったレッド・セーブルという毛色のポメラニアンもいます。実は愛犬家であるヴィクトリア女王の一番のお気に入りのポメラニアンもこのレッドの毛色をしたポメラニアンだと言われています。
次のページ:ポメラニアンの歴史

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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