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スタンダード・プードルってどんな犬種?特徴や性格・販売価格は?

更新日:2024年10月22日

国内で、のある犬種の常連でもあるのがプードルです。サイズのバリエーションも多く、小さいトイ・プードルはよく見かけますが、オリジナルはスタンダード・プードルです。その大きさも魅力の一つですが、今回はスタンプーの性格や特徴などを紹介していきます。

スタンダード・プードルってどんな犬種?特徴や性格・販売価格は?

スタンダード・プードルとは?

すらりと伸びた長い脚で、優雅なたたずまいが魅力的なスタンダード・プードルです。大型犬ではありますが、他の大きい犬種の犬より、あまり怖さを感じない人も多いでしょう。

原産国はフランスですが、似た形質を持つ犬は、東西ヨーロッパ全土に存在していたと考えられています。

現在のような姿に落ち着いたのは、16世紀ごろといわれています。人間の生活や仕事を手伝う「使役犬」として、労働やカモなどの水鳥の狩のパートナーとして、主に水辺で活動してきました。

スタンダード・プードルの歴史

スタンダード・プードルは17世紀に入ると、高い身体能力だけではなく、見た目の愛らしさにも注目が集ます。

サーカスなどの興行で芸を披露したり、一部の高貴な人のあいだでペットとして飼われるなど、幅広い活躍を見せるようになります。

時代が進むにつれて、一般でも犬を飼うことも多くなり、扱いやすさの求めに応じて、小型化の改良が進められていきました。

現在、国際基準で認められているプードルの大きさは、スタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイの4種類です。

スタンダード・プードルの習性・生態

スタンダード・プードルは水辺での狩猟の相棒ということから、とても泳ぎが得意です。

レトリーバー(回収)犬種としては、ラブラドールやゴールデンなどのレトリーバー種が有名ですが、実はスタンダード・プードルもその一種です。

飼い主には従順で、しつけや訓練がとてもしやすい犬種だともいえます。「プードル」というのはドイツ語で「水音を立てる」などの意味があり、その習性を表した名前と言えるでしょう。

スタンダード・プードルの身体的特徴

プードルといえばスタンダードだけでなくその他のサイズでも、スラっとした脚にくるくるの被毛を思い浮かべる人が多いでしょう。

数ある犬種の中でも、特にユニークな外見であるともいえます。ひと昔前であれば、スタンダード・プードルはその独特のトリミングが定番でしたが、現在ではさまざまなカットを楽しむ飼い主も増えてきました。

スタンダード・プードルの身体的特徴

  • 体長と体高が同じ
  • 独特な被毛

体長と体高が一緒

犬のサイズの目安である体長と体高はそれぞれ、肩端から坐骨までと地面から背骨までの長さをいいます。

スタンダード・プードルの身体的特徴の一つに、体長と体高がほぼ同じ長さの正方形をしていることです。ドッグショーなどでも、この規定を満たす必要があります。

そのためほかの犬種よりも、四肢が長くて大変背が高くスラリとしたエレガントな体型と言えるでしょう。

独特な被毛

プードルといえばサイズにかかわらず、その独特な被毛がまず特徴にあげられます。くるくるの巻き毛は大きな体でも愛らしく見えることでしょう。

また、四肢の一部を刈り込んだ、スタンダード・プードル特有のカット方法も特徴的です。このスタイルは、水辺の猟犬として冷たい水の中に入るため、内臓を守る目的で胴体部分は毛を残し、泳ぐのに邪魔な四肢の毛を刈ったもので、実用のためでした。

スタンダード・プードルって賢いの?

スタンダード・プードルは猟犬として人間とともに、カモなどの狩を担ってきた犬種です。体力もあり、訓練にもよく従い飼い主の指示にも忠実です。

獲物を横取りして食べてしまっては、猟犬として役に立ちません。犬の本能を訓練によって抑え込むことができます。その賢い性質が買われて、使役犬に多く重用されてきた歴史があります。
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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