トイプードルのお散歩基本ルール！散歩の方法や困った時の対処法

他人と触れ合う時には、十分にしつけをしていない段階ではトイプードルを安易に他の人に触らせないということも大切です。

散歩時に「可愛い」と大きい声を上げて急に手を伸ばしトイプードルを触ろうとする通行人がよくいますが、人なれしておらず十分にしつけのされていないトイプードルは「攻撃される」と誤解して、自分の身を守るために相手に吠えたり噛んだりしてしまうこともあります。

トイプードルを触らせる際には、万が一のことに備えて念のためリードを短くもっておきましょう。

トイプードルに満足してもらえるお散歩とは、どのようなものなのでしょうか？ここからは、トイプードルの基本的なお散歩方法についてご紹介していきます。

「トイプードルは小型犬だから散歩はそんなに必要ない」と思っている方もいますが、これは間違いです。

体調面や天候に問題がない限り、トイプードルは基本的に毎日お散歩に連れて行くべきであり、回数に関して言えば少なくとも一日一回、できれば朝と夕方の一日二回が理想的です。

仕事や生活の事情で朝と夕方に連れていけない時は、お昼と夜などの時間帯であっても問題ありません。

ストレス発散と健康維持のために、毎日お散歩に連れて行ってあげましょう。

「トイプードルというと小型犬なので、ゴールデンレトリバーのような大型犬と違ってそんなに運動量は必要ないのでは？」と考えている方もおられることでしょう。

では、実際はどうなのでしょうか？年齢や個体差にもよりますが、トイプードルに必要な散歩の距離としては、1～2kmほどが一般的です。

ただ、シニア犬などの場合には足腰や筋力が弱って来るので、きつそうならば距離を少なくすることも必要でしょう。

反対に、お散歩に十分に満足しておらず運動不足のように思えるのならば、より距離を増やしてみる必要があります。

では、トイプードルのお散歩方法として、必要な運動量・散歩量はどれくらいなのでしょうか？

毎日2回お散歩に連れて行くとして、1回のお散歩につき大体20～30分ほどの運動量がトイプードルには必要であると言われています。

ただ、時間よりも質を重視してお散歩をさせてあげることを重視すべきでしょう。

犬が草花の匂いを嗅ぎたがった時には嗅がせてあげたり、時にはアイコンタクトをとって声をかけながらお散歩をすることで、同じ時間であってもよりお散歩を楽しくしてあげることができます。

トイプードルは元々狩猟犬として飼われていたので、運動が大好きで活発な性格をしています。ですが、なかには散歩嫌いのトイプードルもいることでしょう。

ここからはトイプードルがお散歩を嫌がる時にしたい対処法についてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。

トイプードルがお散歩を嫌がる時の対処法としてまず実践してもらいたいのが、首輪やハーネスを変えてみるということです。

特に首輪を使用している場合は散歩時にリードで首を絞めつけられる苦しさや痛みを感じており、それが原因で散歩を嫌がっている可能性があります。

犬の体に負担をかけないように、柔らかくて締め付け感が少なく、なおかつ安全性が確保されたハーネスを使用してみてはいかがでしょうか。