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犬のお手とおかわりは左右どっち?お手とおかわりのしつけ方法

更新日:2024年04月09日

犬がお手やおかわりをする姿はとても可愛いですよね。でもお手とおかわりはただ可愛いだけでなく肉球を拭く時など普段のお手入れを楽にさせる大切なしつけの1つなんです。初めての方でも簡単にできるお手とおかわりの教え方や注意点、失敗した時の対処法についてまとめています。

犬のお手とおかわりは左右どっち?お手とおかわりのしつけ方法

犬にお手とおかわりを教えるべき?

犬のしつけと言えば、「おすわり」や「ふせ」、「待て」、そして「お手」と「おかわり」が一般的です。

しかし、「おすわり」や「ふせ」、「待て」はドッグカフェなどで大人しくさせたいときや、散歩のトイレ処理の際などには覚えていると便利なしつけですが、「お手とおかわりって必要なの?」と疑問に思ったことはありませんか。

結論から言うと、お手とおかわりは教えるべきしつけの1つです。

なぜなら、お散歩終わりに汚れた肉球を拭くときに、お手とおかわりができれば、お手入れがスムーズにできるからです。

犬のお手とおかわりは右か左か?

お手は犬の右手、おかわりは犬の左手を飼い主の手の上に乗せます。

飼い主側から見ると左右対称になるため「どっちの手!?」と混乱するかもしれませんが、肝心の飼い主が覚えていないと、犬はさらに混乱するので必ず統一させるようにします。

とはいえ、最初は右と左の違いを厳しく教える必要はありません。まずはトレーニングを楽しいと思わせることから始めましょう。

楽しみの中から、自然に左手と右手の出し方を覚えて行けるよう、ゆっくりと教えてあげて下さい。

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法

ここでは、お手とおかわりの教え方についての4つのステップをご紹介します。1から順番に試すことで、お手とおかわりの成功率を高めることができます。

教え方を1つずつ確認しながら、愛犬とのトレーニングに役立ててみてください。いきなり「お手!」「おかわり!」と言っても、犬は何をどうしたら良いかわかりません。

1つずつ順を追ってトレーニングするようにしましょう。

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法

  1. お座りをさせる
  2. おやつを使う
  3. 前足を下してあげる
  4. できたら褒める

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法1:お座りをさせる

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法1つ目は、「お座りをさせる」です。

立ったままお手とおかわりができる犬もいますが、4本足で歩く犬にとって、前足だけ上げるのは少し苦しい態勢となります。

前足を浮かせやすくするために、まずはお座りをさせて後ろ重心にしてあげましょう。後ろ重心になることで、犬も前足を上げてお手とおかわりがしやすくなります。

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法2:おやつを使う

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法2つ目は、「おやつを使う」です。

犬が大好きなおやつを手に握り、犬の前に出します。そうすると、犬はおやつが欲しいので鼻でつついたり、手をちょこんと乗せてきたりするでしょう。

飼い主の拳の上に犬の手が乗ったタイミングで手のひらを広げ、おやつをあげるようにします。

これを繰り返すことで「飼い主の手に手を乗せるとおやつがもらえる」と犬は学習し、お手の成功に繋がります。

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法3:前足を下してあげる

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法3つ目は、「前足を下ろしてあげる」です。

犬が飼い主の手に前足を置くようになったら、前足を優しく握りながら「お手」と言い、前足を下ろしてあげましょう。

この動作を繰り返すことで、犬は「お手=前足を飼い主の手に乗せる合図」だと認識するようになり、おやつで誘導しなくても、掛け声だけでお手をするようになります。

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法4:できたら褒める

犬にお手とおかわりを教えるしつけ方法4つ目は、「できたら褒めてあげる」です。

これは、どのしつけをする際にも共通していますが、できたらきちんと褒めてあげましょう。トレーニングに成功した直後に褒めるのがポイントです。

成功してから数分経ってから褒めても、犬は何に対して褒めてもらえているのかわからないので、タイミングが重要です。

ご褒美として、おやつをあげたり、たくさん触ってあげたりしましょう。

お手とおかわりのしつけにおける注意点

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